平和な日曜日 2017 年 4 月 10 日
ニューヨークも今日は春の訪れが感じるほど少し暖かいよい日曜日でした。
先週は天気が悪くて大雨かとおもったら、いきなり晴れたり、風が強かったり。
珍しい風景ではないですが、こんなViewも高層ビルが立ち並ぶニューヨークならでは、でしょうか。
3週間前はまだ雪が積もっていましたが、ようやくニューヨークにも春の訪れです。桜のつぼみもふっくらしてきて、今日の日曜日はたくさんの人が講演で散歩したり、本を読んでたり、トレーニングしていたりと、平和な風景でした。
なかにはこんなことをして遊んでいた人も。
3か月前トランプ氏が大統領になったとき、けっこうさわがれたものでしたが今はそんな風景もどこへやら。ちょうど2月は短期留学のコースが開講していたので「今アメリカに行っても大丈夫ですか」という質問もよくありました。
今は平和なニューヨークです。春の訪れが増すほど、花粉が始まりやしないかと結構ビクビクの私なのですが・・。
さて今日はCompletion Rateのお話です。
学校はプログラムそれぞれのCompletion Rateというものを算出します。要するに「そのプログラムをどれくらいの生徒がきちんと終了しているか」というレポートです。
ACCETは67%をベンチマークとしており、これより低い場合は、「プログラム自体に問題があるのではないか」と学校は説明を求められるか、もしくは何らかの修正を出さないといけません。
さてこんな計算の仕事はなぜか私。
ボタン一つでCompletion rateが計算されるようにしていたので3秒で終わったハズの仕事でした。
ところがここで「ちょっと待った!」とチャチをいれたのがデイビット君。
「Completion rateってなにがベース?」
「プログラムを終了した人の比率よ」
「でもプログラムを終了した生徒の中で出席率が悪いまま終了したり、成績が平均以下で終了した生徒がいるよね?こういう生徒はCompletion Rateのベースに入れたらいけないんじゃない?」
「・・・・いやー、なにもそこまで厳しく計算しなくても・・」と言いかけたんですが、ACCETのシモベになっているデイビット君は細かい数字にこだわるのです。
「今度の査察までにちゃんとしたレートがいるよ」とさらりと一言。
というわけで、今日の気持ちの良い日曜日の午前中はその計算式の修正で終わりました。
出席率もカバーし、成績もカバーした生徒のプログラム終了比率です。
(あーあ、オニギリもって遊びに行きたかったのに・・)
ちなみに当校の各プログラムのCompletion Rateはすべて95%以上でした。めでたし。
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留学の注意点 その43:留学にニューヨークを選ぶ理由 2016 年 12 月 4 日
「留学先にアメリカを選ぶ日本人が少なくなってきています」とある留学エージェントの方から連絡をいただきました。
「最近は安いフィリピン・セブ島やカナダが多いんですよ」と。アメリカは高いのでとりあえずセブ島で英語を学び、それからアメリカを再度検討する学生が多いのだとか。
アメリカ希望と言う方は、西のサンフランシスコ・ロスアンジェルスと東のニューヨークのどちらかでまず考えるといってありました。でもほとんどの方がニューヨークがどこにあるのか、よくわかってないんですよ、、、と。
アメリカへの留学数は、というより留学全般に陽が陰ってきたようです。以下は文科省の留学数データより。(ちょっと2-3年前のデータですが)
それでも当校に留学を検討していただいている方もいらっしゃいます。なぜニューヨークを留学の候補の一つに選ぶのか?
Webをみているとよく見かけるフレーズは
世界の中心地で英語を学べる!
(→ ウチもしっかりそう書いてますね・・。まあウソではないので・・)
ドラマなんかは、主人公が海外に行く場合はほとんどがニューヨーク。ロンドンだの、パリだのはあまりドラマのシーンにはでてきません。
ブロードウェーのミュージカル、ブランドが並ぶ世界の5番街、自由の女神、セントラルパーク、映画での撮影場所のひとつであり、本当に飽きない街です。
今日のブログは他のナマの理由を私なりに考えてみました。
■ 留学先にニューヨークを選んでよい理由
NO. 1 日本食が多い
これ、結構大きなポイントだと思うんです。留学先に来てなにも日本食食べなくても・・・と思うかもしれませんが、3週間もおにぎりが食べれず、ハンバーガーばかりで耐えれません。(特に私は)
たとえば田舎の州に留学に行ったとします。アメリカ満喫、広々としてて、日本人はいなくてアメリカ人ばかり、英語だけ、、最初は希望通りで良いかもしれません。
でも、日本食は簡単に手に入らない。
いくら肉料理がOKでも、なかなかきついものです。
NO.2 バスや電車で移動できる。車が必要ない
これも、実は大きなポイント。アメリカは広いんです。スーパーマーケットに行くのも歩いてではなく車で行って、1週間分とかを大量に買い込む。
車がないとどこへも行けないという留学先は多いんです。西海岸であってもそのような話を聞きます。実は親戚が西海岸のサクラメントにいますが、遊びに行くと住宅地でそれはひとつひとつの家が大きくて立派。でも車がないと町まで行けない。
ニューヨークはアメリカの中でも地下鉄とバスが網羅していて、どこにでも公共機関で行けます。
NO.3 世界各国から人が集まっていてアジア系の差別が少ない
これ、ビターです。アジア系ということでなく、いろいろな差別は残念ながらあります。だからアメリカは訴訟が多いんです。
