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世界のどこに住んでいても、それが外国であっても、安全に暮らす方法があるのはご存知でしょう。場所や時間、その辺りにいる人など、危険はあなたのすぐ側に潜んでいるものです。大都会の中でも、ニューヨークは安全性に関しては評判が芳しくなくて、残念。でも、夜は一人では暗い場所に行かないなど、常識的に行動すれば、危険は回避できること。今回は、英語を学び始めて間もない、または英語力にはまだちょっと自信がない人達のために、ビッグアップルを安全に楽しむ方法を分かりやすくご説明しましょう。

ニューヨーク 治安

  1. Always have a full cell phone battery ケータイはいつもしっかり充電しておこう

テクノロジーの進歩のおかげで、私達の生活は便利で充実しています。ですから、出かける際にはしっかり充電して万が一に備えておきましょう。何が起こるかもしれないし、アプリが必要な時が意外と多いかも。そして、遠出しなくても、直ちに充電出来る場所が見つからない可能性も頭に入れて、さっと使える充電パックは必ず持参しましょう。これは、Must-Haves- いまどき誰もが持つべき物の一つですから、おススメです。それからもう一つ、英語のヘルプにもなるアプリをインストールして、緊急時にはさっと使えるようにしておきましょう。

  1. Be wary of the subway 地下鉄には気をつけよう

ビッグアップルに移り住んだ時、私が受けたベストアドバイスの一つは、「夜の11時過ぎには地下鉄に乗らないこと」。いつも何か恐ろしいことが起きるとは限らないのですが、まずこの時間帯は乗客が減るので、スリやら強盗、ちょっと変わった人が乗っていることも多くなる訳です。まあ、大都会にはちょっとエキセントリックな人が多いのも事実ですから。どうしてもこの時間に出かけるのなら、タクシーを交通手段にして、お金が掛かるのはある程度仕方ないと自分に言い聞かせています。

英語に不慣れなら、やはり地下鉄ではあまり人とは話をしない方が賢明と言えそうです。

  1. Lose the headphones  イヤーフォンは外しておこう

ラッシュアワー時の通勤途中にイヤフォンを着けておくのは、周りの騒音から逃れるにはよい方法ですよね。でも、夜の11時過ぎに行動する際は、よく聞こえるようにイヤーフォンは外しておきましょう。夜間は街中の様子が変わると既に説明しました。当然ながら、昼間と違って夜はよく見えなくなるので、近づいてくる足音や人の会話、そして車のライトまで、自分の聴覚を頼るようにして耳を澄ましてよく聞こうとします。そう、「何かあってから後悔するより安全対策」が大切です!そして、何度もお話していますが、英語に不慣れなら、何か不安な場合に短縮ダイアルで直ちに誰かと連絡が取れるようにしておけば、より安心です。 

4.Stay with the lights 明るい場所を選んで歩こう 

私は体格が小柄なので、何かあった際の不安感は他の人達よりもかなり高いほうかもしれません。ですから、少しでもそんな不安を払拭するために、街中ではなるべく明るい場所を選んで行動するようにしています。例えば、夜間でも明るいタイムズスクエアを一人で歩いているとしましょう。周りに人が多い上に明るく、そしてさっとタクシーが拾えて乗れるのなら気持ちが違うでしょう。また、「何か悪巧みをしている人間は、人の不安な気持ちを察する」、こんなことを聞いたことはありませんか?ですから、普段から自分で安全対策をしっかりしておきましょう。

ニューヨークに関して、皆さんを脅かすつもりはありません。ご存知のように、ビッグアップルは世界有数の人種と文化のるつぼ。ちょっと英語が理解できない時や、何かあったときにさっと手を貸してくれるのもニューヨークの素晴らしいところなのです。大都会だからといって怖がらないで。常識的に行動すれば、最高に楽しく過ごせるに違いないのですから。 


ニューヨークは、アメリカ国内でホームレスが最も多い地域の一つ。小規模なお店や家族で経営している小売店は、大型店とのビジネスの競争には適わず、日々の生活に追われているのが現実です。また、歌手や舞台俳優、ダンサーと才能があっても夢を叶えられる人はほんの一握り。冬のニューヨークは厳しい寒さのため、電気代がはね値上がり、さらに交通手段までが個人の生活を辛くさせてしまいます。もしあなたに、お金ではなく時間に少し余裕があるのでしたら、困難に直面している人達に手を差し伸べてみませんか?市内には、様々な非営利のボランティア団体があるのをご存知ですか?参加することによって、人と係わり合いを通して会話の練習をしたり、社会について様々な勉強が出来る良い機会となるでしょう。

ボランティア

  1. DEED app アプリを使ってみよう

あまり馴染みがないかもしれませんが、ボランティアに参加するためのアプリをインストールしてみましょう。自分の住んでいるエリア、ジップコード(郵便番号のような5桁の番号)を入れてサーチしてみると、地域の慈善団体などを探すことが出来ます。ボランティアの内容と詳細、日時など、興味のあるボランティアに参加すればよいのです。最初はちょっと躊躇するかもしれませんが、一度参加すればもう大丈夫。また参加したいと思うに違いありません。何度もお話しているように、ボランティアグループの人達と関わる事によって、社会活動に関する話を通してとても良い英語の勉強が出来るに違いありません。

  1. NYC Service   ニューヨーク市の行政サービスに参加してみよう

行政サービスには様々なボランティアがあるのをご存知ですか?こちらも、ネットでボランティアの情報収集がいろいろ出来ることです。環境保護の意味から、公園に木を植えたり、教育の分野では子供達に本を読んであげたり、また読み書きや算数まで教える機会があるんです。これはとても良い英語の練習になると思いませんか?教えることは学ぶこと、自分の得意な分野を生かして、ボランティア活動にぜひ参加してみてください!

