こだわりの時計 2015 年 2 月 26 日
さて、当校のFacilityについて、今日のブログは「こだわりの時計」
海外からの入学はともかく、転校を検討される方は、転校先の学校を見てまわると思います。学校の雰囲気とプログラムの価格、立地を考えて転校先を決めると思いますが、当校の出来上がったばかりのFacility(学校設備)は他校と比べてカラフルです。
またすべての教室に窓があるニューヨークではまれな学校。当校で学ぶ生徒さんは、開放感がある教室で学ぶことができます。
学校設備の色の配色には、相当こだわって工事を進めました。壁の色、ガラスの位置、ドアの色、ご来校いただければすぐにわかります。家具やPaint(絵)を置いた時の出来上がった後の配色を何度も何度もシュミレーションして工事を進めて完成させました。
時間をかけて何度もやり直したおかげで、生徒には大人気です。新しい学校での勉強を楽しんでいるようです。
さて、このカラフルな配色の他にもうひとつこだわったものがあります。それが教室の「時計」でした。
■ フランクの一言で選びなおされた時計たち・・
各教室の時計はそれぞれ違います。学校の廊下にはアメリカにこだわったPaint(絵)をずらりとならべていますが、実は時計も「アメリカ」にこだわったデザインの時計です。
ジョンウェイン、マリリンモンロー、スーパーマン、Route 66、コカ・コーラ、、、11個違った時計が入っています。
実はこの時計を選ぶ前に、選んでいた時計があったんです。
それはすべて同じスタイルの時計ですが、時計の中の数字や文字盤が11個それぞれちがっていて、おしゃれな時計でした。
さて、オーダーしようとしたところ、「異議あり!」と異論を唱えたのがフランク。
文字盤に入っている文字がフランス語だというのです。
うーむ、確かにフランス語でした。
デイビッドは「いいんじゃない、それくらい・・・だれも時計の文字盤の小さな文字なんか見ないだろう・・」と何事にも細かいデイビットにしては寛大な言葉。
ところが、フランクは梃子でも首を縦に振らず「イヤだ」の一点張り。英語を教えるのにフランス語が教室に入っているのは絶対に嫌だ、というのです。
確かに、英語を教える学校にものすごく小さくてもフランス語が入っているモノが教室にあるのはヘン。
「うーーーむ、、、」
アメリカのカルチャーに添って時計を選びなおすことにしました。それから教室のカラーや学校の雰囲気に合わせた時計を選ぶべく、チェックした時計の数は600以上。
目が痛いのなんの。フランクも手伝ってくれるかと思いきや、「ボクは年取ってるからそんなにコンピュータ見たら目が痛くなっちゃうよ」
「・・・・・・(別に年取ってなくったってこんなに時計を見たら目が痛くなるに決まってるじゃないの)・・」
かくして、当校のクラスにある時計はアメリカのカルチャーにあわせて600以上の中から選ばれた逸材たち。
時計ひとつにもそんなストーリーが隠れてます。
当校教室で学ぶときには、時計も一緒に見てみてください!
