アメリカ留学中の病気の対応 2018 年 8 月 19 日
第一条件:留学期間中は海外保険に加入
海外で生活している間、何が起こるかわかりません。何もないことにこしたことはありませんが、病気やケガ、事故、盗難などに備えて海外留学保険には必ず加入して渡米してください。
保険があれば数十ドルですむところ、何百ドル、場合によっては100万円単位で請求がくることがあります。
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渡航前に海外保険に加入
風邪や病気、事故にあったときに病院で治療を受けることができる「ケガや病気の補償(治療・救援費用)」は最低必要です。
この品目はほとんどの保険に含まれています。
その他に以下があります
「傷害・疾病志望」
「傷害後遺傷害」
「携行品の補償」
「航空機遅延などの補償」
「盗難・破損の補償」
「借家火災による家主への賠償責任」
留学生活には「治療・救援費用+盗難・破損の補償」があればおおよそは問題ないと考えられます。
保険が適用されているデータの内訳をみると「治療・救援費用(ケガや病気の補償)」の保険は、全体の70%にあたります。
これは、例えば留学先で病気やけがをしたなどで、普通の病院にかかった場合の適用が一般的です。
歯科治療については含んでいない保険もあります。なぜならアメリカの歯科治療は高いためです。
ただ保険会社によってはこの中に「歯科治療」も含めているところがあります。
また滞在先がホームステイか、アパートかどうかよっても携行品の補償の有無が違います。
保険会社によって提供するプランは様々です。例えば生命保険にはいっているとしたら、死亡補償は省くオーダーメイドの形の加入も可能ですし、すべてセットになっている形での加入もあります。
長期・短期留学期間とカバーを希望する品目を、ご自身の状況に合わせて加入してください。
簡単に各保険会社のサービスと特徴をまとめます。
どの保険も一般的な病院の案内、電話による医療通訳サービス、緊急移送時の輸送機関の手配などは含めているようです。
キャッシュレスサービスは、保険会社が支払いを行うことで、留学生が自分で払わずともよいサービスです。
ただしどこの病院でもできるわけではなく、各保険会社が提携している病院のみになります。
(保険のプランや付随サービスなどの詳細は各保険会社に加入前にご確認ください)
治療・救援費用が無制限。歯科治療も含む。キャッシュレスサービス、日本語対応の医師の案内あり。他の保険に比べて値段は少し高め。提携病院数は充実。24時間日本語サポートあり。
インターネット専用の海外旅行保険。出発当日から申し込めて、出国後もWeb上で各種手続きが可能。インターネットでの手続きにより安価で提供。キャッシュレスサービスあり。保険期間3カ月以上はクレジットカードによる分割払いも可能。24時間日本語サポートあり。
国内大手保険会社。割引もあり、安価で加入が可能。必要な品目を自分で選択して選ぶことができる。ただし加入期間は3か月以内と限られている。長期留学には適用外。
出発当日から申し込めるインターネット専用海外旅行保険。目的地や期間の条件にあわせて割引率を設定するリスク細分型。緊急歯科治療の一部をカバー。海外でのトラブルによる弁護士への法律相談費用のカバー、テロ等に巻き込まれ帰国が遅れたときの宿泊延長費用カバーも含む。キャッシュレスサービスあり。
スイスに本社があり、日本ではあまり知られていないが世界的には大手の保険会社。治療・救援費用は無制限。自動車運転損害賠償責任(オプション)あり。「旅行前にかかっていた病気」の補償制度あり。24時間日本語サポートあり。
上記以外にも東京海上日動火災保険、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上火災保険などがあります。目的にあった各保険会社を選んでください。
