カテゴリー:ニューヨーク情報
留学中のTPO 海外で失敗しない方法とは
余談ですが、TPO・・・これ和製英語なんです。この言葉が生まれたのは1963年。場面に合わせて服装や言葉遣いを使い分けて行動すること・・ですよね。
Tはtime(時)、
Pはplace(場所)、
Oはoccasion(場合)
の略です。
英語では、Please make sure to behave appropriately.というような言い方ができるかもしれませんね。
さて、今日の本題は、’’身だしなみ’’です。長期間の留学で、髪を切ることもある、というか美容室行ってみたいな・・と思いませんか。気分転換にもなるし、ファッションがなんとなく日本と違うことを気にし始めた頃。髪型が気になって・・など動機はさまざま。
私はヨーロッパ方面に留学していた時、ファッションへのこだわりもあって、よし、有名なところに切りに行くぞ!と意気込み、大失敗をしましたので、そんな体験から、どうやったら自分の意志が伝わるか(もはや言葉を超えた表現)についてファッションの観点から考えてみたいと思い、今日は、そんな記事を書いてみたいと思います。(結局有名なところになんて行けませんでしたが(笑))
若かりし頃、親に連れられていつも決まった美容室に行く以外、一人で行ったこののなかった場所へ、なんと一人で初めて、しかも言葉の通じにくい海外で美容室に行くことになった体験です。もちろん、日本と海外の美容室には、いろんな違いはあると思いますが、どうすれば失敗しなかったのだろう・・
まず、髪を切ろうと思ったのは、そんなに長くなかったのに、気分転換をしようくらいの気持ちからでした。噂によると、日本人の髪の毛は、人種の違いから海外で切らない方がいいだとか、日本人の技術が勝っているからやめた方がいいだとか、聞いていたのですが、そんな噂を確かめたかったということもあり・・。インターネットがなかった時代だったので、電話帳から探したり、街を歩いて探したりして、結局どこに行けばいいかわからず、ふらふらしていたその時、‘’Hair models wanted‘’という張り紙を貼ってある小さな美容室を発見しました。見習いの美容師さんがカットモデルを募集していたのです。そのかわりお代はただで切ってあげるよというサービスに、もういいや探すのもめんどくさいしと、ついつい目がくらんで飛び込んでしまいました。
チョキチョキすぐに切ってくれて、そこ10分くらいで終了。シャンプーなんてなし。ブローもなしです。そして出来上がったのは、不揃いのボサボサ髪。もう意味がわからないまま、とりあえずお礼だけ言って帰りました。身だしなみは整わずのまま(笑)
まあこんなふうだったので、失敗するかもしれないし、大事な髪の毛ですから、わざわざ海外の美容室に行かなくてもいいかもしれないですね。っと言ったら話は終わっちゃうので、失敗するという先入観を持つのも悲しいですし、思いがけない素敵な髪形に仕上げてもらえることだってあるしきっと大丈夫。(私はその後、失敗経験から、すごくかっこいい髪形にしてくれた美容室をみつけました。)
そう、TPOを楽しむには、どうすれば雰囲気が合うものが探せるのか?が大事でこの3つを知っておくとお気に入りの美容室がみつかるかも!
