カテゴリー:ニューヨーク情報
真夏のヒーター
つい先日、今年は冷夏じゃないか、、とブログをしたばかりなのですが、今日は30度を超える真夏日になりました。8時過ぎて散歩をすると日差しが痛いくらいに感じます。
ところで以前のブログでニューヨークは実はエコの都市だとご紹介しました。ニューヨークは市民全体でアメリカの人口2.7%を占めるにもかかわらず、国全体の温室効果ガス排出量の割合はわずか1%。温室効果ガスの排出量は全国平均一人24.5トンに対しニューヨーク市は一人あたり7.1トン。
ニューヨークが地下鉄やバスの公共機関を他州に比べて充実させていること、車での移動が絶対条件でないこと、また6/23に紹介したCitibikeなど、努力の甲斐があってニューヨーク市は世界を代表するメトロポリタンでありながら、立派なエコ都市に成長しています。
■ でもなかなか個人レベルまではエコが浸透してない様子・・
こんな暑い日は、どのビルディングもはガンガン、クーラーをきかせます。外は暑いのに中はヒンヤリ。最初は涼しいのですが、だんだん寒くなってきて鳥肌がたつ始末。
ビルには1階の受付やそれぞれの階の会社の受付がいますが、「ん?」とみるとなぜか受付の人たちはカウンターの下で、ヒーターつけている!
外は真夏の30度以上なのにビルの中で働くニューヨーカーは、足元にヒーターをつけているのです。「ヒーターつけてるの?」と聞くと、「寒いのよね」と。
「なんと非効率な・・」と思わず思ってしまいます。
というのも、空調はビル側が操作しており、ビルに入るテナントは自分たちで空調を操作できないのが原因なのです。30度を超える暑さになるとビル側は「これでもか!」というくらいクーラーをいれます。
そういえば、昔、入っていたオフィスも真夏は空調がガンガン。1日仕事を終えると夏なのに体がつめたーくなっていました。
しかも寒すぎて、マウスでクリックしたつもりがダブルクリックになったりして。
30度を超える日は必ずカーディガンを持って行ったものです。
■ ちょっと肩に羽織る脱ぎ着がしやすい洋服があると便利
さて、クラスを受講する留学生の皆さん。真夏の暑い日は、当然Tシャツなどのカジュアルで登校しますね。
夏風邪をひく原因になりますので、30度を超える日は面倒くさいけどちょっと簡単に肩にかけれるものを持って行ってたほうが無難です。
ビルディングがもう少し「エコ」を考えてくれたら、真夏にクーラーとヒーターをつけてさらに電力を使うこともないんですがね・・
「節電」という言葉はニューヨークにはないのかもしれません。
ニューヨーク留学:語学学校 PC TECH
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