日本の保険会社だけでなく、海外の保険会社もあります。うっかり保険を持たずに留学して、ニューヨーク現地で保険に入ることも可能です。
ただ盗難などの補償がなかったり、補償額が少なかったりすることもあります。
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クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険
VISA, Masterカード、アメリカンエキスプレス、JCBなどのクレジットカードにも海外旅行傷害保険が付帯しています。一般のカード、ゴールド、プレミアムなどの書類によって内容が違いますので、カード会社にご確認ください。
クレジットカードの海外旅行傷害保険と保険会社に加入しての海外保険との大きな違いは、補償範囲とその金額、治療費の支払い方法です。
一般的にクレジットカードの保険は、疾病死亡や緊急歯科治療などは含みません。また保険会社を通しての保険のほうが治療費等の補償金額が高いのも特徴です。
たとえば、保険会社の治療・救援費用が無制限であるのに対して、クレジットカードの補償費用は最高300万であったりします。
支払い方法も、保険会社ではキャッシュレスに対応しているのに対して、クレジットカードの保険は一旦自分で支払い、帰国後に請求する仕組みです。
一般的には、保険会社での加入のほうが特典は高いです。ただ複数のクレジットカードを保有することによって「傷害死亡」「傷害後遺傷害」以外の補償に関しては補償金額を合算することが可能です。
例:
クレジットカードA | クレジットカードB | 補償金額 | |
傷害死亡 | 1億円 | 最高3000万まで | 1億円 それぞれのカードの最高額が適用 |
障害治療費 | 最高500万 | 最高200万 | 最高700万 それぞれのカードの合算額が適用 |
注意点は、クレジットカードの保険には「自動付帯」(カードを持っているだけで付帯されている保険)と「利用付帯」(カードでの支払いがないと補償されない)があります。補償額を合算することによって一部の補償金を手厚くすることは可能ですが、お持ちのカードのタイプで違ってきますので詳しくはカード会社に確認してください。
確認項目
1)クレジットカードに海外旅行傷害保険がついているか
2)クレジットカードの自動付帯と利用付帯の内容を確認
3)障害治療費の補償額を確認
1-2週間の短期留学ではクレジットカード付帯の保険でもよいのかもしれません。ただなにか事故やトラブルにあった場合、クレジットカードでの保険だけではカバーできないこともありますのでよくご検討ください。
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渡航前には健康診断
前述したようにアメリカの歯科治療はかなり高いです。歯の治療をして留学することをおすすめします。また、万が一のため痛み止めは日本から持っていったほうがよいでしょう。
たとえば留学中に風邪をひいたとき、日本から持って行った風邪薬が効かないこともあります。なぜならウィルスがちがったりするからです。でも生理痛、歯痛、解熱などの解熱剤・痛み止めは、日本の市販薬で対応できます。逆にアメリカの解熱剤・痛み止めは1回に服薬する量が多すぎたりしますので、痛み止めは常備薬として持っていかれることをおすすめします。
特に長期留学をされる方は、簡単な健康診断は受けておかれるとよいでしょう。
- もしすでに病歴を持っている場合は
アレルギーなどすでに病歴があり、もしかしたら留学中に病院にかかる必要があるかもしれないと思われる方は、専門的な単語や自分のいつもの症状を留学前にまとめておくといざというときに安心です。
留学期間中に病気になったら?
