カテゴリー:ニューヨーク情報
海外で驚く常識・珍しいもの
以前、ブログでは、カルチャーショックについて、主にアメリカ国内のことについて触れましたが(気になる方はGO→https://jp.newyork-english.edu/blog/2876/)、今回は、他の国はどうだ?と記憶を蘇らせながら、異なる習慣に対応するためのヒントをシェアしていきますよ!まずは日本のある習慣について・・・。
ラーメンno JOUSHIKI!
世界には、ヌードル、スパゲッティと、日本の麺によく似たフードがありますが・・。同じような食べ物で食べ方が違う・・そんなときに感じる違和感が、日本に居ながらにして、日本人であるにも関わらず、生まれてからずっとできない習慣がありまして。賛否両論、好き嫌いの問題もあるので!どうぞご了承の上お読みいただきたいのですが・・それは、どんなことかというと、‘’麺をズルズルとすすること‘’・・です。(🙇)これ、自分はできません。空気と麺を一緒に吸えばいいらしいですが、そんなことがそもそもできないし、できても‘’ズっ‘’という音しか出せません。それで、日本の暮らしに慣れていないの人に、「ヌードルを食べるときは音を立てないとダメなんだよね?なんでできないの?」などと聞かれ、「ダメってことではないんだけど・・」と、言葉を濁し改めて、これは日本食を食す時に必要なことなのか、常識なのか訳が分からなくなってしまいました(笑)どうやら空気を一緒に吸うことで、うま味を増すとか?では、これができないとなると、十分に日本食を堪能できていないのか?と。日本人として恥ずべき事なのか?とはいえ、欧州でスパゲッティを食べるときにズルズルとやっている風景をみたことはないし。青春時代をそちらで過ごすと、ズルズル体験を身につけられないままに育ってしまった結末なのかと、改めてズルズルに挑戦するときがありますが、できない!!だからいまだにラーメンもそばも、スパゲッティも静かに食べております。ふつうのラーメン屋さんなんかに行くと、他のお客さんのものすごいズズズズズゴゴーという轟くような麵の音を耳にするのですが、もう聞いているのも恐縮してしまう始末です💦そんな勢いで!むりだ。このズルズル音は、一体他の国でも常識化しているのか?と、サーチ。麺をズルズルと音を立てて食べることが許容されている国は、日本が代表的な上、ほかには中国や韓国が続いて、麺をすすって食べることが一般的で特にマナー違反とは見なされないようですね。しかし一方で、他の多くの国では、食事中に音を立てることがマナー違反とされる場合が多いので、多数決でいうなれば、これはもうアジア人が気を付けた方がいいマナーかもしれません。mmmm・・
驚きの営業時間
日本に続いて、ヨーロッパを周遊中に驚いたことの一つで、困ってしまった他国の習慣があります。それはスペインのシエスタ・・・。ご存じの方も多いと思いますが、お店がお昼の時間にいきなり閉まっちゃうんですね!スペインの一般的なご家庭に滞在させてもらったときに、そのシエスタの時間に合わせて食事の内容も変わるのも、ちょっとついていけなかったことがありました。シエスタの時間帯(だいたい13時から17時頃まで)は多くのお店やレストランが閉まるため、食事をしたり買い物をしたりするのが難しくなることがあるのですから。観光地や博物館もこの時間に合わせて閉館することがあるため、計画を立てずに行くと見たい場所が閉まっている可能性もありますし。さらに、公共交通機関の運行本数が減ることがあり、移動が不便になることもあります。地元の人々は、当たり前のように、この時間帯は、のんびり自宅で過ごしているので、お邪魔しにくいしですね。飲食店もシエスタ後の夕方や夜に営業を再開するものの、昼食の時間帯がズレるため、食事のタイミングを調整する必要があります。シエスタの時間帯を利用してリラックスしたり、宿泊先で休憩したりするのも良い方法ではあるのですが、結構慣れないと、日本人にとっては困っちゃうことも多い習慣ではないかと思いますがどうですか?