・海外の美容師さんは日本人の髪質や流行に慣れていない
・日本の技術が高い
・日本の接客は丁寧
技術についての云々は、美容師でない人にとってはわかりにくいかもしれませんが、免許があるのかないのかで言えば、アメリカでは日本と同じように、美容師さんは免許を保持しなくてはいけません。各州によって異なる規制がありますが、ほとんどの州では美容師免許を取得するためには、特定の教育プログラムを修了し、州の試験に合格する必要があります。美容師免許を持たないまま美容サービスを提供することは違法であり、罰金や法的な制裁を受ける可能性があります。アメリカでは美容師免許を保持した美容師さんが切ってくれるはずですのでそこまで心配することはないかも。サービスや接客態度も昔と比べるとだいぶ良くなってきている様子はします。どちらかと言えば、‘’流行りの髪型‘’への感覚が、海外と日本と違っていて、思ったように伝わらないということが問題のように思います。例えば日本の大好きなアイドル〇〇〇さんみたいにしてください・・と写真を見せて注文しても、たぶんわかってくれません。(笑)
だからこそ。
おしゃれに清潔感を保つ最善の方法を知っておこう
方法その①日本人がいるお店に行く
現地には、日本人が経営していたり、日本人が在籍している美容室があります。韓国人系列もいいかも。なんとなくアジア同士なので髪質が似ていて伝わりやすいでしょう。
方法その②留学前に髪を切る
間違いないのは、まず日本で髪を切ってから海外渡航しましょう。当分は切らずに済みますし、時間もできるので、その間にいろいろな情報が手に入り現地でお気に入りの美容室が見つかるかも。
方法その③現地になじむ
パーマや編み込みだと、切らずにオシャレを楽しめますし特にアメリカなら、ドレッドやコーンロウとか、日本より本場でしょうから、絶対いいはず。
お気に入りの髪型に仕上がったら、ファッションも一掃して現地になじむのも楽しそうですね。きっと日本とは流行が違うので、どんな組み合わせにしたらいいのか悩むかも。でも留学に来ているあなたは勉学が第一優先なはずですから、動きやすい服装が最適です。
場合によっては、いくら自由の国といっても、あまりの派手な服装だと立ち入りができないお店や場所もあるかもしれません。
そんなはずじゃ?とならないために
ニューヨーク市内の多くの場所や施設で、露出が多い服装を禁止している場合があります。具体的な店舗や施設については、以下のような場所で露出が多い服装を着用することが制限される可能性があります。
- レストランや高級ダイニング:一部の高級レストランやダイニング施設では、露出が多い服装や過度にカジュアルな服装を禁止していることがあります。特に、背中や腹部が露出する服装や、ノースリーブのトップス、短パン、ビーチウェアなどは入店を拒否、さらには客と店側との間で論争が発生することがあります。
- クラブやナイトクラブ:多くのクラブやナイトクラブでは、露出が多い服装や過激な服装を着用することを制限していることがあります。ボディコンドレスや過度に露出したトップス、ミニスカートなどの服装は、ドアマンによって入場を拒否されることがあります。
- 公共の建物や施設:ニューヨーク市内の公共の建物や施設、例えば公共図書館や博物館などでは、一般的に適切な服装を着用することが求められます。露出が多い服装や不適切な服装を着用している場合、入場を拒否されることがあります。
じゃあどんな服装ならOKなのか?というと、ニューヨークの劇場の服装規定でいえば、一般的には公式なものではなく、厳密に強制されるものではありません。しかし、一部の劇場や公演会場では、フォーマルな服装やビジネスカジュアルな服装が推奨される場合があります。特に、オペラやバレエ、クラシック音楽コンサートなどのフォーマルな公演では、客がフォーマルなもの(スーツやドレス、ジャケットやネクタイなどのを着用するといったフォーマルな服装)が推奨されます。ビジネスカジュアルな服装もOKで、カジュアルすぎず、かといってフォーマルすぎない服装が推奨されます。(例えば、ジーンズやスニーカー、Tシャツなどは避けるべき)
言葉も大事な身だしなみ
必殺英単語
TPOに合わせるために、知っておきたい用語をまとめてみました。活用してみてください。ヘアスタイルとファッションが気になるあなたのための用語です。
髪型編
Bob(ボブ):通常、顎の高さで頭の周りにまっすぐに切られた短いヘアスタイル。
