パンデミック禍のニューヨーク:ニューノーマル(新常識)において前に進むには 2020年9月25日
2020年の始め、世の中が今の様な状態になるとは誰も想像さえしていませんでした。この数か月間、ソーシャルディスタンスを守り外出時は常にマスクを着用して、普段のアクティビティーを諦め、新しいライフスタイルに順応するべく努力をして来ました。自宅で全ての仕事をこなしている私はある意味贅沢かもしれません。自分自身少々信じられないのですが、通勤中にその日のスケジュールやルーティーンを考えたり、日々の仕事の目的を掲げていた通勤そのものをとても懐かしく感じているのですから。
コロナ禍ではアパート内で過ごす事が増えた為、週末の友人達との集まりや近所付き合い、公園に行ったりと大都会でのアドベンチャーも出来なくなりました。が、幸運なことに、もちろん制限付きではありますが、ニューヨークは皆の努力もあり自宅退避とソーシャルディスタンスの規制を守った結果、大きな成功をもたらしまた交流が出来るようになりました。個人的にはこんなに嬉しい事はありません!
では、この先私達の未来はどうなっていくのでしょうか。現状況は変化しやすい為、来月どころか、来週がどうなっているかも分からないので簡単には答えられません。不安にもなりますが、前進するために次のステップを考えてみましょう。
最近、マスクをしながらですが、ニュースを始め友人との集まりでの会話やソシアルネットワークで、ニューノーマル(新常識)についてこんな事が囁かれているのをご存じでしょうか。いくつかご説明しましょう。
1. Find Connections: in anyway that we can とにかく繋がっていよう
私達は、コロナパンデミックが始まってから大変注意深く過ごす事を学びました。例えば、見ず知らずの他人との接触は避け、かつ拘わる際には出来るだけ予防をして来ました。このパンデミックはほぼ全人類が初めて経験していることであり、皆が連続的に悪戦苦闘しているのです。
この天地がひっくり返る様なコロナ禍で誕生日のお祝いをしてもらい、正直言って自分がこれ程友人に愛されているとは想像もしませんでした。辛い時でも最近のオンラインツールとテクノロジーを使えば、「あなたの事を気にかけています」と伝えられる時代ですから、友達が元気に過ごしているかぜひ連絡をしてみてください。そして、何か力になれるかどうか聞いてみましょう。
2. Be Open-Minded 心をオープンにしていよう
「心をオープンに」というのは、「楽観的に」という意味ではありません。未来の楽しみが見いだせないと言っているのではなく、行き先が不透明という事なのです。憶えていらっしゃるでしょうか、3月ニューヨークに緊急事態宣言が出されて以来様子を見ていましたが、年内はずっとこの状態だとは誰も考えてはいません。その日の感染者数が少ない日もあれば、その翌日は急増ということもあります。コロナ禍では最悪のシナリオを考えながら想定外に備え、明るくポジティブな気持ちで最高の時を待ちましょう。
3. Be Safe 安全に過ごそう
コロナ禍の状況では、皆が疲労困憊しているのは確かでしょう。私自身、時として心身共に打ちのめされ、これがただの悪い夢であって欲しいと思うのです。何よりも現実として大切な事は、常にマスクを着用しソーシャルディスタンスを守り、そして友人達とオンラインで繋がりながら、「いつもあなたのことを考えています」と伝えましょう!
緊急事態の解除後に英語学習を続けながら安全に過ごす方法 2020年9月4日
皆さんもご存じのように、この数か月コロナパンデミックにより世界中が混乱に陥っています。私達はこの先しばらく続くかもしれない、今までとは異なるライフスタイルに順応し実践してきました。世の中が「正常」と言われる状態に戻る兆しが見えない今、物事に集中しポジティブにモティベーションを保つ必要があると言えるでしょう。
人種と文化のるつぼであるニューヨークに住んでいるのに、教育機関や学習環境の再開が不明な為、グループの英語学習を始め実社会での練習や応用が出来ず疎外されているように感じて、少しイライラしている留学生がいるかもしれません。気持ちが焦るかもしれませんが、安全に過ごしながら英語の勉強に役立つ方法がたくさんある事を覚えておいてくださいね。
1. Haircuts and Personal Care 身の回りの手入れについて
女性にとって数か月以上サロン(美容院)に行かないのは、確かにお金の節約になるかもしれません。自分は自宅で仕事をしているので、毎日オフィスに通う人達と比べるとそれ程髪型を気にする必要は無いかもしれません。美容院は安全基準が厳しく、美容師はマスクを着用し迎える顧客数も制限し衛生面でも万全の準備で迎えています。ビジネスを再開したサロンの椅子に座り、美容師から髪のケアしてもらうのは気分も良くなるに違いありません。マスクを着けた状態ではちょっと話しづらいかもしれませんが、英語の練習は出来ますね。また美容院に行けると思うとワクワクしませんか。
2.Outdoor Dining 外食に関して
クールな大都市ニューヨークで、親しい友人達と近況報告をしながら美味しい食事を楽しむのが今一番したくてたまらない事の一つ。自宅での退避生活の約数か月は友達に会えませんでしたが、解除後はレストランも再開し再び集まりも増えました。最初は不思議な感覚もありましたが、友情を再確認出来たようで新鮮な気持ちになりました。
サロンと同様、レストランも衛生面にはとても慎重に対処しています。例えば、お店の店員は皆マスクを着けている事と、屋外に置かれているそれぞれのテーブルはソーシャルディスタンスのルールを守り、出来るだけの間隔をあけて置いています。出掛ける際にはその地域の店などが規則を厳守しているかどうか、友達と集まって確認しあいましょう。それから、長期間の避難生活の影響で英語力がさび付いていない様に、ちょっと難しいかもしれませんが英語だけで話してみましょう。
3. Other Outdoor Entertainment 屋外での娯楽について
コロナによるパンデミックは永遠に感じそうですが、今は夏真っ盛り。でも、楽しい夏は意外に短いもの、季節が変わり少しづつ気温が下がり始めると、アウトドアで楽しむ時間や友達との集まりも減っていきます。ですから、今を目一杯楽しむ為に、友人達と公園や博物館、動物園や植物園で太陽を浴びながら新鮮な空気を吸って、気分転換をされてはいかがでしょうか。もちろん、マスクを着けてソーシャルディスタンスを守り、抗菌ジェルを持参するのをお忘れなく。
夏の炎天下にマスクを着けるのは確かに心地良いものではありません。また、今の様な厳しい状況では、外国語を学ぶのは難しいことかもしれません。でもコロナ禍の今は、*CDC が定めているガイドラインに沿う方が賢明と言えるでしょう。以前の様な日常生活に戻れるよう明るく考え、皆一緒に努力して安全に過ごして行きましょう!
*Centers for Disease Control and Prevention: アメリカ疾病管理予防センター
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