もう15年前くらいになりますが、フィラデルフィアに住んでいらっしゃった日本人の方から問い合わせをもらいました。アメリカ人の女性と結婚してフィラデルフィアに行ったらしいですが、まわりはすべて白人。英語が流暢でもなく、アジア系のためにいろいろな嫌な思いをしたからニューヨークに来たい、と言われたことがあります。
結構ショックだったのでいまだにその話は覚えいてます。(お名前は忘れましたが)結局ニューヨークには来られませんでした。
ニューヨークは人種のるつぼの町ともよく言われます。アメリカ人ばかりでなく、色々な国の人と接することで色々なその国のカルチャーを学ぶこともできるでしょう。
No.4 実はニューヨークはセキュリティが安全
ニューヨークと聞くと心配される方もいらっしゃいます。それは当然、テロがあった街なんですから。
でもニューヨークはテロ以降、結構安全です。
ニューヨーク市の警察は全米一の規模を誇り、約4万の職員を抱え、日本の警視庁に匹敵するほどです。色々な大きなイベントがあるたびにテロの警戒が引き上げられたりしていますが事故なく無事にイベントを楽しめています。
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実際の生活から考えるとそんなところでしょうか。
留学先にニューヨーク以外の場所を選ばれる方も多いと思います。
留学業者に相談されている方は、実際の遭遇する生活面も少し考慮して(実際住み始めたらどうなるのかな、とか)留学先を決めるとよいかもしれません。
いかがでしょうか
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お金がなくなるクリスマス 2016 年 12 月 2 日
感謝祭が終わるといきなりクリスマスムードです。感謝祭が終わると同時にラジオからはクリスマスソング。
あちこちでクリスマスツリーが飾られ、Streetではモミの木が30-40ドルで売られます。
モミの木が束になってると、それはそれでプーーーンとモミの木の匂いが。
北風がふく中、モミの木の匂いがただようとクリスマスの時期だと感じてしまいます。
学校も感謝祭が終わると同時にクリスマスツリーの飾りつけをしました。
ニューヨークのクリスマスってどんな感じ?とよく日本で聞かれます。たしかにクリスマス前までは街にも音楽が流れ、サンタの恰好をした募金集めや、ショーウインドウもクリスマスデコレーションで飾られて結構楽しめます。
が、クリスマス当日はほとんど人がいない。みんな家族の元に帰っておごそかにクリスマスを過ごすんです。
だってアメリカでは宗教行事なんですから。
お店も締まって、結構、がらーーーんとしてさみしいものです。対して日本のクリスマスはハロウィンと同じような「お祭り的なもの」
ちょっとカルチャーにズレがあります。この時期アメリカにいる留学生は、日本とアメリカのクリスマスの違いを実感してもらいたいですね。
さてこのクリスマス、私はあまり好きではない理由が別にひとつ。
それは「クリスマスチップ」の時期だから!
住んでいるアパートのハンディマンやドアマンに「クリスマスチップ」を配らねばならないのです。
「1年間お世話をしてくれたお返し」っていうものでしょうか、お歳暮みたいなものです。
いくら渡せば相場なのか? これはもう20年近くアメリカに住んでいるものの、まったくわからない。
アメリカ人のデイビット君に聞いても「50ドルくらいが相場?」と聞いても「うーーーん、「気持ち」だよねー」と。
気持ちって言われても・・・
ということでこの時期トータルすると毎年600-800ドルくらい飛んでいくのです。
そしてクリスマスチップを渡し終えて、日本に戻った時には、手ぐすね引いて待っている甥っ子や姪っ子のお年玉・・
クリスマス前は日本滞在、正月はアメリカ滞在のスケジュールにしたいものです。トホホ
学校は12月24日から1月2日まで冬休みになります。この時期、一旦国に戻って休暇をとる生徒も少なくありません。
I-20を持つ学生ビザの皆さん。I-20の2枚目にDSOのサインがあるかどうかを確認してください。
サインがないと再入国の時にトラブルになります。
アメリカを出国する予定のNYEAの生徒さん、念のため学校にアメリカを出国する旨を知らせてください。
I-20の期限などしっかりチェックしますよ!
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感謝祭:Black FridayとDoorbustersの由来 2016 年 11 月 22 日
さて、来週は感謝祭。アメリカでは11月の第4木曜日が感謝祭です。
今はあまり宗教的な意味合いはなくて、家族や友人が集まって食事と時間を共にする大切な行事の一つ。
テレビを見ながらメインディッシュの七面鳥を囲んでワイワイガヤガヤと、食べて寝て日本の正月みたいなものです。
この時期は、「Happy thanksgiving」や「Enjoy wonderful holidays!」などの挨拶がよく聞かれます。
そろそろ大統領のターキーバードンもあるのでしょうが・・今年はどの七面鳥が救われるんですかね?
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さて、来週の感謝祭を迎えたデパートは、ブラックフライデーの準備で大忙し。もう広告合戦は始まっています。
ブラックフライデーは、感謝祭の翌日。クリスマス商戦のキックオフデーです。この日はいろいろなブランドや小売店が大幅にディスカウントをする日で、店によっては年間の半分近くの売り上げを計上する店舗もあるとか。
この時期にニューヨークに滞在している方は、欲しかったブランド物の商品をチェックしてGetするのもよいかもしれません。ただ体力が必要みたいです?
