実はアメリカの中でも安全なニューヨーク 2014 年 6 月 15 日
ニューヨークは、アメリカの州のうち外国人が生活を基盤にする割合が最も高い州で、移民のるつぼと言われています。さまざまな国からの移民で、New York Cityは世界的にたくさんの文化に交わることができる、世界でもめずらしい地域の一つです。
そんな問題が多そうなこのニューヨーク、実は全米の中でも銃に対してはもっとも厳しい規制があります。ニューヨーク市では、銃の携帯許可は一切なく、自己防衛のためでも違法となります。2013年1月18日に起きたサンディフック小学校乱射事件で、全米で初めて銃規制強化を実現させました。
ニューヨーカー自身の銃に対する反対運動も他州に比べて強いです。昨日土曜日にはBrooklyn橋をAnti-GunグループがマーチしてCity Hall Plazaに集まりました。June14 Anti-Gun Group Accross Brooklyn Bridge
ケンタッキー州に行ったとき、バーの前で「銃の持ち込み禁止」の貼り紙を見かけました。バーに入るときは銃の携帯を遠慮してください、という貼り紙です。このような貼り紙をニューヨークで見ることはありません。(ケンタッキー州は銃規制が緩い州の一つです)
南方の州では、高校生のロッカーには銃が入れられるようになっているようです。要するにすれ違う人たちは、バッグの中に護身用として銃を持ち歩いてる可能性が高いわけです。
ニューヨークはとにかく危ない街 と言われたのは15年ほど前のことです。当時のジュリアーニ市長からブルーンバーグ市長の間、ニューヨークは全米の中でも犯罪率が落ち、様変わりしました。地下鉄も危ないと言われた時期がありましたが、今はそんなこともありません。
普通の生活をしていれば、危険なことはない街です。
ただしどこに留学しても、「行ってはいけない場所」「やってはいけないことがあります。
それを守ることさえすれば、事件に巻き込まれることなく、実のある留学生活を送ることができると思います。
ここは住み慣れた日本ではありませんので、各自で責任を持った行動が求められます。
ニューヨーク留学:英語 語学学校PC TECH
New Yorkのスポーツバー: ワールドカップ中は気軽にどこでもはいれない? 2014 年 6 月 13 日
待ちに待ったサッカーのワールドカップが始まりました。開催国のブラジルがクロアチアとの対戦を皮切りに32カ国のチームが熱戦を繰り広げます。
日本では時差の関係で放映の時間帯がずれてしまうので、早起きしてテレビにかじりついたりしなければいけない試合もありますが、アメリカではちょうどよい時間に見れますのでラッキーです。
バスケットや野球、アメフトに比べると、あまりサッカーはポピュラーでないアメリカでも当然ニュースのひとつです。
日本のニュースのようにどことどこが対戦してどうだった、選手のインタビューや、ワールドカップに付随したニュースを流すわけですが、ニューヨークならでは!という記事をNew York Daily Newsで見つけました。(アメリカらしいな、と感じる反面、なにもそこまで調べなくても、といった気持ちです)
それは、New York Cityのスポーツバーです。どのスポーツバーがどこの国のチームをメインに応援しているか、といったMap.
記事はこちらです。New York Daily News Sports Soccer
何も考えずにどこでもスポーツバーに入ると対戦相手を応援するスポーツバーに入ってしまうことも。考えてもみませんでしたが、このワールドカップがあっている期間はスポーツバーに行くにしても、よく見てから入らないといけないようです。
<マンハッタンのスポーツバーも盛り上がってます>
ちなみに、残念ながら日本を応援するスポーツバーはありませんでした。
日本が対戦する国を応援するスポーツバーだけを避けて入ればよい、ということでしょうか。
日本代表の健闘を祈ります。
ニューヨーク留学:英語 語学学校 PC TECH
ん?? ”The” Bronx..? 2014 年 6 月 13 日
New York Cityは5つの区から成り立っています。Queens、Brooklyn, Manhattan , Staten Island, The Bronxです。
この”区”のことをBorough(ボロ)といいます。Queens, Bronx, Mahattanの三つの”区”をつなぐ橋を、以前は、Triboro Bridge(トライボロ ブリッジ)と呼んでいました。(トライ=3つ、ボロ=区)今はRJFと名前を変えていますが。
<3つの区をつなぐから トライ・ボロ橋>
先日、Subwayに乗っていてぼんやりNew York Cityの地図を見ていました。5つの区の名前を見ながら、あれ?と思いました。 Queens, Manhattan, Staten Island, Brooklyn,,,,,なぜBronxだけは”The”Bronx と定冠詞の”The”がついているのでしょう、、