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またしても雪 2015 年 2 月 18 日
昨日はPresidents’ Dayでお休みでした。バレンタインデーが今年は土曜日だったので、土曜日から3連休だったわけですが、あっという間ですね。
先週末は記録的な寒さだったようで、夜はマイナス20度近くにもなりました。
この2月は寒くて外に中々出れません。
これくらい寒くなるとハドソン川もイーストリバーも凍ります。
これは写真のジョージワシントンブリッジを越えてマンハッタンからニュージャージーにわたり、Edgewaterという場所から映したハドソン川です。
ここまで寒くなると流氷のように氷が流れ・・・
今日はイーストリバーも流氷が流れてます。
イーストリバーは「リバー(川)」という名前になってますが、実はイーストリバーはロングアイランド湾とアッパー湾を結ぶ海峡。
ハドソン川は大西洋にそそぐ川。水源はアディロンダック山地「雲の涙湖」Lake Tear of the Cloudsです。基本的にイーストリバーは海水、ハドソン川は淡水なのでしょうが、ニュージャージーとマンハッタンを隔てるハドソン川は大西洋にも近いため、海水も交じっています。まあ、そんなことはどうでもよいのですが・・
■ またしても今日も雪
さて、日本からの留学生の皆さん。ニューヨークは北海道や東北地方のように、毎日雪が降るわけではありません。数メーターの雪の中で暮らす、ということはないのですが、天気は晴れて見た目は春のようでもともかく寒い。
― 帽子(耳までスッポリかぶれる帽子のほうがよいです)
― 手袋
― マフラー
― 厚手のコート
― ホッカイロ(あれば便利)
― 厚手の靴下
ビターな話ですが、昨日夜7時ごろコニーアイランド付近を歩いていた男性が凍死したとか。防寒はしっかりして外に出ましょう。またマイナス10度を超えるときは、外には出ないことです。マイナス8-10度といっても風が吹けば体感温度はぐっと下がってマイナス15-18度くらいになります。
ビルの中は暖かいので、脱ぎ着がしやすい洋服のほうが便利。静電気も強いので静電気防止グッズがあればさらに便利。また部屋の中は超乾燥していますので女性は保湿クリームは必須です。
敏感肌の方はニューヨークの冬の乾燥度合は結構堪えます。私事ですが、どれくらい乾燥しているかというと、夜は加湿器をOnにしていないと息をするのも鼻が痛く、鼻で息ができず朝起きると喉が痛くて、のど飴のお世話になっています。のど飴くらいだとまだマシで、ひどい時は、、、(ちょっと恥ずかしくて書くことが憚られ・・)
今年2月のニューヨークのグランドホッグデー(ウッドチャックを使って春の訪れを予想する)は、ウッドチャックが自分の影を見なかった ということで春の訪れはもうすぐという予想だったようですが、果たして当っているのか?!
寒すぎて外に出れないもどかしさを感じながら、早く春が来るのを待っています。
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さて、今日はバレンタインデー 2015 年 2 月 15 日
たんに朝の挨拶が「How are you today?」から「How are you ?Happy Valentine today!」という挨拶になる今日はバレンタインデーです。
今年は2月14日は土曜日ですね。
2月16日はPresidents’ DayはNational Holidyですから、今日のバレンタインデー土曜日からアメリカは3連休。
でも運悪くニューヨークは明日から天気も悪く、冷蔵庫のように寒くなるそうで、この連休を利用してどこかに出かける予定がある人々にはちょっと面白くない週末連休となりそうです。
明日の日曜日、どれくらい寒くなるかって?
予報では今晩からまた雪が降り始め、明日のお昼は最高気温が華氏16度(おおよそ、マイナス9度です)。風が吹けば体感温度はもっと下がります。
■ なにはさておき、今日はバレンタインデー。
もとは、キリスト教の元聖名祝日です。殉教したとされるてんかんの聖人、ウァレンティヌスを悼み祈る日であって、「チョコレートをやり取り」という現代のロマンス的な祝日とはまったく無関係。
なにがどうなって、「女性が愛を告白する日」と化したのかよくわかりませんが・・アメリカでは女性がチョコレートを渡すものではなく、男性がチョコレート花束、ぬいぐるみなどちょっとしたプレゼントを渡したりする日です。
日本ではバレンタインデー前は女性が大忙しのようですが、アメリカでは男性のほうが忙しい模様です。
(といっても日本ほどチョコレート合戦がすごいわけでもないようですが)
ということで、日本にいるとチョコレートの調達で忙しいかったかもしれません。
忙しくなくてよかった、、と言いたいところですが、アメリカでは「義理チョコ」という概念もないので、フランクやデイビットからのチョコレートも期待できません。
バレンタインデーの日にアメリカにいると、チョコレートが食べたければ自分で調達しないとありつけないようですね。
今年のチョコレートはアメリカでも値段が上がっているとニューヨークタイムズでも書かれています。
人気のダークチョコレートに必要なCocoaの調達がアジアやアフリカから容易でないようで、エボラなども実は水面下でチョコレート価格に影響しているようです。というわけでどのチョコレート会社も今年は8%程度の価格アップのようです。
クリスマスから続いてのバレンタインデー、男性にとっては財布の事情が苦しくなる時期。
アメリカでは、その男性群に、
「レストランの予約はスキップ!て自宅でディナーを作って招待したほうが安くつく、彼女も感激」とか
「どうしても外食でもてなしたいなら50%のディスカウントクーポンを使え」だの、
「ロマンティックな映画をちょっとしたスナックで。190カロリー抑えられる」
「ジュエリーを買うならバレンタイン前の価格と比較しろ」
といった激励とアドバイスが裏で飛び交っていました。
アメリカのバレンタイン、日本とは違って男性が頭を悩ます日のようです。同じバレンタインデーでも国が違えば、考え方から違いますね。この日は、アメリカと日本は真逆のようです。
留学生の女性の皆さん、この日は日本にいたほうが良いですか?アメリカのほうがよいでしょうか?