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風邪をひいたときの会話
特に冬は風邪をひきます。病院に行くほどでもなく、また市販薬もまだ必要ないとき、「How are you today?」と言われたときは、
”I am not feeling well.”と挨拶を返しましょう。(I do not feel well todayでも大丈夫です)
”I am sick”は”I am not feeling well” よりももっと具合が悪い(少し強め)たとえば、3日熱が下がらない、インフルエンザに罹ったときなど重病の時ののいい方です。
以下のフレーズは一例です
— I have a little headache (stomachache ) . : すこし頭痛(胃痛)があります
— I have a fever. : 熱があります
— I feel dizzy.:めまいがします
— I think i have a cold.: 風邪をひいたみたいです
— I feel chilly. : 寒気がします
— I feel dull. : 体がだるいです
— I have a runny nose. : 鼻水が出ます
まちがった英語は 、I feel bad. や I am bad などです。ご注意ください。
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症状が軽ければ市販薬で対応
風邪や単なる頭痛、痛み止めなどはドラッグストアの市販薬で対応できます。注意点は薬の容量をそのまま服薬すると逆に具合が悪くなることがあります。(アメリカ人とは体の大きさが違っていたり、効き目が強いものもあるためです)
以下の薬は、日本の市販薬でもそのまま対応できると思われますので常備薬として持ってきておいてもよいでしょう。(ご自身でご判断ください)
— 痛み止め・解熱剤・鼻水止め・咳止め
— 整腸・胃薬・下痢止め
— 酔い止め
— かゆみ止め・やけど・切り傷・虫刺され
— 目薬
一般的なアメリカ市販薬です(ドラッグストアで購入可能)
ガスエックス / ペプトビスモル: 胃痛止め
アレグラ / ベナドリル : アレルギー用
マシネックス: 咳止め(去痰薬)
セパコル:のどの痛み
ドラッグストアには様々な市販薬があります。錠剤・液体など日本同様にありますので、説明をよく見て購入してください。Relieves とあれば”緩和”の意味です。
Head + Body aches:頭痛・体の節々の痛み
Cough:咳
Sneezing:くしゃみ
Runny nose:鼻水
Itchy, watery eyes:かゆみ、涙目
Itchy nose, Itchy throat : 鼻のかゆみ、喉のかゆみ
Relieves chest congestion:風邪をひいて咳や痰で胸がつまった感じの状態の緩和
nasal congestion :鼻づまり
Pain Reliever, Fever reducer : 痛みの緩和、熱の緩和
Sore throat pain : のどの痛み
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市販薬で対応できないときは、海外留学保険を使って病院へ
アメリカでは日本と違って、まずかかりつけの医者に相談して、それから病気に合わせて専門医にまわされるという仕組みです。また一般には予約制ですので、予約をしてから病院に行きましょう。
緊急時は救急車の利用も可能ですが、日本と違って有料です。(電話 : 911)
日本語が通じるニューヨークの病院(日本大使館情報)はこちらをクリックしてください
生活の注意点・アドバイス 2018 年 7 月 23 日
1)夜遅くの帰宅は避ける・人が少ないStreetを避ける
留学生活が始まったらそこは日本ではありません。考え方も法律も違う他の国です。
責任を持った行動が求められます。
トラブルや事故に巻き込まれないために、夜遅くの帰宅はできるだけやめましょう。
また昼間であっても人がいないStreetは避けてください。
2)地下鉄での注意
ニューヨークは地下鉄が網羅しており、どこでも簡単に地下鉄を使って移動することができます。
以前と違って地下鉄もバスもかなり安全になりましたが、トラブルに巻き込まれないためにも以下の点には注意してください。
ひったくりにあわないためにも電車の降り口でスマートフォンをあつかうのは避けましょう。
また日本と違って車両とホームの間に仕切りはないため、黄色の線より後ろで電車を待つようにしましょう。
地下鉄やバスでは居眠りは厳禁です。挙動がおかしい人がいれば、車両を変えましょう。
スリに合わないためにもバックはチャックがついているものをお勧めします。
またバックは小脇に抱えるようにして移動しましょう。
