120万円のBike 2015 年 7 月 9 日
先日の日曜日、Bike(自転車)の定期点検に行きました。購入して2か月近く、空気圧やギアのチェックをしてもらおうと。
点検に行く前にセントラルパークを一周。休日はともかく自転車が多い。それもほとんどが旅行客が借りて乗っている。勿論、スピードも遅い。それはいいとして、横一列に並んだり、しゃべりながらの運転。とても危ない。
セントラルパークの一周は10キロ程度と大したことはありませんが、結構のアップダウン。ギア変換のしっかりしたBikeでなければとてもつらい。米国でBikeと言えばスポーツです。基本的にママチャリはありません。時々、みかけますが・・。荷台に乗る二人乗りは違法。つまり、自転車を運転すると言うのは基本的にスポーツをしていると言うことで、このスポーツ、多くの人が楽しみます。つまりは公道でのルールはしっかり守るのが常識。いくら旅行者でも横並びの運転は危険です。
さてBike Shopで点検をしてもらっている間に店内を見渡すと何気なくつるしてある自転車がセールス中!あれ、見間違いかな!半額セール$7500(75万円)ワオ!その横に$12000(120万円)ワオ!安いものでも3000㌦(30万円)。まあずらりと並んでいます。これだけ豪華なロードバイクに乗れば、マジになって走るのも当たり前。日本とは違うBike文化を見た感じです。
New York Walker
情報管理 2015 年 7 月 7 日
Global Entryに続く情報管理の話です。当局が国家安全保持のために盗聴を許可されている。これが米国の国会で問題になったのはご承知だと思います。マンハッタンを歩くといたるところにsurveilunce camera(監視用カメラ)。テロや犯罪防止のためと考えれば仕方ないことですがやはり監視が強いとの印象は避けられません。
米国居住者はSS(ソーシャルセキュリティ)番号を与えられています。このSS#は色々な情報とリンクしています。と言うのは免許証を取得する際にSSを記入する、携帯電話を買うときにSSを記入する、銀行口座を開くときにSSを記入する、グリーンカード取得の際にもSS。つまりSS#でほとんどすべの情報がつながっている。
携帯電話を買った時の話です。販売店で携帯電話を購入したらその手続きとして最後に第3パーティ(?)から電話で確認がありました。あなたの知っているStreet名は次のどれですか?など本人しか知らないような質問です。また、購入した車は次のどれですか?などもありました。あとで考えるとSS#にリンクした情報だと察しました。
国が管理している情報をある機関が利用している。自由な国と言う印象とはまた別の管理国家と言う印象です。日本も背番号制を導入しようとしています。個人情報と言う割には米国のような情報管理が進んでいます。
New York Walker
Global Entryで入国 2015 年 7 月 7 日
先日、Global Entryと言うシステムではじめて米国に入国しました。これは前にも書きましたが、入国審査をスピーディーにするもので事前にWeb審査を受け、その後、指定された日時に移民官と面接を行い、合格すればGlobal Entryと言うパスがもらえるものです。このシステムは米国市民、永住者に限られています。
今年の2月に申請して受理されていたのですが今回が使用する初めてのチャンスでした。成田からJFKに到着すると独立記念日の連休前もあってかすごい混雑で入国のためのKIOSKにはすでに長い列。列はTourist、US CitizenそしてGlobal Entryの3列に分かれています。
Global Entryは列と言う列もなくあっという間に審査用のKIOSKにたどり着きます。KIOSKでグリーンカードをかざすと、旅行期間中の質問がでます。タッチパネルで質問事項が終えるとレシートが印刷、それをもって入国審査官に会うこともなく難なく、入国です。
でも次に関税に見たこともないような長い列、あーあ、結局、ここで時間がかかれば同じかあと思いました。一旦は列に並びましたが列の脇にGlobal Entryと書いた別の誰も並んでいない列を発見!あっという間に空港ロビーに出ることができました! これは本当に便利!入国に要する時間は本当に僅かです。
私はこのGlobal Entryを問題なく取れましたが、実は拒否される人が毎年、何万人といるのです。本当に犯罪歴がある人は仕方ありませんが、犯罪歴の間違いであったり、なんとテロリスト一覧の名前と似ていると言うことで拒否です。
拒否に対してアピールは出来るものの、一旦入力された情報は簡単には修正されないようです。このような情報間違いによる被害はいたるとこにあります。情報国家米国の別の側面です。
New York Walker
7月4日 独立記念日 2015 年 7 月 5 日
7月4日(土)。本日は独立記念日です。今年は土曜日が独立記念日となり、そのために金曜日が連邦休日となりました。学校はほんとうにうっかりで申し訳なかったのですが独立記念日が今年は土曜日にかぶったと言うことをすっかり無視して金曜日は開校してしまいました。スミマセン。