■ Black Friday
ブラックフライデー(Black Friday)、「13日の金曜日」みたいな嫌な感じの言葉に聞こえますね。
この言葉は実はまだ新しい言葉で、実はフィラデルフィアで始まった言葉です。
感謝祭翌日のセールで買い物客があふれる街中を誘導するのに、フィラデルフィアの警察官がうんざりして「この日は(自分たちにとって)Black Friday」といったことが始まりで、この言葉が広まったとか。
ただこの後、いつも赤字の小売業界が、この日は黒字に転じるほど売り上げを上げることが出来る時期、ということを発表してからBlack Fridayは良い印象の言葉として使われるようになり、感謝祭後に控えるクリスマス商戦のキックオフデーになったようです。
さて、このBlack Fridayにでてくるもうひとつの言葉があります。
■ Doorbusters (ドアバスターズ)
この感謝祭後からクリスマス商戦の売り場のすざまじい買い物客のこと。「デパート・お店のドアを壊すほどの勢いで客が押し寄せる」
これは日本でもお正月の福袋とかいろいろありますね・・。高額商品を大幅にディスカウントして販売。
バーゲンハンターたちがお目当ての商品を目指して店に殺到する。
実はこのDoorbustersという言葉はBlack Fridayより以前のもの。この言葉も実はフィラデルフィアから。
1980年当時流行していた、キャラコ(インド産の平織りの綿布)を販売したところ、本当に客がドアを突き破って店に押しかけてしまった、このことから「Doorbuster」と言う言葉が生まれたそうです。
万国問わず時代がどうあれ、Black Fridayの熱狂的なDoorbustersは、1世紀以上たっても存在する。
ただ近年、その対象がキャラコではなく、iPhoneや薄型テレビに変わってきたのでしょうが・・
欲しいものある?と聞かれて、皆さんすぐに答えれますか?
私は、、そうですね〜、コンピュータを持ち歩かなくていい休暇ですかね? 笑
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留学の注意点 その42:Statusがターミネートされる前の転校はムリ 2016 年 11 月 19 日
2か月ぶりのニューヨークです。しばらく日本でした。日本も気候が変わりましたね・・
11月になっても台風やら、地震やら。なんといってもまだ暑い感じがしました。
ニューヨークは青森あたりと同じくらいの緯度ですから、戻ってくるともう紅葉もそろそろ終わり、と言う感じで、今年はどうも秋をすっとばして夏から冬にはいった感じがします。
学生ビザのStatusの件でちょくちょく記事にしてきました。
基本的には出席率をクリアーしている限り大きな問題はありません。出席率が下回った場合、Make-upクラスを受けて出席率をアップする必要があります。
ほとんどの生徒さんは出席率について大きな問題はないのですが、たまーーーに出席率が下回ったらよその学校に転校しようと試みる生徒さんがいます。。出席率が落ちてStatusがターミネートされる前に、よその学校に変わってしまおうと思うのでしょうが・・気持ちはわかるのですが、そんなズルはできません。
■ Statusについて
Statusについてちょっとご説明しましょう。
1.海外から入学して学生ビザを取得します。この時点でその生徒さんのStatusはイニシャル。(Initial)
2. プログラムを開始したらStatusはアクティブになります。(Active)
このアクティブの状態が問題ないStatusです。
3. プログラムを終えると60日間の合法滞在が認められます。この60日を超すと、自動的にStatusはコンプリート(Complete)になり、その時点で違法滞在です。学生はこの60日の間に次の学校に転校するか、もしくはアメリカを出国しないといけません。
4. プログラム受講中、問題がある生徒は、学校がアクティブのStatusをターミネートします。(Terminate)
ターミネートされた生徒は基本的にアメリカ滞在が合法ではありません。ターミネートをアクティブのStatusに戻すには移民局にお金を払って申請する必要があります。
ニューヨーク州教育庁の法律に基づいて、出席率85%をキープしてない生徒のStatusはターミネートされます。ということで、Fvisaの生徒さんは出席率が85%を下回った場合は、安全地帯に戻る為にMake-upクラスを受けて出席率のリカバーをおススメしています。
が、Make-upクラスを受けるかどうかは、生徒の自由。強制ではありません。
学校からターミネートされる前に(Activeの間に)学校を変わろうとしても、転校希望を出した時点で現在の出席率のチェックが入るので、出席率が悪いままActiveの状態で転校することはできないのですね。。
さて、私の場合は永住権のStatusです。学生ビザと違って縛りはありませんが、10年ごとの更新があり今年がその更新の年でした。グリーンカードとアメリカ市民権の違いは、投票権の有無の違いだけで、税金・年金すべてにおいて何も変わりはありません。
グリーンカードとは、市民になる為のステップのようなものです。
グリーンカードを8年保持してしまうと、その後仮にアメリカ永住権を放棄しても「アメリカに税金を納めなくてはならない」
要するにどこの国にいても、何人に戻っても、アメリカに税金を納めないといけないのです。アメリカ市民も同様で、アメリカ国籍を放棄して例えば日本人になったとしても、アメリカに税金を納めないといけない。
なんと傲慢な国でしょうかねえ・・
どこに行ってもアメリカに税金を納めないといけないなら、アメリカ国籍をとってしまえばいい!と思いがちですが、日本は二重国籍を認めていない国。他の国のパスポートをとった時点で、日本のパスポートは自動的に失効します。
黙ってりゃわからないからと アメリカと日本のパスポートを持っている人もいます。
でも仮に失効した日本のパスポートで入国したことがばれてしまうと、「すでに無効になっている旅券を使って入国」したことになり、これは法律に触れることになる。身内に○○官がいる私としては、ちょっとそこまではできないなあ・・・
日本にも「永住権」があります。でも日本人としては、日本のグリーンカードを見る機会は滅多にない。
ふと思って、デイビット君に「アメリカのグリーンカードって見たことある?」と聞いてみました。
想像通り「えー、見たことない」というお答えで、グリーンカードがどんなものか興味津々。最初の質問が、
「「グリーンカード」って緑のカードだからグリーンカードって言うの?」
「永住権(Permanent residence card)なのに更新があるの?」
ふーん、アメリカ人でも普通にそう思うんだ・・。(笑)
実は最初に発行された永住権が緑色だったことから、永住権のことを「グリーンカード」と呼んだそうです。今のカードは緑色ではないですね。クリーム色です。
デイビット君は、初めて見るアメリカのグリーンカードを興味深そうに、ひっくり返し見てました・・
来週は「感謝祭」ですね。学校も木曜日から休みです。
オバマ大統領の感謝祭のターキーパードンも今年が最後です。さて1年後、トランプ大統領。(おそらく)
一体どうなっているのでしょうね?