なぜ The Brooklyn, The Queensではないのかな、と。どうでもよい疑問だったのですが、なんとなく気になって、スタッフに聞いてみました。でも、ここで生まれ育ったNew Yorkerたちもなぜなのか、よく知らず。
最後にたどり着いたのは、生き字引のようなPC TECHのSchool Director,フランク先生。
彼が言うには、どうやらこれは歴史的な背景からきているようです。昔「ヨハネス・ブロンク」というスウェーデンからの移民がこの地区の最初の入植者で、ブロンク一族といわれたことから、この地区は”The Bronx”となったとのことでした。
*英語で佐藤一族を The Satoといったりします。
歴史的経緯のため、Theをつけて標記するのが普通になってしまっている地区のひとつです。
New York CityはNew York Stateの中のひとつの市にすぎません。
New York Stateはアメリカの中でも、これまた広く、Stateの首都はNew York市ではなく、実はAlbany市といって
New York Cityから217キロほど離れたところにある静かな市です。
ここに、PC TECHを正式にライセンスしているNew York Education Departmentがあります。
このNew York StateやNew York Education Departmentのお話はまた次の機会に。
今回は、”The”Bronx、Bronxだけに定冠詞がつくなぞでした。
ニューヨーク留学; 英語 語学学校PC TECH
ニューヨークの季節 冬が長い・・が夏は短い 2014 年 6 月 12 日
ニューヨークは日本と同様、春・夏・秋・冬の四季がしっかりあります。
ニューヨークに梅雨はないと思っていましたが、最近6月ごろは結構、雨模様の天気が多いです。
一番よい季節は7-9月ごろ、9月も半ばテニスのUS OPENあたりは、少し肌寒くなり、感謝祭あたりから本格的な冬に入ります。
ニューヨークの冬)
1-2月はもっとも寒くてマイナス5-10度が普通、ひどいときはマイナス15度から20度になり、市長の「外に出るな」のAleartがテレビで流れます。そんなときは、生徒の体調も考えて学校も休校する場合もあります。
雪は冬の間に3回程度大きな積雪がありますが、普通は単に寒いだけ。マフラー・手袋・帽子の防寒具があれば大丈夫です。
ただビルの中は、ビル自体に暖房が入っているため、すこぶる暑いです。簡単に脱ぎ着ができる洋服を持ってくると便利です。
*ニューヨークの法律は、ビル側(大家)は暖房をつけることが法律上、義務づけられています。冷房は義務ではありません。
それだけニューヨークの冬は厳しいのです。
ニューヨークの冬は11月の感謝祭が終わったあたりから本格的にはじまり、翌年の4月まで続きます。
クリスマスやタイムズスクエアの年末年始のFire worksなどイベントも盛りだくさんで、冬も結構楽しくて、相変わらず飽きない場所ですが、 短期2-3ヶ月の留学を考えていらっしゃる方は6月から9月あたりを計画するとよいかもしれません。
ニューヨークの夏)
セントラルパーク、ブロードウェイ、タイムズスクエア、バッテリーパークとどこに行ってもニューヨークを満喫できます。
湿気が高い日もありますが、日本ほどではありません。夏にこられる留学生の皆さん、水着は持ってきてください。
学校のField TripでConey Islandに行きます。
ごちゃごちゃしたニューヨークのイメージから、一転してアメリカののんびりしたビーチを楽しめます。ここは遊園地もありますので、連れて行くと皆さん大喜びです。
ついでに、夏の”カリフォルニアネーブル”はぜひ試食する価値があります。アメリカのオレンジとオレンジジュースは◎です。
夏はビルに当然ですが冷房が入ります。アメリカは「省エネ」という単語はあってないようなもの。ちょっと肩にかけるパーカーなど
あるとよいです。
ニューヨークの春と秋)
駆け足で過ぎ去る春と秋です。しっかり四季はありますが、期間的には短いです。
秋はハロウィーンのカボチャが店頭に並んできたころ、夏は過ぎ去って朝晩は結構冷え込みます。
日本の紅葉とはまたちょっと違う紅葉が見られます。
5月ごろの夏になる前、実はニューヨークは花粉の時期です。「ニューヨークにも花粉があるんですか!」とびっくりされますが、
Pollenアレルギーでくしゃみや目のかゆみでStruggleしているニューヨーカーが多いです。
ちなみに日本の薬は効き目が薄いようですので、こちらのドラッグストアで薬を購入することをお勧めします。
ニューヨークの春は4月ではなく5月ですね。八重桜が咲いています。
1年間の留学を検討されている方は、ニューヨークの四季をしっかり楽しむことができます。
ニューヨーク留学;英語 語学学校 PC TECH
短期留学、学生ビザを申請するべきか? 2014 年 6 月 11 日
日本からの問い合わせでよく受ける質問です。
”夏休みを利用して1ヶ月のニューヨーク語学留学をしたいのですが、留学業者に話を聴きに行くと「学生ビザの申請が必要」といわれました。
ビザを申請しないといけないですか?”