Davidを含め、誰も気づかずに3日の日は開校。3日の朝、ラッシュ時にもかかわらず、車の量が休日みたいに少ない!当たり前です、休日なんだから!慌てて調べて見ると3日は連邦休日の日!すぐにDavidに連絡を取るも、彼もここに来て気づいた様子。もう職員も通勤途中、生徒もActivityに参加するために通学途中。もう止めようがない。
結局、午後は休校となりました。全くの失態でした。20年近く、ニューヨークに住んでいますが独立記念日が土曜日になった記憶がありません?前倒しの金曜日が休日とは・・・ホントうっかりです。
独立記念日の本日は9時過ぎにMacy’sの花火大会があります。それにさきがげてホットドックの早食い大会。コニーアイランドで独立記念日に毎年開催される大会です。今年は3年連続優勝者が負ける。勝者は62本を平らげた若者です。独立記念日と言えばなぜかホットドックとBBQ。これも米国流ですか。
NewYork Walker
同性婚、合憲 2015 年 6 月 27 日
同性婚(男性同士、女性同士の結婚)が連邦最高裁で可決されました。
米国はこの同性婚の是非は州によって様々です。ニューヨークを始め36州とDCワシントン(ワシントンは州ではなく特別地区です。)は同性婚を認めています。オハイオ州を始めとする14州が同性婚を認めていません。今回の連邦最高裁の判決は同性婚が米国の憲法によって認められると言う判断です。各州ともこの連邦の判断に従わなければなりません。つまり、米国内どの州でも同性婚は認められると言うものです。
この判決後も賛否両論あるものですが、米国には100万組以上の同性カップルが存在している。実際、ニューヨークでは街中で多くの同性のカップルをみかけます、このような現状でこのカップルたちの不利益をどうするのかと言うのが議論の中心です。同性で所帯を持ちながら税制の免除等も受けられない、子供たちの養子縁組が難しいなどとと言う問題です。今回の判決によって同性のカップルの地位は大きく向上します。
ニューヨークの現状を見ている多くの人たちはこの判決におそらくWelcomeと思います。ただ、同性婚を認めた場合、子供たちはどう受け止めるか、同性も結婚相手の対象となる?宗教上の教えは?アダムとイブは?と言う現状解決とは違う倫理上の解釈の問題も無視はできないと思います。
この問題、少数派指示を狙う、オバマ政権、民主党にとっては追い風、大統領選にも少なからずのプラス影響があるでしょう。しかしこれで同性婚反対者が素直に同性婚を受け入れると葉思えません。偏見による同性婚者への暴力などこの判決で防げることはできないと思います。米国の抱える人種差別と同性愛者差別の問題は今回の判決で解決するわけではありません。
同性婚を認める国は米国だけではありません。本日で米国は20番目の同性婚認可国となりました。
NewYork Walker
入国はKIOSK 2015 年 6 月 23 日
米国に入国する際は必ず、入国審査があります。ニューヨークのJFK空港では入国審査がかなり自動化されています。到着するとKIOSKにパスポートやグリンカードを読み込ませ入国手続きを簡略化するものです。これは、当局が集めたDataと本人を照合して入国に問題ないか自動調査するものです。
問題なければ入国手続きはあっという間に終わり、入国審査官の質問もほとんどありません。大変便利のようなのですが、それでも入国審査に長蛇の列が出来る。もっと困ったことは、間違ったDataがDHS(Department of Homeland Security)に記録されている場合です。過去の犯罪記録が間違って入力されたり、テロリストリストと照合する場合、名前が似ていて入国審査が厳しくなったりとかするケースです。KIOSKでこの判定が出ると入国書類に×が付きます。そうすると問題ある入国審査グループに入り、長蛇の列に加え、審査が遅くなる。
そればかりか、別室取調べもあり得ます。たまったものではありません。これを回避する方法がGlobal Entryを手にすること。しかし、一旦、審査の厳しい組になったらGlobal Enteryを手にすることはとても難しい。便利なようでKIOSKシステムには長短があります。
New York Walker
BPSS嫌い 2015 年 6 月 12 日
授業を充実させるために新しいカリキュラムを作成中です。今、Elective Dayに行われているオプション講座を本格的な単独講座として開講するための準備です。まずは在校生にアンケートを取り、生徒のNEEDSをチェックします。どのような内容がいいか、時間帯はどれが都合がいいか、回数などです。
集計されたDataに基づき、カリキュラムが作られます。勿論、職員会議も通じて全教職の意見も反映されるのですが、実は新しいカリキュラムは学校単独では用意できません。BPSS(教育庁)の認可を必要とするのです。それと政府指定のAccredit認可団体ACCETの認可も必要です。
BPSSは最近、オンラインで新しいカリキュラムの申請が可能となりました。必要な形式に沿ってカリキュラムを自分で入力します。そのコースを受講する最低必要な学力や教材、時間数、等々を時間をかけて入力します。入力画面の最後に現れるのが申請Feeの支払い画面。100時間以上のカリキュラムには250㌦かかります。4本申請すれば1000㌦!