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留学の注意点 その41:ステータスターミネート 2016 年 7 月 31 日
NYも暑いです。。この間の土曜日は、ものすごく暑くて歩く人の顔がみんな怒ってました。かくゆう私もあまりの暑さでしゃべる気にもならず・・
日本でもPokimon Goがリリースされたとのことで話題になっているようですが、ここでも結構みんなPokimon Goをしながら歩いてます。
ゲームが好きではない私としては(これ以上PC画面のようなものを見るのは勘弁!仕事だけで十分です)、この暑いさなかなんで携帯持って歩き回らんといかんの、、、と思ってしまいますが。
今週はちょっと気温が落ちて過ごしやすいですね
さて、近年まれに見る生徒のI-20 Status Terminateがでてしまいました。最近の当校の生徒は出席率がほとんどOKで、ターミネートされるような生徒はいなかったんですが、、。残念です。
このケースは皆さんにもご注意いただきたいので、ご紹介することにしました。
このケースの生徒は他校から転校してきて6月6日から開始する予定でした。開始すぎても学校に来ず、連絡すると「家族の病気で今、国に帰っている」との連絡がありました。
発行されたI-20は日付を変えることはできず、30日以内に生徒がプログラムを開始しないと自動的にステータスはSEVISよりターミネートされてしまいます。
そこでSEVISにコンタクトをとり、事情を説明し、開始日を7月に変更してもらいました。
ところが!
実はこの生徒は、6月6日前にアメリカに帰ってきていたのです。要するに国に戻っているから予定通り開始できないというのは真っ赤なウソ。
本人はプログラムを開始せず、どこにいたかといえば、メリーランドに旅行。
なぜ、6月6日前に入国していたのがわかったかって?
みなさんのSEVISレコードにはいつアメリカに入国したか、どのポートから入国したかちゃんと履歴が出るんです。
ただタイムラグもあったりして、レコードに反映されるのはすぐとは限らないのですが。
この生徒は、アメリカにいながら、授業を受けることなく1か月近くたちました。
次の予定の7月5日にも登校してこない。
1週間たってようやく学校に来たかと思ったら、「自分はアメリカ人と結婚する予定だからそれまでなんとか開始日をずらして、結婚したらプログラムを止めたい」
「結婚するのはかまわないけど、今のあなたのステータスは学生ビザだからとにかく今日からプログラムを始めないと、ステータスがなくなりますよ」とデイビット君が説明するも、「今日はミーティングがあるから、時間がない」と言ってさっさと帰っちゃった。
だいたい、学生ビザでミーティングっていうのはなんなのだ・・。まあ違法就労をしているのでしょう。
その日、「明日来なければステータスはターミネートします」という最後通告を出しました。
その通知を受け取っているも、結局翌日も登校なし。
ということで、ターミネートの手続きとなりました。ターミネートされた生徒は、15日以内に出国しないと違法滞在になります。
当然すごいクレームのメールが来ました。でもこのケースは、仮に弁護士が出てきてもどうしようもありません。
学生ビザの場合、決められたスタート日から30日以内にプログラムをスタートしなければならない。学校は、生徒のプログラム開始を確認したら生徒のステータスをActiveに更新しないといけない。
開始しない生徒は、ステータスをはく奪しないといけない、というのはちゃんと規定されているのです。
学生ビザの生徒の皆さん、予定の開始日にどうしても何らかの理由で開始ができない場合は、必ず学校へ連絡してくださいね。
フォローアップストーリー タイヤ破裂 2016 年 7 月 14 日
ニューヨークも夏になりました。良い季節です。ニューヨークも夏になりました。
日本も暑いですが、ニューヨークもその日はすごく暑くて・・といっても湿気はそこまで高くないので夏は日本で過ごすよりニューヨークのほうがよっぽど快適です。
そんな暑い中、背中に冷や汗が流れた「タイヤ破裂事件」
https://jp.newyork-english.edu/nyblog/2871/
ジョージワシントンブリッジでコンボイを追い越したとき、運転席側の後部で大きな 「バンッ!!」っていう音が・・。
最初はコンボイからなにか飛んできて、車体にあたったのかと思いました。
「なんだ?今の・・・」と不吉な予感。その後、「パタパタパタ・・・」となにかひっついているような音が。。
「なんでしょうね・・・」と聞くも返事なし。だんだんイヤーな予感がしてきました。
車を止めて運転席のドアを開けたら、知らずに人を引いていて、実は引きずられてる音なんじゃなかろうか・・・
えー、そうなったら一発刑務所行き。そしたら学校、どうしよう、
いやいや、高速道路だったから、そんなところに人がいるわけがないし、それはないよね・・・
なんてことをグルグル考えてるうちに、「パタパタパタ・・・」の音がさらにもっと聞こえる程度に。
緊張が増してくると、今度は脳が現実逃避を考え出したのか、いきなり携帯のメールをチェック始めてしまいました。
そのうち、信号待ちの後、さらに「ガガガガガ!」という音。とうとう車はストップしました。
運転席から外に出て一発目の言葉が「タイヤがない」
えええええーー、タイヤがないってどういうこと?! とうとう私も助手席側から外に出て不吉な音を確認しました。
タイヤがない!!!