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ストレス発散法 2015 年 2 月 10 日
海外に住むとストレスの連続。海外旅行だと何も感じないけれど住むとなるとこれはまた別の話です。
留学生の皆さん、ストレスあったりしますか?
中々言いたいことを伝えることができない環境です。ストレス解消に映画を見てもさっぱりわからなくてさらにストレス、、ということもあるでしょう。
または食べ物が合わない、など?
さて、今日はそんなストレスのお話です。 世界で権威があると有名な「アメリカ心理学会」(APA) ストレス解消のポイントがありました。
ダントツに効果があるのは エクササイズ。運動です。すぐに効果があるそうです。また長く続くストレスにも耐えうる脳を作ってくれるとか。ハーバード大学のタル・ベン・シャハー教授いわく「運動をしないのは憂鬱になる薬を飲んでいるようなもの」だそうです。
なんでも20分運動すると、
- 脳を育てる奇跡の物質BDNFが出る
- 認知と注意力を高めるドーパミンが出る
- 気分を高めるノルアドレナリンが出る
- 抗うつ効果を持つセロトニンが出る
だとか。
2番目は瞑想。ヨガでしょうか。血圧を下げてストレスホルモンを減らし、ネガティブな感情も消してくれるそうです。
3番目以降は以下の方法。
3.読書
4.音楽
5.散歩
6.友人や家族と時間を過ごす
7.マッサージ
8.お祈り
ストレスがたまったら、ゆっくりした時間を過ごす、、読書をしたり音楽を聞いたり、エクササイズをして、自然の中を散歩しながら家族や友人とおしゃべりする、、、ということをすればストレス知らず!ということになりますね。
APAによるとストレスを感じた人はこんな対処法に陥っているようです。
アメリカにはAnger roomといって怒りを思いっきり爆発させる部屋があるそうです。これはれっきとしたビジネスだそうで、訪れたお客さんにバットやゴルフクラブなど渡し、部屋の中で思いっきり暴れてよいらしい。ルールはヘルメットと防護ゴーグルを着用することと時間厳守ということ。
確かに発散はできそうですが、これもまた暴力的で結構怖いですね。でも実は今私はそこに行ってみたい・・
さて、学校のスクールディレクター、フランクにストレス発散方法を聞いてみました。
「How do you release your stress?」
「Plenty of sake!! 」日本酒とお箸が好きなフランク、聞くまでもありませんでした。すぐに「No actually, I like to take walks, just to get out. That always relaxes me. Even when I was a child.」と言い直してはいましたが・・・
一番怖かったのはデイビッド。
机の上に小さなボールがあるのを見つけました。
ストレスを感じたらそれをムギューーーっと力いっぱい握りしめることだそうです。
ミシェルが「That ball soon will be destroyed 」(もうすぐあのボールは壊れるわよ)とさらに怖いことを言っていましたが・・・・
数日前デイビットの机を見た時はそのボールはすでにありませんでした・・
さて、皆さんのストレス発散はどんな方法ですか?
