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New York English Academyブログ New York Taste <ニューヨーク テイスト>

2015 年 2 月 15 日

カテゴリー:ニューヨーク情報

さて、今日はバレンタインデー

たんに朝の挨拶が「How are you today?」から「How are you ?Happy Valentine today!」という挨拶になる今日はバレンタインデーです。
今年は2月14日は土曜日ですね。

2月16日はPresidents’ DayはNational Holidyですから、今日のバレンタインデー土曜日からアメリカは3連休。
でも運悪くニューヨークは明日から天気も悪く、冷蔵庫のように寒くなるそうで、この連休を利用してどこかに出かける予定がある人々にはちょっと面白くない週末連休となりそうです。
明日の日曜日、どれくらい寒くなるかって?
予報では今晩からまた雪が降り始め、明日のお昼は最高気温が華氏16度(おおよそ、マイナス9度です)。風が吹けば体感温度はもっと下がります。

■ なにはさておき、今日はバレンタインデー。

もとは、キリスト教の元聖名祝日です。殉教したとされるてんかんの聖人、ウァレンティヌスを悼み祈る日であって、「チョコレートをやり取り」という現代のロマンス的な祝日とはまったく無関係。
なにがどうなって、「女性が愛を告白する日」と化したのかよくわかりませんが・・アメリカでは女性がチョコレートを渡すものではなく、男性がチョコレート花束、ぬいぐるみなどちょっとしたプレゼントを渡したりする日です。

日本ではバレンタインデー前は女性が大忙しのようですが、アメリカでは男性のほうが忙しい模様です。
(といっても日本ほどチョコレート合戦がすごいわけでもないようですが)

ということで、日本にいるとチョコレートの調達で忙しいかったかもしれません。
忙しくなくてよかった、、と言いたいところですが、アメリカでは「義理チョコ」という概念もないので、フランクやデイビットからのチョコレートも期待できません。
バレンタインデーの日にアメリカにいると、チョコレートが食べたければ自分で調達しないとありつけないようですね。

 

今年のチョコレートはアメリカでも値段が上がっているとニューヨークタイムズでも書かれています。
人気のダークチョコレートに必要なCocoaの調達がアジアやアフリカから容易でないようで、エボラなども実は水面下でチョコレート価格に影響しているようです。というわけでどのチョコレート会社も今年は8%程度の価格アップのようです。

クリスマスから続いてのバレンタインデー、男性にとっては財布の事情が苦しくなる時期。

アメリカでは、その男性群に、
「レストランの予約はスキップ!て自宅でディナーを作って招待したほうが安くつく、彼女も感激」とか
「どうしても外食でもてなしたいなら50%のディスカウントクーポンを使え」だの、
「ロマンティックな映画をちょっとしたスナックで。190カロリー抑えられる」
「ジュエリーを買うならバレンタイン前の価格と比較しろ」

といった激励とアドバイスが裏で飛び交っていました。

アメリカのバレンタイン、日本とは違って男性が頭を悩ます日のようです。同じバレンタインデーでも国が違えば、考え方から違いますね。この日は、アメリカと日本は真逆のようです。

留学生の女性の皆さん、この日は日本にいたほうが良いですか?アメリカのほうがよいでしょうか?

 

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