これはパンクではなく破裂。あのまま高速道路を走っていたら、大きな事故になったかもしれません。
不幸中ラッキーだったのは
○ 2回目の爆音で止まった時斜め前がタイヤの修理工場だったこと
○ その修理工場のGuyがものすごく親切で汗だくになってとりあえずなおしてくれたこと
○ たまたま警官が来たので、路肩までパトカーで誘導してくれたこと(ぶっきらぼうな警官だったですが・・ニューヨークの警官はそんなことはしてくれません)
アメリカの高速道路で、「あれって破裂したんだろうなあ、」とよく見かけるタイヤの死骸。あんな目にあいたくないよね〜と思っていたらもろにあってしまいました。
いや、怖かった。
今回の教訓は、「自分には絶対に起こらない」と信じていたのは大きな間違いだったということでした。
「自分にも起こるかもしれない」と思って備えをしておくことが大事ですね〜
アメリカに戻ってきて早々、しびれた1日でした。
英語留学なら:ニューヨークイングリッシュアカデミー
留学の注意点 その40:リモの注意 2016 年 5 月 2 日
留学終了後、帰国する際はリムジンを頼む生徒さんもいるのではないでしょうか。もしくは英語も慣れて、イエローキャブで空港に向かう方もいます。イエローキャブはフラットレートですし、まあ安全ですが、以前にブログに投稿したように危ない運転手もいますので、イエローキャブに貼ってあるタクシーの運転手のライセンスナンバーなどをチェックするとよいです。
ところでリムジンで空港に向かうときの注意点です。リモに乗って出発する前に、
1.ドライバーにあなたの名前の確認
2.行先を確認
をしましょう。普通のことのような気がしますが、実はこんなことがありました。
■ 違うリモに乗っちゃった!
「リモで帰国したいので」と言うご希望があって、学校でリムジン代を支払われました。行先はニュージャージーのニューアーク空港。遠いので朝早めのリムジンをアレンジ。
それが、奇遇にもその同じアパートで同じ時間にリムジンを予約した人がいたようです。だからリムジンが2台そのアパートの前で待っていたわけです。
先に現れたその生徒さん、まちがって違うリモに乗っちゃった!
リムジンを頼んだ会社から連絡がありました。「言われた時間にいったんだけど、彼女はちがう車に乗って行っちゃった。うちの他にリムジンを頼んでいたの?」
「えーーっ!」
超ビビリました。
この時点では、他のリモに乗ったということはわかってなくて、変な車に乗って事故に巻き込まれてないか、朝から心配で電話をするにも留守電。
仮に乗った車がリムジンだったとしても、もしJFK行のリムジンだったら?
空港についても乗る飛行機はなく、JFKとニューアークは真反対。
気がついてニューアークへ向かったとしてもゆっくり2時間はかかるのです。
最終的にご本人と連絡が取れて、無事にニューアーク空港についたという知らせがありました。
ご本人は「学校でリムジン代を払ったのに空港でまた払うなんて変だな」と思ったようですが・・・乗っている間違うリモに乗っちゃってたことは気づかなかったようです。
他の空港に連れていかれてたら帰国の便に間に合わず、さらに航空券を購入するとかとんでもないことになってたと思うのですが、でも何はともあれ無事に飛行機に乗れてよかったです。ホッとしました・・・
間違えて載ったリムジンのドライバーが途中で自分が乗せるはずのお客じゃないと気付いて気を利かせてニューアークへ連れていってくれたのか、
もしくはたまたまそのリムジンもニューアークへ向かう予定だったのか・・・
このオチは結構怖い気がします。
もう帰るんだからと気を許しちゃダメですね。
ニューヨーク語学留学なら:ニューヨークイングリッシュアカデミー
ブルックリンボタニカルガーデン 2016 年 4 月 25 日
毎年ブログに書いていますが、この時期の花粉症。たまりません。
「アメリカにも花粉症ってあるの」とよく日本で言われますが、アメリカにも花粉はしっかりあります!