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留学の注意点 その32:転校するときに必要な書類 2015 年 2 月 6 日
アメリカでは、語学学校の転校はポピュラーです。
転校手続きは、前からブログにも投稿しているように、生徒さん自身で手続き可能です。
■ 転校手続き
1.プログラム終了前に、同じ学校でプログラムを延長するか、転校するか決定する
2.転校を決めた場合、次の転校先の学校を決める
3.転校先の学校で入学手続きを進める
4.今の学校に必要書類を提出する
5.今の学校があなたのSEVISレコードを次の学校にSEVIS上で移動する
というもので、難しいことではないのですが、さて、今回起こったトラブルです。
■ 書類の出し忘れでStatusがCompleteになってしまった!
今の学校が次の学校へあなたのSEVISレコードを移動させるのに必要な書類は
基本的には転校先のTransfer form と Acceptance letter です。
プログラムを終了した生徒が、Transfer formを学校に提出しました。スタッフは必要事項を記入、その生徒に書類を手渡しました。
「Acceptance letterを後日提出してください」と念を押されていたにもかかわらず、Acceptance letterを提出しなかったため、プログラム終了から60日以上が過ぎてしまい、Statusがアウトになってしまうトラブルがあります。
以前からブログでもお伝えしていますように、プログラム最終日から60日(当校の場合I-20の最終日はプログラム終了日です)はGrace Period(グレースピリオド)に入り、
生徒はこの期間に転校するか、アメリカを出国しないといけません。
SEVISのStatusは61日目に自動的に Active から Complete に変更となります。 Completeになったら学校はもうどうしようもありません。
次の学校で、USCISに手数料を払ってStatusのReinstatementを行うことになります。
■ なぜAcceptance letterがないと転校手続きが終わらないの?
転校先のTransfer formにはほとんどの学校が以下のように注意書きを記載しています。
”Acceptance letter(入学許可証)を受け取るまではSEVISのレコードを転送しないでください。このTransfer formは入学の許可証ではありません。”
この注意書きがあるので、今の学校はTransfer formとAcceptance letterがそろわないとレコードを転送しないのです。
入学申込書を記入し、支払いが終了して転校手続きが次の学校で終わっていても、レコードが次の学校に移っているかどうかは書類をきちんと渡しているかどうかになります。
丁寧な学校であれば、入学手続きが終了しているにもかかわらず、SEVISレコードの転送がない場合、今まで通っていた学校にコンタクトして確認してくれることもあります。
ですが、すべての学校がそこまでフォローするとは限りません。
NYEAでも他校からの入学が多々あります。
入学手続きが終了した後、Acceptance letterを発行しますが、かならずこのAcceptance letterとTransfer formを今まで通っていた学校に提出するように念を押しています。
当校では仮にレコードが当校に転送されて来ない場合、その学校へコンタクトをとっています。
転校手続きは難しいものではありませんが、もしくは次の学校・今の学校のスタッフにステップを必ず確認しましょう。
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留学の注意点 その31:大使館からの通知 2015 年 2 月 4 日
テロ事件に巻き込まれないための基本予防策と対処方法など大使館から通知があっています。
ここはニューヨーク、中東ではないから、と思わないで、自己防衛を念頭に置いてください。
2015年2月1日
在留邦人の皆様へ
在ニューヨーク日本国総領事館
2月1日(日本時間),イスラム過激派組織のISIL(イラク・レバントのイスラム国)を名乗る人物が,シリアで行方不明となっていた湯川遥菜氏に引き続き,後藤健二氏と見られる人物を殺害した映像が,インターネット上で配信されました。同映像には,日本政府へのメッセージとして,「このナイフは健二を屠るだけではなく,お前らの国民がいるところではどこでも殺戮を続けるだろう」旨,日本人に危害を加える可能性についても言及しています。