以前は無料であったものが去年から有料になりました。一方的に無料が1本250㌦の有料!以前カリキュラムの申請は2ヵ月から3ヶ月かかりました。オンラインで少しは早くなったか?いや、やはり長い時間がかかる。
250㌦の有料になった訳がさっぱりわからない・・役所は上から目線しかない。毎度の官僚主義ニューヨークです。
New York Walker
マディソン街封鎖 2015 年 6 月 1 日
昨日日曜日、ミッドタウンの移転前に学校があった付近で事故です。30階建てのビルにクレーン車がエアコンのパーツを挙げている最中にワイヤーが切れて大きなエアコンが落ちると言う信じられない事故です。
エアコンはビルの側面をかすりながら道路を激突。日曜日の午前中と言うこともあり幸い10人の軽傷で済みましたが、平日、ごった返すミッドタウン、とんでもない惨事になっていたかもしれません。事故の調査や残骸処理のため、本日はマディソン街31丁目から39丁目が封鎖です。
調査はDOB(Department of Building)が行います。どんな工事でもDOBの許可がないと出来ない規則でDOBは大きなPowerを持ちます。その書類の認可を取るのはものすごく時間がかかる。
実はこのクレーン車による事故、1回や2回ではありません。私の住んでいる近くでクレーンが住宅ビルを突き破ると言う事故や貿易センタービル跡地工事中にのクレーン車が落下すると言う事故もありました。
こんなに多くの事故があるのにDOBがものすごく時間をかけて許可するシステムは形骸化しているよに思えます。書類だけの仕事。実地検査が不足している。書類に時間をかける、役人の仕事を作っているだけの気がします。NYのこの官僚主義、百害あって一利なし。
NewYork Walker
Bike日和 2015 年 5 月 31 日
今日も快晴。気温は30℃近くまで上がります。気温が上がる前の午前中にHudson River Greenwayにバイク(自転車)で出かけました。東側からセントラルパークに入りセントラルパークの北側を半周して西側の90丁目に入るルートです。East Riverからマンハッタンを真横に横切るルートでバイク道に入ります。
セントラルパークは行事が多い。先週はHIVの寄付金Walkでほとんど全面封鎖。西側の140丁目からバイク道へ出ることになりました。140丁目とは怖いイメージがあります。でも仕方ない。東側の125丁目付近から始まるハーレム地区は白人の姿がなく、道も狭くなってちょっと怖い雰囲気です。西側も同じ雰囲気を想像していましたが、全く違う。道路も広く、明るく、白人も多い。なるほどクリントン元大統領のオフィスが西側のこの地区にあったわけだと実感しました。
普段、用のない場所なのでこのようなことでもない限り来ることはありません。マンハッタンは昔のイメージと違い、開発が進み、マンハッタン全体が高級地区になる勢いです。 今日のセントラルパークはマラソン大会でした。幸い、自転車道は狭くはなっていましたが閉鎖はありません。無事に目的地のBrooklyn橋下に着きました。この近くにNewYork English Academyはあります。本当にいい場所です。探索すると観光地以外に気にいる場所がきっとみつかります。
NewYork Walker
Manhattanhenge 2015 年 5 月 29 日
今日も気温は80℉(26℃)位まで上昇し、暑そうです。快晴ですが湿度が高く、こんな日はMuggyだと言います。気温が高い日が続くと思ったらいきなり10℃になったりとこの時期は寒暖の差が激しい。加えて何の木だったか、花粉がすごい。
花粉は日本では4月がピークですがニューヨークは5月。日本でも花粉アレルギーがでるのですが、私の場合、ニューヨークの花粉の方に激しく反応します。目はかゆいし、くしゃみはとまりません。ここではマスクをする習慣がない。下手にマスクをすると逮捕されたりもある。花粉症の予防ができません。
晴れると花粉も多くいやなのですが今日は年に数回しかないManhattahengeの日。この快晴を喜んでいる人も多いでしょう。
Manhattanは南北にAvenueが走り、東西にStreetが走る碁盤の目のように道路が配置されています。このいくつかのStreetに沿って太陽が沈む日が何度かあります。そのStreetから見る日の入りはManhattanのビルを影のように映し出し幻想的な光景を見せてくれます。このManhattanhenge、本日は14,23,42,57丁目で午後8時過ぎに見れます。
NewYork Walker