3)現金は30-50ドル程度、買うときにはクレジットカード。
大金を持ち歩くのは避けてください。
財布には、1ドル、5ドル、10ドル、20ドル札で30-50ドルあれば十分です。何か買うときにはクレジットカードを使います。
クレジットカードはビザカードかマスターカードが一般的です。JCBやアメリカンエクスプレスなど店によっては受け付けないところがあります。
カードのサインは、簡単にまねされないためにも日本語(漢字)のほうが無難です。
またクレジットカードは両面をコピーをして保管しておくと、もしも紛失したときにも慌てることなくデスクに連絡することができます。(詳しくはこちらから:留学中のお金の準備)
4)身分証明書の携帯
New York English Academyでは学生証をデジタル・プラスティックカードでお渡ししています。
もしくはパスポートのコピーを携帯して置くといざというときに便利です。パスポート本体はスーツケースの中に入れて持ち歩かないようにしてください。
NYCID (身分証明書)の取得が可能です。(idNYCをつくろう!:詳しくはこちら→ スタッフブログ)
5)健康管理に注意する
食事のバランスを考えましょう。長期の留学をされる方は、ファーストフードなどできるだけ避けて、できるだけ自炊をお勧めします。
留学費用のセーブになるだけでなく、健康に留学生活を送ることができ、病院にかかることも避けることができます。
またストレスをためないためにも、週末はリラックスしたり、スポーツなどで体を動かすこともお勧めします。
病気になったら、市販の薬で対応する、保険を利用して病院へかかるなどが必要です。(詳しくはこちらから:留学中の病気の対応)
いつも持ち歩くバックやポシェットに、絆創膏や胃薬などの常備薬、ビタミン剤などを入れておくといざというとき安心です。
6)違法行為は行わないこと
違法行為・不法滞在をすると将来的にアメリカに入国できないことになりかねません。
ESTAや学生ビザのどちらにおいても、違法行為は行わないようにしてください。
飲酒は21歳以上です。
ESTAでの渡航の場合
- 90日を超えて滞在しない
- 不法就労、詐欺・窃盗などすべての犯罪行為、不道徳な行為にかかわる違法行為
- 飲酒運転
学生ビザでの渡航の場合
- I-20が失効した後、60日の滞在期間(Grace period)を超えての滞在をしない
- 不法就労、詐欺・窃盗などすべての犯罪行為、不道徳な行為にかかわる違法行為
- 飲酒運転
7)レディーファースト
アメリカはレディーファーストの国です。エレベーターやビルに入るとき、出るときもまずは女性から。女性は、ドアを開けてくれたり、先に通してくれた男性に対して必ずお礼を言いましょう。
またバスや地下鉄に乗るとき体が不自由な人がいたら、必ず彼らの後に乗るのがマナーです。
8)食材に関して
ニューヨークの水道水
問題なく飲むことができます。アメリカはの水質基準は300項目以上です(日本の水質基準部は50項目程度)。その中でニューヨークの水道水はアメリカ水道協会が実施している全米水道水コンテストでいつも上位です。もちろん水道水に抵抗がある方はペットボトルの水もお勧めします。1ガロン(3.7リットル)で160円程度で購入できます。
アメリカの生野菜
レタス類などは問題ありませんが、アメリカの野菜は日本の野菜に比べて比べて少し硬めです。
日本には春キャベツなどの柔らかいキャベツがありますが、アメリカにはありません。キャベツの千切りなど生で食べれないことはありませんが、硬いのでガスがたまって胃腸が痛くなることもあります。胃腸が弱い方は、アメリカの野菜類は過熱して料理されることをお勧めします。
お腹にガスがたまって痛みや不快感を感じた場合はGas-Xという薬が効果的です。
生卵
アメリカでは卵は過熱して料理するのが普通で生卵はたべません。サルモネラ菌の疑いがあるからです。
Pasteurized Eggs(殺菌卵)は生で食べることもできますが、十分に注意してください。
9)チップ
ファーストフードなどではチップの支払いは必要ありません。基本的にレストラン、スーパーでデリバリーをしてもらったり、タクシー・リムジンなど「誰かにサーブしてもらった」時に購入した分の15-20%を払います。
ニューヨークでのチップの簡単な計算方法は、合計の税金(Sales Tax)をおおよそ二倍にします。ニューヨークのSales Taxが8.875%ですので、Taxを二倍で計算するとおおよそ18%になります。
レストランなどで支払うとき、請求書にGratuityやTips includedと記載があったらすでにチップが含まれているのでわざわざチップを計算する必要はありません。チップの二重払いになりますので注意しましょう。
Sales taxは州によって違いますので、Sales taxを2倍で計算するのはニューヨークの場合とお考え下さい。
10)ニューヨークでの喫煙
