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New York English Academyブログ New York Taste <ニューヨーク テイスト>

2014 年 7 月 23 日

カテゴリー:ニューヨーク情報

アメリカのカルチャー

アメリカのカルチャー。気が短い人は気が長くなるかもしれません。

日本と比べて、「サービス」という点では劣るアメリカ。日本にいると「素晴らしいサービス」と感じつつも「やりすぎだなぁ」と思うこともしばしば。たとえば、美容院に行くと「かゆいところはありませんか」「お湯の熱さは大丈夫ですか」など本当に日本のサービスは行き届いています。アメリカでは適当な温度のお湯でザブザブ頭を洗うだけ。

地下鉄も時刻表があって、1分と違わずきちんと電車が来る、これが日本の常識。ニューヨークでは時刻表そのものがありません。
「各駅停車」と「急行」の区別はありますが、下手するとなぜか「各駅停車」の電車のほうが先についていたり。
いつ来るかわからない電車を延々と文句も言わずにみんな待ちます。これがニューヨークの当り前。

■ 郵便局では30分待ちが当たり前

営業開始時間に郵便局に行きました。郵便局は開始時間が来るまでは、カウンターはシャッターが下りています。シャッターの前で、すでに長い列ができていました。
ところが営業時間になってもシャッターは開かず、、、。ようやく開いたのは10分過ぎ。オープンになった窓口は4つのうちのたった1つ。長い列を見てもまったく動じません。
スタッフはおしゃべりをしながら、郵便物を受け取ります。

日本だったら、長い列を見たらすぐに窓口を開けてお客さんを待たせないようにサービスを開始するところですが、アメリカではそうはいきません。みんな、これが当たり前と思っているので文句も言わずに順番を待ちます。

■ ドアの修理はカンナで削る・・

先日、ドアの建付けが悪くてスムーズに開け閉めができなくなっていました。要するにちょっと斜めになっているため、ドアの上の部分が引っかかるのです。ハンディマンに直してもらうことにして、部屋に来てもらいました。
「ね、上が引っかかってるからスムーズに開け閉めができないのよ」といって見せたら「OK!」と言って一旦道具をとってくると言って出ていきました。
当然、ドアの建付けを直してくれるんだろうと思いきや!持ってきたのは「カンナ」と「梯子」。梯子に上って引っかかっているドアの部分を削って終り。

建付けから直すという発想はなく、引っかかっている部分を削ればよいというアメリカらしい合理的な対応で、思わず「うーむ」と唸ってしまいました。

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大雑把すぎるアメリカに対して細かい日本。
というイメージなのですが、実はこのアメリカ、大雑把そうに見えて一度ドツボにはまると重箱の隅をつつくように細かいのです。

例を挙げると、教育法。
学校のライセンスも「これくらいはいいでしょう」と思って適当にやっていると、ものすごいペナルティの額を払わないといけなくなったり、いきなりシャットダウンにされたり。出席簿も黒のボールペンでつけないといけない、とか、手書きでないといけない、とか。イスはクッションがないとダメだとか。
ライセンスが切れた講師を雇っているのを見つけると、ものすごい勢いのNoticeがやってきます。

カルチャーは大雑把、サービスもよくないのですが、教育や国の根本にかかわる部分は日本より厳しく、細かな部分まで行き届いています。

さすがアメリカです。

 

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