年末商戦 2014 年 11 月 3 日
リーマンショックから6年。米国は景気の回復途上にあると言われています。新車の数が増えたりと景気回復を身近に感じる材料はあるものの雇用率などを見るとまだまだ本格的回復には至っていません。
4日には中間逝去が実施され、上院議員の半分が改選となります。現オバマ政権の政策の是非を国民が審判する日です。エボラ熱対策やイスラム国対策に消極的との見方で劣勢と言われているオバマ政権、どこまで巻き返しがきくか。
好景気や戦勝国となった時の大統領は強い。今の政権にはそれがありません。強いリーダシップを求める米国民、共和党にとっては巻き返しの大チャンスです。景気回復の兆しがあるこの時、政権を握る党は長期の国民の支持を得ることになるでしょう。
年末商戦も今年は前倒しです。店舗でのセールに先駆け、ネットでのセールが始まりました。クリスマス前のこのシーズン、中間選挙、前倒しセールと活気を帯びています。
インフルエンザ接種 2014 年 10 月 31 日
今年もインフルエンザのシーズンがやってきました。私は毎年、インフルエンザのワクチン注射をしています。昔一度、インフルエンザにやられてとんでもない目にあってから予防の注射をするようになりました。
咳や熱は風邪の症状と同じなのですが、吐き気がたまりません。海外から来た人が米国のインフルエンザの症状に驚いて救急車を呼んだと聞いたことがあります。
インフルエンザにやられるとそれほど吐き気がひどい。米国にはこのFluの吐き気によく効く薬が市販されています。日本のクスリと比べてかなり強い。飲むと確かに症状は軽くなります。
しかし、この強い吐き気が米国のFluの典型的な症状と知らなければホント、何の病気かと思うかもしれません。今シーズンはエボラ熱の懸念もあって当局はインフルエンザの予防接種を勧めています。エボラとインフルの症状がそっくりなのでワクチンを打って症状が重くないようにすればエボラではないと分かると言う理屈です。
どちらにしても健康管理は大事なシーズンです。
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New York Walker
教室家具準備中 2014 年 10 月 29 日
新教室の家具の選定をしています。Officeや教室の家具に関わらず、米国で買う家具はAssemble(組み立て式)が多い。まあ、考えて見れば組み立てる前のものを運んだ方が運びやすいし、料金も安い。
日本にも進出したIkeaはニューヨークでも人気の組み立て家具専門店です。展示場に行くと組み立て済みの家具がぎっしり並んでいます。しかし、いざ組み立てるとなると結構大変です。また、部品が足らないことが多々あって、その度に取り換えに持っていく羽目になります。
個人的には組み立て家具は嫌いです。時間がかかるし、立派に作り上げる保証がない。ただ、この組み立て家具、別途で組み立てサービスもあります。
学校の備品を選んでいますがもし組み立て家具を購入するなら組み立てサービスを利用しないととても職員では作れません。Ikeaに限らず組み立て家具は圧倒的に多い。
デパートでテーブルを頼んだ時、配達人が家で組み立て始めたので驚いたことがあります。デパートでは組み立て式とは表示していませんでしたので。効率的なのでしょうがこんなところがとてもおおざっぱです。
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永住権3 2014 年 10 月 27 日
永住権は米国籍取得への途中経過。永住権を得れば勿論、就労ビザ等の必要はなくまた2年毎に切れる心配をする必要もありません。一旦取得した永住権は永久的なものです。
アメリカ国民になるのが前提ですので取得するとアメリカ人と同じく兵役の勧誘があります。私はその年はとうに過ぎているので心配はありませんが。また、米国人と同じ税金もかかります。
米国人との違いは選挙権がないことと何かあった時に軍隊が助けに来てくれないこと。数年前、北朝鮮に拉致された韓国系の米国籍者がいました。もちろん、米国民ですから米国は彼らを助け出しました。もし、永住権保有者であったらそれは無い話です。
永住権は米国国外に1年以上続けていると剥奪されます。米国国民になることが前提の仮免許みたいなものです。
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エボラ熱余波 2014 年 10 月 27 日
エボラ熱のパニックは続いています。ニューヨーク州では医者のSpencer氏が西アフリカでのエボラ熱援助から帰国後、感染が判明、急きょ隔離入院。発症する前に地下鉄に乗って観光地のHigh Lineを訪れ、更にボーリングまでやったことで市民をパニックに陥らせています。
また同じ西アフリカで看護活動をしていた看護婦のHivkox女史はニュージャージ州で隔離、軟禁の状態。エボラ熱の潜伏期間が21日間であることから狭いプラスチックのテントに軟禁されています。差別的で非人道的な取り扱いを受け、犯罪者扱いだとして、ニュージャージー州のChris知事を訴える構えです。
エボラ患者であるかどうか分からない彼女には同情が集まっています。
一方、医者であり、体調がすぐれなかったことを押してNY市内を動き回ったSpencer氏には非難が集中しています。Dr.Ebolaとまで言われ、防護服を着た記者がSpencer氏の部屋の中まで放映する始末。報道のあり方を考えてしまいます。
アメリカは個人の権利を主張する割にはプライバシーの保護は日本とは大きく違います。情報公開の方が優先します。
何かことに巻き込まれれば大きく顔も、名前も報道される。それがいいのかどうか。しかしこれも米国の文化です。
永住権2 2014 年 10 月 24 日
そもそも、永住権はどうやって取れるのか?市民権保有者との結婚による取得か会社がサポートする就労ビザ(H、L、Eビザなど)で米国で就労する必要があります。