ニューヨークではレストラン、バー、公共機関、美術館等、公園など公共の場での喫煙は禁止です。歩きたばこも禁止です。電子タバコも含まれます。家主が禁煙にしている住居もあります。一般的にニューヨークでは喫煙はできないと思ったほうが良いでしょう。
タバコが購入できるのは21歳以上です。
社会でもタバコを吸う喫煙者は自己管理ができないと査定されがちです。
11)トイレ事情
ニューヨークでは防犯を考慮して公衆トイレがほとんどありません。滞在先を出る前、レストランでの食事の後、長い時間外出するときには事前にトイレは済ませておきましょう。
また、「Toilet」ではく「Bathroom」「Rest room」といいます。
スターバックス、マクドナルドなどのファーストフードにはトイレはあります。その他グランドセントラル駅、ブライアントパーク、セントラルパークにはありますが、公園のトイレで犯罪も起こる可能性もありますので、できるだけ避けてください。
12)ニューヨークの気温早わかり
アメリカでは°F(華氏)、日本では℃(摂氏)でニュースを見ても実際どれくらいの温度なのかわかりにくいです。「華氏(アメリカ)32°=摂氏(日本)0°」です。32°以上ならプラス、32°以下ならマイナスとなります。
簡単な計算方法は、華氏から32を引いて2で割ります。そうするとおおよその摂氏の気温が分かります。
たとえば81度であれば、(81-32)÷2 でだいたい24-25度です。
5度であれば、(25-32)÷2でおおよそマイナス3-4度です。
ニューヨークで100度以上は、日本の気温で39-40度。
過ごしやすい気温はニューヨークで70-80度前後です。(日本の気温で22-28度前後)65度以下は肌寒く、50度以下は寒いと覚えておけばよいでしょう。32度以下はマイナスの気温です。
外出するときは必ずニュースで気温をチェックしてください。
13)ニューヨーク日本国領事館に登録
大使館からの緊急メール・お知らせを受け取りましょう。オンライン登録はこちらから。
在ニューヨーク総領事館
住所: 299 Park Ave, 18th Floor, New York, NY 10171
Tel : 1-212-371-8222
日本とアメリカの授業の違い 2018 年 7 月 23 日
日本とアメリカの授業の違いは一言でいうと「Student centered」です。
アメリカの授業は一般的に、「生徒主体」授業です。
日本のように生徒は教室で授業を受け、知識・学力を上げるという一方通行の授業ではありません。
ニューヨークイングリッシュアカデミーの授業は、このStudent Centeredです。
講師が生徒を中心に据えて授業を提供します。
自発的に考え、自分の意見を出し合います。日本の授業のように「読み書き」を中心に学ぶのではなく、ディスカッションが中心です。
このディスカッションは、その議題についてどう思うか、なぜそう思うのか、もっとよくするにはどうしたらよいのかという発展性まで思考を深めます。
Critical thinkingというもので、現状をそのまま何も考えずに受け入れるのではなく、自分の中でよく理解し、自分の意見をまとめることを求められます。
これが、初級クラスから上級クラスまでそのクラスのレベルにあったところで展開されます。
海外から来た学生と日本からの留学生の大きな違いは、「日本学生は自分の意見を主張しない」ということろです。
テストでは文法や単語はかなりできますが、ディスカッションになると黙って聞いているという傾向にあります。
長期留学、短期留学の大きな違いは、長期留学であればこの部分が知らず知らずに解消され、自分の意思をはっきり相手に伝えることができるようになります。
それは毎日の宿題でのエッセイや授業での意見交換などが大きく役に立ちます。
留学は英語力をアップするためでもありますが、自分の意見をしっかり相手に伝えることを学ぶ機会(期間)でもあります。
英語が一切わからなくても留学できるのか?
「行けば何とかなる」と思って留学される方もいますが、実りある留学にするにはやはり事前準備は必要です。
簡単な単語もわからないといった状態で留学はお勧めしません。
留学する前には、最低限の準備をしましょう。
- 1.中学3年生までの基本文法は理解しておく
- 2.リスニングの練習をしておく。聞いた内容は声に出して読む
留学後は、日本語がわからないクラスメートや先生、スタッフと積極的に触れ合うことです。
そして現地のニュースに触れましょう。
何も準備することなく「現地にいけばなんとかなる」というのは時間を無駄に過ごすだけです。
New York English Academyではご希望の方には留学前に事前にテキストを渡して、留学前に授業の内容を勉強してもらえるようにしています。
英語が分からなくても留学できる?勉強方法アドバイス 2018 年 7 月 22 日
英語が一切わからなくても留学できるのか?