昨年は日本に3-4月滞在し、日本の花粉症で苦しみました。ようやく日本の花粉脱出、5月はアメリカで、、と思っていたらアメリカは5月は花粉の時期。花粉を追って国を移動したようなもの。
アメリカの花粉で5月は苦しみ・・・
というわけで今年は実は「花粉症対策」の壮大な計画を立てていました。
3-4月をアメリカ滞在、日本の花粉をやり過ごし、5月は日本に戻ってアメリカの花粉症から逃げるというもの。それでもアメリカの花粉は4月中旬あたりから始まるんですけどね。
3月後半あたりから鼻がムズムズしてきました。でもそれでも何とかがんばって抑えていたところに、デイビット君の何気ない一言で計画総崩れになってしまいました。
「今、ブルックリンのボタニカルガーデン、桜が咲き始めるころできれいよ」
「ふーん、そうなの」
実は行ったことがなかったブルックリンのボタニカルガーデン(植物園)。その週の日曜日、天気もよかったので何も考えずに行ったのが大きな間違い。
その日を境に本格的に花粉症が爆発しました。
目は涙目、くしゃみは連発、仕事にまったくなりません。しかもここはマスクはなし。
あーあ、壮大な計画をしていたのに・・・
デイビットを責めることもできず、ひたすら耐えて仕事するのみです。
花粉症はさておき、行ってきたブルックリンのボタニカルガーデンです。
久しぶりに行ったブルックリンは、最近開発地区と言われているだけあって活気があってマンハッタンとは違う楽しそうな雰囲気でした。
日本庭園もあってなかなか散歩にもピクニックにも良い場所です。 ただ、日本の花見と違うところ。
植物園の中では、食べたり飲んだりはNGです。スナック菓子をあけることもだめ。飲んだり食べたりするところは植物園の中にある小さなレストランの中のみです。当然、ビールやお酒は論外です。
桜はまだ満開ではなくて、おそらく4月後半-5月初めが満開になる感じです。5月の初めの金曜日にニューヨークイングリッシュアカデミーでもボタニカルガーデンにいくアクティビティが計画されています。
是非、ご参加ください!
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生理用品配布で出席率を上げるパブリックスクール 2016 年 4 月 20 日
生徒の出席率は、アメリカでは大事なポイントの一つです。日本でも不登校が取りざたされてきてはいますが、アメリカはその比ではありません。とくにニューヨークは、生徒の出席率が悪かったり、成績が上がらない、もしくは卒業率が悪いと容赦なく市が小中学校を潰すからです。
そんな中、出席率を上げるためにパブリックスクールで行われたパイロットプログラム(実験的プログラムをパイロットプログラムといいます)は、学校のトイレに生理用品を備え付けること。
突然生理になって授業を受けずに家に帰る といった女生徒が多かった中、このプログラムを実施したクィーンズとブロンクスの学校は出席率が3%もあがったとのこと。女生徒からも好評のようです。
“This has actually happened to me a lot,” said Kayla Celik, a student at the High School for Arts and Business. “So I’m pretty excited because I am also really embarrassed about it and I would always hide it during class when I would have to go to the bathroom. So I’m not that nervous anymore.”
25の学校で、女性とは11,600人。今月末にはすべての学校にこのDispenser(販売機)が設置されるようです。これにかかる費用は $160,000 (約1700万)すべてニューヨーク州教育庁もち。
(教育庁はどこからこんな費用を捻出してるのか!それは違法で運営している学校からの罰金、その他費用です。2013年からニューヨークの学校取り締まりの法律はものすごく厳しくなりました。違法営業していれば、罰金は最大700万。その他、ライセンス更新や、カリキュラムの申請にも今までの倍の費用を学校に課して・・まあ、どこからか搾り取らないと教育庁も運営できませんが。)
当校でも出席率は、1週間の間に必ずスタッフの間で話に上るトピックです。
出席率を上げるためとサービスの一環として、昨年から始めたGoodwill pointシステム。休まずに1週間登校したらポイントが貯まって、無料受講券やテキストと引き換えができるサービスです。
これが結構好評で、生徒は毎週受付のデータベースでポイント数を見ているみたい。
今の生徒は、結構真面目でほとんどの生徒が出席率をクリアー。
ビザのStatusを心配する必要はない生徒がほとんどなので、学校の管理も出席の警告メールをたくさん出す必要がなくて結構楽チンです。
といっても1名大きな問題児がいて、とにかく出席率が悪い。出てこない上に、ニセのDoctor noteを出してくる始末。この生徒はたぶんアウト、来週にはおそらくStatusのTermnation noticeがでるでしょう・・
学生ビザの皆さん、出席率だけは必ず守ってください。
今日のブログはニューヨークのローカルニュースからでした。
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夏の短期留学、今年は高校生用プログラムも! 2016 年 4 月 17 日
さて、夏の短期留学のお申込みが始まっています。もちろん日本からだけでなく、ヨーロッパや南アメリカ、各国から。
日本よりヨーロッパの動きのほうが早い気がします。
今年は、レギュラープログラムの夏の短期留学(年齢18歳以上)に加えて、高校生用Teen プログラム(15-17歳)が 新たに開講になります。
空港からの送迎込、午前中ESLのクラスの後、午後は毎日アクティビティがあり、ニューヨークのスポットを訪れながら習った英語を自分で実際に使うトレーニングが入ったプログラムです。
https://jp.newyork-english.edu/programs/teen-program.html
これもどちらかというとヨーロッパの親からの問い合わせが早い・・・といった感じです。ヨーロッパは夏季休暇が長いので、子供は学校に預けて自分たちはよそで遊ぼう!という魂胆でしょうか・・