Pixie(ピクシーカット):非常に短いヘアスタイルで、髪が頭に近くカットされ、しばしば短い前髪がある。
Layered(レイヤード):髪を異なる長さでカットし、ボリュームと質感を提供するためのレイヤーを作成するヘアスタイル。
Fade(フェード):側面と後ろの髪を非常に短くカットし、徐々に上部に向かって長くなるヘアスタイル。
Crew Cut(クルーーカット):頭の上の髪を短く切り、側面と後ろの髪をさらに短くする短いヘアスタイル。
Ponytail(ポニーテール):髪を後ろに引っ張り、頭の後ろでヘアタイやリボンで固定するヘアスタイル。
Bun(バン):髪をねじったり後ろに引っ張ったりして、頭の後ろや上部でコイル状に固定するヘアスタイル。
Braids(ブレイド):髪を3つ以上のセクションに分け、それらを編み込んで編み込みを作るヘアスタイル。
Cornrows(コーンロウ):髪を頭皮に近いところで編み込んで細い列にするヘアスタイル。
French Twist(フレンチツイスト):髪を上にねじり上げ、後ろで転がりやツイストを作成することで、頭に固定するヘアスタイル。
服装編
Bohemian(ボヘミアン):流れるような生地、大地のトーン、エキレクティックなアクセサリーを特徴とする、リラックスした非伝統的なスタイル。
Preppy(プレッピー):アイビーリーグのファッションにインスパイアされた、カラーシャツ、セーター、プリーツスカートやカーキを特徴とする、クラシックで伝統的なスタイル。
Goth(ゴス):ブラックの衣服、レザー、スタッズ、ドラマティックなメイクが特徴の、ダークでエッジの効いたスタイル。
Vintage(ヴィンテージ):以前の時代の衣服にインスパイアされたファッションスタイルで、レトロなプリント、シルエット、アクセサリーが特徴。
Minimalist(ミニマリスト):中性的な色、クリーンなライン、すっきりしたシルエットが特徴の、シンプルで清潔なスタイル。
Streetwear(ストリートウェア):スケートボードやヒップホップカルチャーにインスパイアされたカジュアルで都市的なスタイルで、グラフィックTシャツ、フーディー、スニーカーが特徴。
Boho-chic(ボホチック):ボヘミアンとシックスタイルを融合させたスタイルで、流れるような生地、レース、民族的なプリントにモダンでトレンディな要素を取り入れています。
Athleisure(アスレジャー):アスレチックウェアをカジュアルな日常着と組み合わせたファッショントレンドで、ヨガパンツ、スニーカー、フーディーなどがジム外でも着用される。
Punk(パンク):反逆的で反体制的なスタイルで、破れた衣服、安全ピン、バンドTシャツ、大胆なヘアスタイルが特徴。
Retro(レトロ):特定の時代(1950年代、1960年代、1970年代など)にインスパイアされたスタイルで、その時代を思わせる衣服やアクセサリーが特徴。
それからお忘れなく!最近通じる日本で生まれた有名な単語をご紹介します。
Kawaii: 「可愛い」の英語表現で、日本のカワイイ文化を指す言葉です。ファッションやアート、キャラクターなどに広く使われます。
Gyaru: 「ギャル」という日本の若者文化を指す言葉で、派手なメイクや服装、ヘアスタイルなどを特徴とします。
Lolita: 「ロリータ」というファッションスタイルを指す言葉で、ヴィクトリアンやバロック時代のファッションをモチーフにした女性の可愛らしいスタイルを表します。
逆に通じない和製英語であるあるなのが、‘’パンツ (Pants)‘’ 恥ずかしいことになっちゃうのでご注意。( この言葉は日本語でズボンを指しますが、英語では “pants” は下着を指します。)ズボンを指す場合は “trousers” や “pants” の前に “pair of” を付けて “pair of pants” と言います。
まとめ
ニューヨーク留学を思いっきり楽しむために、失敗を恐れず日本を忘れて、現地のかっこいいファッションを真似してみるというのも、いいかも。現地の情報をしっかり収集して余裕をもって楽しみましょう。当校NYEAでは、ニューヨークを熟知した日本人スタッフが、日本語でサポート可能です。難しいVisaのことから日常生活まで、お気軽にお問合せしていただけます。
ニューヨークへの留学は是非当校へ!
Enjoy New York!
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