この事件は各国メディアでも大きく取り上げられており,国際的に非常に注目を集めている事件であることや,最近はISILまたはISILの主張に賛同しているとみられる者によるテロが世界各地で発生していること等を踏まえれば,日本人,日本企業,及び,日本人学校等の我が国の関係機関や組織がテロを含む様々な事件に巻き込まれる危険があると考えられます。この事態を受け,2月1日,総理より国内外の邦人の安全確保につき改めて声明が出されるとともに,外務省は注意を呼びかける広域渡航情報を発出しました(「声明」,「広域渡航情報」とも以下参照。)
皆様におかれては,日頃よりテロや誘拐の危険から身を守るよう注意されてきたと思いますが,改めてくれぐれも日頃の安全上の注意を再確認され,被害にあわぬようご留意いただきますようお願いします。当館としても,既に当館HPに「声明」,「広域情報」を掲載致しましたが,引き続き関連の情報収集に努め,随時,お知らせして参ります。
【参考】シリア邦人拘束事案に関する新たな内閣総理大臣声明(外務省ホームページ)http://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/tp/page4_000947.html
渡航情報(広域情報)「イスラム過激派組織のISIL(イラク・レバントのイスラム国)による日本人と見られる人物の殺害を受けた注意喚起
」(外務省海外安全ホームページ)http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2015C027
1.誘われるままについていったり、安全と言えないような場所にあえて行かないようにしてください。
2.大金は持ち歩かない。できるだけクレジットカードを使用しましょう。財布をみえるところ(ズボンのポケットなど)に入れておくのはタブーです。
3.犯罪にあったら抵抗しない。アメリカは銃保持の国です。日本とは根本的に違うことを忘れないようにしてください。
4.白タクは避けてください。イエローキャブも運転者のCertificateが張られています。念のため、それを確認しましょう。
5.プログラム期間中、もし他国へ旅行を計画されるようなら事前に学校へお知らせください。
留学中トラブルに巻き込まれないように、軽はずみな行動は避けていただくようにお願いします。
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アメリカのカルチャー エンターテイメント 2015 年 2 月 3 日
さて、昨日のスーパーボウル。最後にシアトルシーホークスが逆転勝ちかとおもいきや、ペイトリオッツがインターセプトして2年連続の優勝にはならず。
逆転まであと1メートルもなかったのに、シアトルシーホークスのファンにとっては目が点になる瞬間だったのでは。
私もシアトルシーホークスの逆転で終わりかあ、と思ってみてましたが、勝負はやはりわからないものです。
先日、アメリカのカルチャーでちょっとビターなお話をブログしました。アメリカのBureaucraticはすごいものです。日本の「公僕」という言葉はありません。公務員は国民の税金で食べさせてもらっているのに、というコメントを日本ではよく見ますが、アメリカでは皆無。
”You can’t fight City Hall.”という、有名なイディオムがあります。
政府・官僚と対決しても意味はないよ、彼らは自分たちのルールを突き通して絶対に折れることはないから。というイディオムです。
こんな融通が利かない官僚主義もアメリカの文化の一つであれば、エンターテイメントもアメリカの文化の一つだと感じます。
ビッグイベントには必ず有名な歌手がでてきて派手にセレモニーを行う。昨日のハーフタイムショーもすごかったですね。
Katty Perryが金色のライオン?で登場してくる、空は飛ぶ、花火はあがる、紅白の目玉の小林幸子さんも足元にも及ばないような演出でした。
騒いでワイワイ派手に演出する、という裏側にはきちんと「強いアメリカ」も演出しています。
試合前には必ず国歌斉唱があり、アメリカの国旗の下に集う、というシーンが必ずあるのです。
そして、必ず軍隊がでてきます。国民は戦地に行っているアメリカ人の映像を見て大きく拍手激励をします。
アメリカのために闘っている国民にもRespectの払い、アメリカが世界で強い国であることをエンターテイメントを通してアピールしている、というのもアメリカの特色ではないかと感じます。
日本ではそんなシーン見ませんね。日本とアメリカの違いを大きく感じるシーンの一つです。
———————————————-
ところで、昨日のCM合戦。インターネットでCMのビデオ流れてますね。
バドワイザーのCMには今年もホンワリきましたが、皆さんはどのCMが良かったでしょうか?
