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ニューヨークで英語を学びながら観光名所巡り- 屋外編

2017年6月30日

ニューヨ-クの冬はとにかく長くて厳しいんです。ずっと我慢をしてやっとお天気が味方になってくれたら、厚着をして毛糸の帽子や手袋をする事も、そしてブ-ツだってもう履く必要なし。個人的には、アパートの暖房を切って思い切り窓を開けたら、正式に春到来!って思います。毎日最高の晴天に恵まれなくても、春の匂いや初夏の兆しは、気持ちの切り替えには最高です。気が付けば、長い冬の間には出来なかったこと、例えば遠回りをして家に帰ったり、太陽の下でランチを食べたり、友達とディナーを共にしているんですね。

初めてのニューヨ-クで英語を勉強するのなら、そして大都市Big Appleでの刺激的な経験をするには、春は一年で最も良いシ-ズンと言えるでしょう。レストランでは歩道沿いでオ-プンダイニングが出来るし、お店やヘアサロンは新鮮な風が入るようにドアを開け放し、そしてこの時期に露天商が最も多いのもニューヨ-クの特徴でもあります。

心地良い天候のお陰で、人々は気分が良くなり部屋から外に出て来るので、交流も増えてより長い時間を屋外で過ごすことになるんですね。

私自身マンハッタンに長い事住んでいますが、野外で新鮮な空気を味わえるこの時期には気分も上々、やはり最も社交的になるようです。ですから、友達やいろいろな場所で出会う人々と英語を練習するには、最適な時期という訳です。

9/11メモリアルミュージアム (9/11 Memorial)

2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件は、世界的な悲劇だったことを憶えていらっしゃるでしょう。

一日お休みができたら、Lower Manhattanにある9/11メモリアルミュージアムを訪れてみてはいかがでしょうか。

この公式追悼施設では、当時のその瞬間が思い出されるようで、がく然としてしまうかもしれません。ここにはテロの詳細を記した記録をはじめ、多数の犠牲者の名前や未来に託する希望まで、様々な資料で埋め尽くされています。ここを訪れると、あなた自身、厳粛そして平穏な気持ちになるでしょう。一方で、テロ事件の詳細を読むことは、英語の長文の練習には最適でもあるんです。

ミュージアムのパンフレットを手に取り、しっかりと読んでみましょう。質問があれば、博物館のガイドに聞くこともお忘れなく。もちろん英語で。

memorial tower

クロイスターズ美術館(The Cloisters )

ご存知の様に、ニューヨ-クのメトロポリタン美術館 The METは世界的にとても有名ですね。

The METの分館の一つ、クロイスタ-ズ美術館は、中世ヨ-ロッパの美術品を多数収蔵しており、Upper Manhattan北部の絶景が望める最高のロケ-ションにあります。

春の美しい日差しを浴びながら散歩をすれば、贅沢な西洋の歴史のコレクションが堪能できるでしょう。こちらでは、ぜひ中庭の見学をしてみてください。歴史園芸学の専門家達によって、中世ヨ-ロッパの庭園様式をもとに中庭となっている回廊と建造物が忠実に再現されており、建物全体が美術でもあるのです。

他の美術館同様、クロイスタ-美術館でも手に入るパンフレットの説明をしっかり読んで、英語のボキャブラリーの勉強をしてみてはいかがですか。そして、対岸の素晴らしい景色を楽しみながら、いろいろと質問もしてみてください。

ルーフガーデン (The Metropolitan Museum of Art、Cantor Roof )

日差しが暖かいこの時期、メトロポリタン美術館を訪れる予定がおありですか?それでは、館内のとっておきの場所をお教えしましょう。

毎年、4月中旬から11月上旬まで、セントラルパークを一望出来る屋上庭園、ルーフガーデンがオープンしています。

世界的に名高いMETのルーフガーデンでは、毎年世界の超一流アーティストの作品が展示されています。もしその場にいれば、アーティストの作品からインスピレーション=刺激を受けるだけでなく、作品の内容を英語で勉強出来てしまうなんて、正に一石二鳥!

つまり、ルーフガーデンでは新鮮な空気をエンジョイしながら英語の練習、プラス、世界中の高度な文化に触れられるということなんです。

この日はここでおしまい、ではありません。The Garden Café and Martini Barもどうかお忘れなく。セントラルパークを一望しながら、知識と教養も増えて一日の締めくくれるなんて、Perfectではありませんか!