就労ビザは米国人の雇用を奪わずに米国で働く価値がある人に与えるのが建前です。すなわち、米国で必要な人材には国民になれるチャンスがあると言うのが建前になっています。就労ビザは企業がサポートします。
企業は米国人でなく、ビザをサポートしてまでその人を雇うとするのですから当然、米国にとっては価値ある人材と言うことになります。抜け道はあるものの良く出来た合理的なシステムです。米国は米国に貢献できる人は国民として受け入れる、と言うスタンスです。
就労ビザは2年で切れます。2年毎にビザの申請を繰り返すわけですがその都度申請許可が出る保証はありません。また通常6年で更新はできなくなります。
就労ビザは6年で時間切れ。その時点で母国へ帰るか永住者への道を選ぶのか選択することになります。
移民を認める前提だから理論正しく出来ているシステムです。
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New York Walker
永住権1 2014 年 10 月 23 日
米国で生活するにはビザ、永住権、市民権のいずれかが必要です。市民権は米国の国籍を取得することで、その過程に米国永住者 Pernamance Residenceになる必要があります。永住権はいわば、市民権への経過途中です。
この永住権1は0年ごとに更新をします。私の永住権の更新がもうすぐです。永住権を取得して5年経ち、半分以上USAに滞在すると市民権が取得できます。海外からの移民者はほとんどこの市民権を取得します。
ほとんどの国が多国籍を認めていて母国の国籍を失うことなくアメリカの国籍を取得できます。ただ日本は違います。米国籍を取得した途端に日本国籍を失います。
2重国籍は日本では犯罪です。日本人でも2つのパスポートを持っている人は結構見かけます。つまり、入管にばれないように二つの国籍を持っている訳です。”犯罪”と言う感覚があまりないようですが、何かのきっかけでそれを思い知ることになります。そして日本国籍を消失し、また日本国籍を回復するのは大変です。
と言う事情で私は市民権はとりません。生まれた国の国籍を失うことは出来ません。それでもニューヨーカーです。
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New York Walker
Credit 2014 年 10 月 22 日
米国ではCreditと言う言葉を良く使います。日本語訳にしにくい言葉です。例えば良くある話、電話料金が電話会社のミスで多く請求が来る。支払った後で多く支払ったことに気が付く。当然、電話会社に払いすぎたことをクレームします。でも電話会社はお金での返金はしません。
例えば100㌦支払いすぎたとする。電話会社に正すとこの100㌦はCreditになり、次の請求の際に引くと言うことになります。
家賃の計算の間違いも多くあります。やはり支払いすぎた分はCreditです。New York English Academyの移転先の工事は基本的に大家持ち。ただBuilding Standardより安い工事費用で終わった場合、これもCreditになります。他の費用に置き換えることができる。現金のバックはありません。
変なシステムですが返金でないこの方法は意外と効率的な気がします。
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New York Walker
ようやくかDOE 2014 年 10 月 21 日
NYS DOE (Department of Education), 教育庁からWeb上でのアカウントを作るようにemailで指示が来ました。NYS教育庁はニューヨーク州の学校をすべて統括しています。公立の学校から当校のようなCareer SchoolそしてESL Schoolもです。先生の免許、学校のライセンス、カリキュラム、教室定員すべてNYS DOEの許可を必要とします。
前にも話したように、DOEの他にACCET、そしてSEVISと言う3つの団体の認可が下りて初めて学校の営業が可能となります。その認可に必要な書類は半端ではない。ただACCETもSEVISもオンライでPDFを送ればOK。DOEだけがコピーを2部取って書類をニューヨーク州の首都があるAlbunyまで遅れねばならないと言う不便さでした。
とうとうDOEもオンライン化です。さてこれで認可のプロセスが早まれば大したものですが。
まずはアカウントを作成して認可の下りている書類を学校側がアップロードしなければなりません。学校に負担をかけるところは役所仕事のままです。システムが変わっても中身は簡単にはかわりそうにありません。
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New York Walker
着工 2014 年 10 月 20 日
移転先の工事が始まりました。工事は大家側が受け持つことになっていますが、進行状況はよく確認しないと仕上がりが全く違うものになってしまうことも否定できません。そこがおおざっぱな国アメリカ。良くある話です。
基礎工事を受け持つ会社と内装を受け持つ会社がバラバラでそれぞれに個別にコンタクを取って仕上がりを管理する必要があります。この国での鉄則は任せないこと。任せてしまうと勝手に走ります。
工事費用は大家もちですが、あるラインをこえると超過費用を取られます。そこら辺、ここまではOKと言う明確なラインがありません。油断すると予告なしに工事費用が跳ね上がることもあります。ともかく何をするにしてもこちらから細かく内容を聞くことが大切です。
我が中心のアメリカ。工事は依頼者より工事請負人中心で進んでいきます。完成日の確固たる約束もない。約束してしまえば遅れた時に裁判沙汰になってしまう。まあそんなことを考えればお国柄仕方がないのか。