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今日はスーパーボウル ニワトリにとってはブラックデー 2015 年 2 月 2 日
さて、今日はアメリカの大イベントの一つ、スーパーボウルの日です。
今年のスーパーボウルの主催州はアリゾナです。昨年の覇者シアトルシーホークスVSニューイングランドペイトリオッツ。
昨年のスーパーボウルは、あっさりとシアトルシーホークスが勝ってしまいました。
昨年、試合の翌日にデイビッドが、「け!すこぶるつまらんスーパーボウルだった」と言っていたのをよく覚えています。
さて試合の結果は今日の夜として、このスーパーボウル、毎年視聴率は40%以上。視聴者は1億6千万人から8千万人。アメリカ人の二人に一人は絶対に見ているわけで、アメリカの最大のお祭りなわけです。ちなみに聞いてみると、感謝祭、クリスマス、スーパーボウルがアメリカの年間3大イベントのようです。
■ニワトリにとっては不運な日
スーパーボウルの前日は、ビールやおつまみ、食料を買い込み、どっさり買い込み、家族や友人と集まってワイワイガヤガヤ。テレビの前で熱狂しながらこのスーパーサンデーを楽しみます。日本で言う年末年始のようなものでしょうか。
ちなみにアメリカでは年間250億ほどのチキンウィングが消費されるそうですが、このスーパーボウルの日はそのうちの12.5億が1日で食べられてしまうとか。
感謝祭が七面鳥にとってブラックデーなら、ニワトリにとってはスーパーボウルの日がブラックデー。
感謝祭ではターキーパードンといって大統領が45000羽の中から2羽の七面鳥を恩赦して救うんですが、ニワトリは救わないんですねえ・・
■この日はCM合戦
ニューヨークでは6時から試合が始まりますが、昼の1時からスーパーボウルに関するテレビが始まり、お昼には街はゴーズトタウンになります。ニューヨークに限らず、この日は何かしらのイベントが開催されることはありません。なぜなら、この日はアメリカ人は家にいるか、スポーツバーにいるか。イベントをやっても来ないからです。
アメリカではスーパーボウルのゲームに熱狂するわけですが、もうひとつテレビのCMも熱狂の一つです。この日のCM枠は世界一高額なことでも知られており、テレビ局の広告収入は2億ドルを超えると言われます。なんと30秒枠で3-4億だそうです。
スーパーボウルの中継の合間に流れるCMはどの企業も趣向を凝らして流します。
今年はどの企業のCMが一番面白かったなどの投票もあるくらいで、今日のNY1にも今年のCM合戦についてニュースされていました。
会社ではどのCMが一番だったか、どっちのチームが勝ったかなど賭けをすることもあるそう。
さてどこのCMが今年は投票を集めるのでしょうかね?
明日、2年連続して「すこぶるつまらんスーパーボウルだった」とデイビッドが言わなければよいのですが・・
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留学の注意点 その30: ニューヨークへ留学 何月の渡米がワースト? 2015 年 2 月 1 日
留学を検討中の皆さん、ニューヨークへの渡航はいつがベストでしょう?
せっかく費用をかけて海外で生活するんですから、楽しい留学経験にしたいですよね。個人的な意見になりますが、短期留学の場合は6月から9月くらいが季節的にBESTではないでしょうか。
6か月程度の方は6月後半あたりから11,12月くらいが良いと思います。1年近くを検討中の方は、全四季を経験されますからいつでもよいということになりますが。
■ ニューヨークの心地よい季節は6月後半あたりから
ニューヨークの夏は6月あたりからはじまります。といっても6月も少し寒いです。
日本と違って湿気はそう高くないので、暑くても木陰に入るとすこしヒンヤリ。でも少し雨も多い月です。
緑に囲まれて、本当にすがすがしく楽しい季節になります。
夏は海辺のコニーアイランドやセントラルパークや各地公園でのコンサート、いろんなイベントがあふれるニューヨークはとても楽しいです。9月以降はUS Openやハロウィン、感謝祭、クリスマスとイベントは盛りだくさん。飽きることがない街です。
■ いつの季節がワースト?