  1. Ellen`s Stardust Diner, Times Squire エレンのスターダスト食堂、タイムズスクエアにて 

ちょっとユニークな場所についてお話しましょう。実は、ブロードウェイの劇場に程近いこのダイナーは、私がビッグアップルに移った頃からのお気に入り。ここには、ブロードウェイでのデビューを夢見ている俳優の卵たちが、マイクを片手に歌い出したり踊ったりと、食事をしながらのエンターテインメントが楽しめる場所なのです。英語の歌詞って意外に簡単で、一緒に歌を口ずさめば楽しく練習が出来るというワケ。ウエイターたちがパフォーマンスをしている間、お店のマネージャーがバケツをお客さん達に手渡しますが、それは、彼らのチップやちょっとした寄付を入れる為で、ダンスなどのレッスン代になる物です。こんなダイナーに食事に行って、俳優の卵たちによるエンターテインメントを楽しんで、そしてちょっとした(ボランティア行動にもなる寄付をしてみてはいかがでしょうか。 

4.Donate to Thrift Shops リサイクルショップに寄付をしてみよう 

ニューヨークには、寄付を受けつける団体や場所があるのをご存知ですか? 慈善団体としても知られているサルベーション・アーミーや、グッドウィルといったリサイクルショップには、古着をはじめ家具や日用品と、店の中には様々な物で溢れています。最初にお話したように、ニューヨークの大都会には、日々の生活にも困窮している人々がたくさんいます。助けを必要としている人達に手を差し伸べる方法の一つとして、私達に出来ること、それは意外に簡単なことだって知っていましたか?まず、自分が普段使っているクロゼットや戸棚を見てみてください。しばらく着ていない服や使っていない物があったら、ぜひ寄付しましょう!部屋の中を整理できるし、何よりも誰かの役に立つかもしれません。誰かに、そして何かに貢献出来ることに感謝すれば、とても素晴らしい気分になるのですから。


私は真冬でも屋内に引きこもるタイプではないことは、以前にお話しました。今年は特に東海岸の冬の気候が大変厳しいので、この時期にはわざわざ大雪の中を出かけず、家の中にいてビデオをレンタルしたりしてとにかく暖かく過ごしたい。でも、世界中で最高にクールな大都会、ビッグアップルに住んでいるのですから、それて勿体無いと思いませんか?今回は、家の中にいながら楽しく過ごせて、英語の練習にもなる方法をご紹介しましょう。 

厳冬のニューヨーク

  1. Netflix – OF COURSE! 映画やTVドラマをレンタルしてみよう

自動販売機のようなシステムのこのレンタル器は、借りるときも返却もかなり便利なシステム。CM無しに好きな映画やTVドラマの再放送も見られるので、個人的にはこれが無いとちょっと辛いかもしれません。昔大好きだったシリーズのドラマは、何時間も続けて見るくらい。そして、お気に入りの映画や面白いSitcom-ホームコメディーは、友達と家族に伝えたり情報交換して盛り上がっちゃいましょう!映画やドラマで聞く英語のフレーズやイディオム、スラングを聞き取って調べたり、実際に使って練習してみましょう。もちろん、よく分からない言い回しや使い方は、語学学校の先生やきちんとした英語を話す友人に聞いて確認してから、使ってみましょう。 

  1. Baking and Cooking お菓子を作ったり料理を作ってみよう

個人的には特に料理は得意ではないのですが、吹雪の中外食する気分にならない時にはどうしますか?ごく簡単な料理くらいは自分で作るけれど、いつも同じ味では退屈ですよね。真冬の間、特に一月はレシピを増やすにはぴったり、ネットのお料理サイトをリサーチしてみましょう。いつものレシピにちょっと工夫を加えれば、思いがけないほどのご馳走が出来たりします。或いは、せっかく新しい料理にチャレンジしたものの、味は今一つなんてこともあるかもしれません。見慣れないレシピ本を読んだり、国籍の違う友達やルームメートと一緒に食料品の買出しに行くも良し、英語に関連付けて練習してみてください。 

  1. Host a Game Night ゲーム三昧の夜を過ごそう 

ルームメートがいたり、近所に友達が住んでいるのなら、ゲームナイトパーティーをしてみませんか?個人的に大好きで、大学時代にはよくルームメートと楽しんだものです。友達それぞれが BYO-(BringYour Own) 好きな食べ物を持ち寄っていろいろなゲームが出来るので、気軽に誰もが楽しめるパーティーです。また、ゲームを楽しむ日に合う食べ物はゲームをしながらつまめるような物、例えば、野菜のフライのディップなどや、飲み物なら暖かいHot Chocolate-ココア、そして法的にお酒が買える年齢であればワインもぴったり。絵カードを使ったり、声を出さずにジェスチャーだけで何なのか(誰か)を当てたり、皆でヒントを出し合いながら答えるゲームなど、冬の間家の中で楽しめるゲームがたくさん。ゲームをしながら英単語の練習にもなるゲームナイト、超おススメです!