「行けば何とかなる」と思って留学される方もいますが、実りある留学にするにはやはり事前準備は必要です。
簡単な単語もわからないといった状態で留学はお勧めしません。
英語力が初級と思われる方は、留学する前に最低限の準備をしましょう。
- 1.中学3年生までの基本文法は理解しておく
- 2.リスニングの練習をしておく。音読の練習をする
留学後は、日本語がわからないクラスメートや先生、スタッフと積極的に触れ合うことが大事です。
そして現地のニュースに触れましょう。
何も準備することなく「現地にいけばなんとかなる」という留学は時間を無駄に過ごすだけです。
英語力アップのアドバイス
当校の生徒さんで初級クラスから受講を始めた方がいらっしゃいますが確実にレベルアップをされて最上級レベルまで
到達されました。留学したころはあまり英語も話せない状態でした。
毎日予習復習され、クラスの出席率はほとんど100%で休まれることがなく、宿題もきちんとこなされていました。上級レベルまで到達された後、次の目標をたててその目標が達成できる学校へ転校されました。
その方のレベルの推移です。
数カ月に一度Vacationをとられていましたのでおおよそ平均4カ月程度で次のレベルに上がっています。次のレベルにあがる期間は通常3-4カ月程度です。
ニューヨークイングリッシュアカデミーの各レベルはCEFR(外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ共通参照枠)に添っていて以下のように定義されています。
- 初級:日常生活の簡単な内容について理解し説明ができる
- 初中級:身の回りの日補用の物事について会話ができる
- 中級:身近な話題について理解し、自分の考えとその理由を表現できる
- 中上級:幅広い話題について会話ができ自分の意見をわかりやすく詳細に述べることができる。
- 上級:ほぼすべての話題を容易に理解し、その内容を語句細かいニュアンスまで再構成して表現できる。また適切な表現で論理的に主張したり議論することができる
英語力アップ 基本的なこと
- 授業を欠席しないこと
- 次の日の授業の単語は調べてから授業に出席すること
- 与えられた宿題は必ずこなすこと
- できるだけ英語で話す努力をすること
- 初級から初中級のあいだは、英語の単語をしっかり理解してから授業を受けると理解度が違います。
中級以上になればわからないことを母国語で調べるのではなく、英語で調べて英語で理解するように努力します。どうしてもわからないときに母国語で調べるようにすると英語力のアップも早くなります。
またニュースをできるだけ読んだり聞いたりすることも重要です。
ニュースで使っている単語はおおよそ決まっていますので、聞き取れなかったニュースが慣れてくるとポイントだけでもわかるようになり、次第に単語自体が聞き取れるようになります。
スピーキング力の向上は、ニュースなどで読んだ記事を自分の声で音読します。フレーズを何度も音読してそのフレーズを実際の生活の場面で使います。
相手が自分の英語を理解してくれると自分の話す英語に自信がつき、会話力が上がります。
聴解力をアップするにはボキャブラリーを増やすことが大事です。
Bookという単語は皆さんご存知ですね。「本」です。でも「予約する」という意味もあります。
「Did you book it?(それを予約しましたか?)」と簡単な英語できかれて、仮にbookという単語を聞き取れたとしてもボキャブラリーがなければ何を言われているのかわかりません。
英語力をアップするにはいろいろな方法があります。
留学すれば周りの環境は母国語ではなく英語です。
この環境をしっかり利用して語学力を向上させましょう。
参考資料:CEFRとは?
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)
英語に限らず、言語の学習において、「どれくらい活用できる能力があるか」を判断する基準として2001年に欧州評議会によって定められた基準です。
レベルは初心者のA1からその国の言語を第一か国語とするネイティブに近いC2までの6段階で設定されています。
New York English AcademyのクラスレベルはこのCEFRの基準をもとに、カリキュラムも組み立てられています。
外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠
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