また、4月から飛行機の燃油サーチャージがなくなるというラッキーな話も。北欧線は1-2万安くようです。
夏は、シーズン的に非常に混み合いますので、滞在先の確保を考えても早めに予約をされることをおススメします。
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ところで。私は日本―アメリカ間は長い間デルタを使っていました。なぜかデルタの方針変更で貯めているマイルがほとんど使えないポリシーになってしまい、(オリンピックのせいかもしれません)初めてインチョン空港からの大韓航空を使いました。
予想以上に快適でした。アメリカは飛行機はバス感覚なので、フライトアテンダントの対応は実はあまりよろしくない。ビバレッジを頼んでもすぐに持ってきてくれないし、トイレの掃除はしないし、、それに対して大韓はJALと同じ韓国の第一航空会社。対応もよくて、デルタより快適でした。
夕方にニューヨークに到着するデルタと違って、午前中に到着するスケジュールもよかったですね。
ただ1点、難点が。
アメリカ人の顔をしてれば最初から英語で話しかけてくるでしょうが、同じアジア系の顔なので、まず韓国語でしゃべりかけられる。こっちも韓国語で言われても意味はさっぱりわからないのに、なぜかわかったような気になってうなずいてしまっているところが怖かった。
はっ!と気づいて、「Sorry I don’t understand・・」と言って相手もようやく、「あ、日本人か」って感じで英語に変えてくれました。
北欧路線は13-14時間の長期フライトです。機内は乾燥してますので、できるだけ水分補給をしてください。女性は小さな化粧水を携帯しておくとよいです。
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International Auto Show in New York 2016 年 3 月 29 日
さて、3/25-4/3までの短い間、ニューヨークでAuto ShowがWestの34丁目のJavit Centerで開催されています。車のことはよくわからないのですが、世界の車が集まるからということと、せっかく国際ショーがニューヨークであっているというので(NY1でもニュースされていましたし、、)行ってみました。
未来の車っぽいコンセプトカーが並んでいるのかと思いきや、ちょっとちがっていて、トヨタ、フォード、ホンダ、クライスラー、ジャガー、ポルシェやら見たような車がぞろり。
最初は、アメリカの象徴的なトランザム(以下写真)が展示されてあって「わーすごい」と思ったのですが、どの車の顔も最後には同じに見えてきてしまい・・・。なんだか、全部ターミネーターの顔に似ているような・・・笑
ドアが反対側から開いたり、上に開いたり「へー」と思う車はいくつかありました。
が、元来、車にはあまり興味がない私としては「ふううん」くらいに終わったのですが、やはり車好きの人たちにとってはすごいショーのようです。
車についての知識はゼロレベルのため、今回のブログは写真投稿くらいしかできません・・ご容赦ください。
日本人だと予想しにくいトラブル 2016 年 2 月 11 日
先日空港のラウンジでの出来事です。
Bathroomのドアを開けて入ろうとした寸前、見た目は完全に男性とすれ違いました。
要するに女性のBathroomから男性の方がでてきたんです。
「あれ、もしかして男性トイレのドアを開けちゃったかな?」と思ってドアのサインを見たら女性用のBathroomのサイン。
「男性のBathroomが混んでたのかな?」とあまり深く考えずにBathroomからでました。
何の気なしにその話をしていたら、「もしかしたらTransgenderの人だったかもよ」と。
そうです。日本でもTransgenderのニュースはちょくちょく耳にしますが、アメリカではメジャーなニュースです。
ということで、今日はちょっと微妙なビターなブログです。
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アメリカではこのニュースは、あちこちのに学校で耳にします。
女の子としてIdentifiedしている生徒に、男の子のBathroomを使わせるのか、女の子のBathroomを使ってよいと許可を出すのか?
それまでは女の子のBathroomを使っていたけれども、学校は他の生徒の親からクレームを受け、Staff roomを使わせることを決定。それを不服とした生徒の親が学校を訴訟。結果としてTransgender側の親が75000ドルの勝訴です。
アメリカは人権に関する訴訟については非常に厳しい国です。
差別に関する訴訟で被告側が勝つ見込みはほとんどありません。
州は忘れましたが、私が体験したように女性のBathroomにTransgenderの方が入ってきたそうです。
Bathroomを利用していた女性はものすごい勢いで罵り、その後Descriminationで訴えられ、賠償金を払ったというニュースもありました。
またアメリカにはたくさんのDisability(障害者)の方がいらっしゃいます。ニューヨークのMTAのバスはすべて車いすのかたがそのままバスに乗れるように配慮されています。
もしその車いすの方よりも先にバスに乗ろうとするものなら、ものすごい罵声がまわりからとんできます。
日本ではあまり深く考えないようなことも、うっかり道を外すと外国ではとんでもないことになります。
宗教など、微妙な話題はできるだけ避けたほうが無難ですね。
こんなこともあるのかとちょっと頭の隅に置いて海外での生活をされるとよいかな、と・・。今日は久しぶりにビターなブログでした。
ニューヨーク語学留学なら:ニューヨークイングリッシュアカデミー
留学の注意点 その39:再度留学したいけどビザ申請が必要? 2016 年 2 月 7 日
ニューヨーク今日のブログ再度留学をしたい場合の、I-20と学生ビザ申請に関してです。
「留学をしてプログラムを終え、日本に帰国。でももう一度留学したくなりました。
ビザは有効です。どうしたらよいですか?」
こんな質問をたまにいただきます。今回も、今当校に通っている生徒さんで2月にプログラムを終了、ご家族の結婚式などで日本に戻る予定があるものの、行事が終わったら2か月以内に再入国をして英語留学を続けたいというご要望でした。
「今のI-20を延長するべき?」
「学校のプログラムはいつから再度開始するべき?」
「再度ビザ面接が必要?」
「再入国の時の注意点?」