正式な回答は YES です。学校に行くことが目的であれば、基本的には学生ビザ(Fビザ)を申請が必要です。
ただ日本はアメリカのVisa Waiver Programの適用国ですから、90日以内の滞在であればビザなし渡航(ESTAでの渡航)で
英語クラスのプログラムの受講ができます。
もし、最初からプログラムを延長する可能性があるかもしれない場合(90日以上滞在するかもしれない可能性がある)、
たとえ2-3週間の短期留学でも学生ビザを申請してから渡航されたほうがよいです。
なぜなら、ESTAでの渡航の場合は、必ず90日以内には帰国しないといけないからです。
ESTAで入国した場合、アメリカ国内での学生ビザへの切り替えはできません。
ロシアの生徒さんからの質問; アメリカ滞在を延長する場合は? 2014 年 6 月 10 日
今日、ロシアから4週間で7月より受講される生徒さんからこんな質問のメールが届きました。
”ビザがおりました。でもビザの期間はI-20と一緒で、仮にアメリカの滞在を延長したい場合、どうしたらいいですか”
ごもっともな質問です。この方の場合、I-20の期間(プログラム受講期間)とアメリカ大使館が発行したビザの期間はたまたま同じだったようですが、いつもI-20とビザの期間は同じではありません。
このロシアの生徒さんの場合は、プログラム終了前にコースを延長してI-20の期間を学校で延長してもらう、もしくは転校して新しい期間のI-20を転校先の学校から発行してもらえば、ビザの期間が切れていても合法滞在です。
たとえば、6月23日から12週間でPC TECHのプログラムを申し込んだとしましょう。終了日は12週間後ですから9月12日です。
I-20の書類にはFrom June 23rd 2014 to September 12th 2014と記載されています。
そのI-20をもって大使館にビザ申請に行きます。日本人はおおよそ(生徒さんに尋ねると)問題ない場合は5年ほどビザの期間がおりるようです。当然I-20とビザの期間は一致しません。
このケースの場合、I-20は9月12日まで有効です。
I-20が切れてしまったら、 60日間は合法滞在できます。(この60日間をGrace Periodといいます)
1.9月12日前にプログラムをPC TECHで延長してI-20を延長してもらうか、
もしくは
2.Grace period中に他校に転校して新しいI-20を発行してもらう
もし、アメリカ滞在を延長するなら、このどちらかのプロセスが必要です。9月12日から60日以上、なんのプロセスもせずに滞在していると違法滞在としてレコードされてしまいます。今日のロシアの生徒さんの質問の回答ですね。
要するに、留学生の皆さんが気をつけるのはビザの期間ではなく、I-20の期間。I-20さえ、有効であればビザは切れても合法滞在です。
(ただし、ビザが切れている状態で一旦アメリカを出国すると、再入国の際に有効なビザを求められますのでビザの更新が必要です)
---------------
I-20; 米国政府が認定した教育機関が発行する在学証明書。
ビザ; 学生ビザ。一般的な英語学校や大学への留学はF visa。ビザは入国審査を受けるときのいわゆる手形のようなもので、ビザがあるからといって必ず入国を保障されるものではありません。このお話はまた次回に・・・。
クイズ;Freeという単語 2014 年 6 月 9 日
散歩の途中でこんなSignを見かけました。
さて、みなさんこれはどういう意味だとおもいますか?
日本では“Free”(フリー)という単語は、「タダ」「無料」「自由」と考えがちです。
数人に聞いてみたところ「ペットが大丈夫なところ(自由だから)」と予想通りに答えがありました。
でも犬の絵に×があるので、「あれ?」と。
英語で“”Free“というのは、「タダ」「無料」というだけでなく「ゼロ」「・・・が(の)ない」という意味合いがあります。
ですから、これは「ペットはゼロ」 要するにペット禁止ゾーンということです。
Pet free apartmentということは、ペットを飼ってOKではなく、ペットは禁止のアパートのこと。
その他にも、アメリカではよくオーガニックのスーパーで見かける「Gluten Free Bread」はグルテンなしのパン、空港で見かける「Tax Free」は税金なし(ゼロ)。
“Free”という単語が日本では「自由」で独り歩きしているので、ちょっと頭をひねってしまいます。
Smoke Freeともし見かけたら、それは喫煙OKではなく、「タバコはダメ」ということです。
といってもニューヨークではタバコはどこでも吸えなくなりましたが。
愛煙家のみなさん、ご注意ください。
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