あったらいいなという習慣
さて、慣れない海外の習慣は、困ったものばかりかというとそうではありません。他国には是非見習いたい習慣もありますよ。自分が思うその一つが、‘’オランダの自転車文化‘’です。オランダでは自転車が主要な交通手段で、都市部では自転車の方が車よりも便利なことが多いです。自転車道の整備が非常に進んでいて、専用の自転車レーンが多くの道路に設けられています。これにより、自転車での移動が安全かつスムーズに行えるため、観光客にとっても非常に便利。公共交通機関も発達しており、バスやトラム、電車が頻繁に運行されています。特に都市部では、公共交通機関を利用することで効率的に移動することができますし、オランダの交通システムは時間通りに運行されています。こういう整備は、環境にやさしい配慮がなされていて脱帽ものですよね!ニューヨークにもこういう習慣があるといいですね!ニューヨークで環境へ配慮されていることとと言えば、‘’ゴミ箱‘’。(じゃないかと、個人的に思う・・。)だって日本と比べて、ニューヨークでは街中にゴミ箱を多く見かけませんか?特にマンハッタンのような繁華街や観光地では、多くのゴミ箱が見られますよね。これらのゴミ箱は、一般的なゴミ用のものからリサイクル用のものまでさまざまな種類があります。数が十分でないと感じることはありつつも、日本に比べたら多いはずです。特に観光客が多いエリアでは、ゴミ箱はすぐにいっぱいになることがありますけどね。ないよりよいのでは。賛否両論あるとして、ニューヨーク市はゴミ箱の設置に努めており、街の清潔さを維持するための対策が取られているのではないかという印象で、これはあったら便利な習慣の一つでは?!ところで、ニューヨーク市のごみ箱のデザインは最近変更されました。2024年11月12日から、ニューヨーク市の1〜9ユニットの住宅は、55ガロン以下の蓋付きのごみ箱を使用する必要があります。この変更は、ごみの山を街から取り除き、公共のスペースを取り戻し、市民の生活の質を向上させることを目的としています。新しい公式の「NYC Bin」は、2024年7月に公開され、特定のサイズと仕様に基づいて設計されており、価格は約50ドルです。この新しいごみ箱は、機械的な収集トラックと互換性があり、労働災害のリスクを減らすことが目的。また、公衆用のごみ箱も新しいデザインに変更されています。新しいデザインは、より軽量で積み重ね可能、かつ運搬が容易なもので、コンクリートベース、金属製の蓋、取り外し可能なプラスチック製のバスケットで構成されています。このデザインにより、ネズミがごみにアクセスするのを防ぎ、衛生状態を改善することが期待されているそう。
チップを楽しむ方法
日本にはない習慣でなかなか慣れないと言えばチップ!これは厄介・・だけど慣れてしまえば楽しいものです。日本では、サービス料は料金に含まれているため、飲食店やサービス業でチップを払う習慣がありません。しかし、アメリカではチップが一般的で、サービスの一部と見なされています。チップを払わないと失礼にあたることもありますが、チェーン店などでは従業員がチップをもらうのを禁止しているところもあるので、どこでもチップを払わなければいけないというわけでもありません。カウンターにチップジャーが置かれている場合はそこに入れればOK。なのですが、そんな簡単に済むようなものでもなさそう・・それがチップです(笑)アメリカでの生活の中で、チップの習慣に関して困ったという経験をよく聞きます。まず最初に、チップの相場がわからないという問題・・・。レストランでの食事後、どのくらいのチップを渡すべきかわからず困惑する人が多いよう。実際、アメリカでは15%から20%が一般的とされていますが、それを知らずに少なめのチップを渡してしまうことも。地域によっても異なるチップの額もにびっくり。同じアメリカでもニューヨークやサンフランシスコでは高めのチップが期待される一方、他の地域ではそれほどでもない場合があります。この違いを理解するのに時間がかかるし、また、初めてアメリカに行った時、レストランで食事を終えた後に会計をしてチップを置くことを忘れてしまい、ウェイターに追いかけられたという人の話も聞いたことがあります。最近では、クレジットカードで支払いをする際、チップの金額を手入力するシステムに戸惑う人もいるようです。特にレストランのレシートには、合計金額の他に「Tip」の欄があり、そこに手書きで金額を記入することも日本ではないでしょうから、これは戸惑うことかと思います!そういえば、チップってサービスへの満足度に対して支払われるべきものだと認識していますが、サービスに不満があった場合はじゃあ、どうすればいいか?悩みませんか?アメリカでは、サービスが悪い場合でも最低限のチップは渡すべきとされているのです。(それでも納得がいくいかないは個人の問題となってしまう空気感・・。)そんなこんなで、チップというと、なんとなく気持ちが乗らなくなりながら、経験を通じて、アメリカのチップの習慣に少しずつ慣れていきましたが、初めての頃は本当に戸惑うことは多いかと思われます。
おわりに
麺のズルズルと同じように、海外ではなかなか慣れない習慣というのがつきものです。家屋に入る際の靴の着脱もそうですよね。最近では、アジア系の暮らしぶりが逆にウけていて、欧米でも自宅では靴を脱ぐ習慣を定着させて生活しているキレイ好きのかたもいらっしゃるよう。自宅での個人の好みは自由で許されますが、一歩外に出て社会の習慣に慣れていこうとするのも留学ならではの素晴らしい思い出と体験になるはず。きっとあなたならできる!NYEAでは、ニューヨークの生活に詳しい日本人が、万全の日本語サポートも行っておりますので、もし何か困ったことがあればお気軽におたずねください。
Enjoy NY!
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