など、わからないことだらけ。でも、大丈夫です。
当校では再入国などのスケジュールを確認して変なトラブルにならないように、ガイドします。
■ 第1条件:ビザの有効期間を確かめます
再入国をするときビザが有効であるかどうかは必須条件。ビザが有効でない場合は当然再度ビザ申請になります。
■ 第2条件:再入国(プログラムの開始日)までの期間が5か月以内であること
今のプログラムのI-20が2月5日に終了するとします。2月5日から5か月以内に開始するのであれば、ビザの再申請は必要ありません。
言い換えれば、「米国を離れている期間が5ヶ月以内であれば再入国が可能」ということです。
今回の当校の生徒さんの場合、2月にプログラムを終了し、4月から再開するということでした。4月からの新しいI-20と有効なビザで再入国できますので、再度ビザの申請や何か手続きをする必要はありません。
必要な手続きは、4月からの新しいI-20の取得です。この新しいI-20をもって日本に帰国すればよいのです。
● 「ビザは有効だけど、他の学校の名前が記載してある・・I-20はニューヨークイングリッシュアカデミー、でもビザに記載されているのは違う学校。再入国は大丈夫?」
回答は、大丈夫!です。ただし、「5か月を超える期間米国を離れない限り」というのが条件です。
● 再入国の注意点
ここでの注意点は、有効なビザとI-20があり、米国を離れている期間が5か月を超えてなければ、「ビザを再申請せずともそのまま再入国ができる→ 渡米できる」ということであり、必ず再入国が可能 ということではありません。
え?意味が分からない?そうでしょうね。。
入国の際は必ず「入国審査」があります。その入国審査で渡航者を「入国させるかどうか」はその入国審査官にすべて実権があるのです。いわゆる渡航者は「入国のための通行手形を持っている」だけで入国が100%保証されているということではありません。
入国審査の時、「プログラムが終わったらどうするかまだ決めてない」「職を探そうと思っている」などの不法滞在・不法就労をほのめかすような返答をするとややこしいことになります。
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学生ビザで滞在される方が一番注意しないといけないのはI-20の有効期間です。
プログラムが終了し、I-20は完了。60日のグレースピリオドの間に転校しなければならないところ転校手続きをし忘れて、いざ転校しようとしたら合法期間が切れていて違法滞在・・なんてことはよく聞きます。
「どうにかしてください!」と学校に連絡があることもしばしば。でもその時には、学校もどうしようもないのです。
だってI-20が切れている場合は、延長できるボタンがSEVISのサイトからなくなってしまっているんです。
しかも違法滞在に突入していれば完全にアウト。
ニューヨークイングリッシュアカデミーでは生徒のI-20の管理はデータベースできっちり行っていますから、在校中のトラブルはまずありません。が、基本的にアメリカでは「自己管理」です。
生徒の皆さんはトラブルにならないようにご注意ください。
ニューヨーク語学留学なら:ニューヨークイングリッシュアカデミー
2016年も無事に始まり・・ 2016 年 1 月 18 日
2016年も無事にスタートしました。
NYEAでも1月4日から授業は問題なく開始し、転校生からの問い合わせや昨年から新しく始まっている「Conversation and Pronunciation(会話と発音)クラス」、「Slang and Idioms(スラングとイディオム)クラス」の問い合わせが増えていて、TamilaとMichelleはお昼ご飯を食べる暇もないようです。
去年までは、1日のうち必ず1-2名の生徒は「今の出席率を教えて」と質問があり、データを確認して教え る・・・といったルーティーンがあったようですが、昨年「生徒専用データベースサービス」を開始してからこの質問の対応はすっかりなくなったとのこと。
生徒は入学時にもらったバーコードのIDで、自分の現在の出席率、SEVISのステータス状況、成績表の推移、ポイントシステムの点数などいつでもデータベースにアクセスが可能です。わざわざオフィスに行って、スタッフや先生に聞く手間もありませんし、、初級の生徒さんにとっては「なんて聞いたらいいの」とそれだけで困る生徒さんもいたりして。
このデータベースシステムのおかげか?出席率を下回って、退学の通知を受けたりする生徒は昨年から皆無になりました。生徒さんにとっても学校にとってもよかったですね。
次の役に立つサービスはなにかなーと思いながらブログを書いています。なにかこんなサービスがあったらいいなというようなリクエストがあったらいつでも教えてください。
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さて、昨年ポストしていた「2016年からニューヨークの名物「馬車で観光」がなくなるかも?」のUpdate informationです
https://jp.newyork-english.edu/blog/977/
セントラルパークで、よく見かける馬車観光、どうなるのかなあと個人的にこのニュースには興味がありました。
結果は「存続」! 馬車連合の勝ちに終わりました。
でも、ブラジオ市長もban horse carriages(馬車廃止ポリシー)を出して当選したわけで、なにもなく引き下がるなんてことはありません。
結局、Dealはしたものの、220のライセンス馬は110に減らされ、セントラルパークとプライベートな馬小屋に限る、ということになりました。この馬車と一緒にPedicab(人力の観光人力車)も走っていたのですが、こちらも走る場所も限られ。
動物愛護団体から寄付をもらって当選したブラジオ市長、市民の反対もあってまったく廃止にするということはできなかったわけですね・・。
馬車での観光は今後も続きそうですが、Feeが上がるのは間違いないでしょう。でも馬車に乗ってセントラルパーク散策も見る限り、なかなかよさそうです。ただ、ちょっと臭いんですが・・・
夏に留学に来られる方は、セントラルパークの馬車観光を試してもよいかもしれません。でももしダイエット中なら、セントラルパークの貸自転車で公園散策をおススメします。
結構アップダウンがありますので、ダイエットには超効果あり!
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