個人的な意見ですが、ズバリ、今の 1,2月です。
クリスマスが終わってイベントもなく、寒いばっかり。先日大寒波の予報で大雪の警告がありました。市長も、「用事がない限り出歩かないように」とテレビで警告。
その上、「この悪天候に乗じてモノの価格を釣り上げている店があれば311に電話してください」と声高々にメッセージを送っていましたが、予想外にStormはどこへやら。
学校も2日クローズしたのですが、表抜けするほどあっけない幕引きでした。でも雪はしっかり夜中ふりました。おかげで交通機関は完全にストップ。
被害が大きくなかったのは良かったのですが、その後の気温は毎日マイナス。今日はマイナス10度くらいです。日陰や風が強いと体感温度はマイナス12-15度あたりに感じます。
こんな気温ですから降った雪はそのまま解けずに残っています。
帽子・サングラス・マフラー・分厚いコート・手袋・靴下2枚、、、と日本ではとても歩けない格好ですが、この季節のニューヨークは防寒が先なのです。
ニューヨークのアパートの大家やビルのManagementは、「冷房は完備しなくてもよいが暖房は完備しないと違法」という法律(最低昼間は68度、夜は55度での環境を提供しないといけない)があります。寒くて凍死する人も毎年数名でており、寒さのあまりガスコンロやオーブンで温まろうとして火災や事故につながっているケースもあるからです。
Every year, authorities in New York City receive more than 200,000 heating-related complaints. Building managers are required by law to maintain minimum temperatures of 68 degrees during the day and 55 degrees at night, but it doesn’t always happen. Many apartment tenants are left shivering in their homes anyway.
加えてもっというなら、外の寒さとビルの中の暖かさのギャップで起こる静電気!ビル(部屋の中)は半袖1枚でよいのに外に行くときはエスキモーの恰好。外から帰ってきたときの静電気はバチバチとたまりません。
ということで、日本からのニューヨーク留学は1,2月は避けたほうが良いというのがアドバイスです。
実はもうひとつ避けたほうが良い月があります。。。それは5月!
ニューヨークは5月は花粉の時期なのです。たくさんの人がアレルギーでくしゃみをしたり目がかゆいと苦情を言ってます。私はここ数年、4月ごろ日本に滞在していることが多く、4月は日本で花粉症になやまされ、5月にニューヨークに来てまた花粉症に悩まされ、、結構最悪です。
当校で花粉症に悩める職員は私とFrank。「Good morning How’s your allergy today」が毎朝の挨拶です。
Frankは「お酒を飲んだら花粉症は軽いみたいだ」、とか、「ファーストフードが花粉症に悪いみたいだ」とか毎年言うことがめちゃくちゃなんですが・・
二人とも、5月はこのお薬にお世話になっています。
ここで日本人の皆さんに注意!!
アメリカで、マスク姿はありません。アメリカでマスクの使用は、工事中や実験や医療のみです。
花粉症などでマスクの使用はありません。(ただサーズや鳥インフルエンザ・エボラなどの流行っているときにはマスクの使用が見られます。でもちょっと違う形のウィルスを防御するような医療関係のマスクです)
逆にマスクをして歩いている人を見ると、「あれ、日本人かな」と思ってしまうわけですが・・・
1,2月、5月に渡米を考えてある皆さん、先にご相談ください。
お持ちいただいたほうが良いものなどアドバイスします!
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**お詫びと修正:1,2月はなにもイベントがないと書いてましたが2月はスーパーボウルがありました!
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