今日はスーパーボウル ニワトリにとってはブラックデー 2015 年 2 月 2 日
さて、今日はアメリカの大イベントの一つ、スーパーボウルの日です。
今年のスーパーボウルの主催州はアリゾナです。昨年の覇者シアトルシーホークスVSニューイングランドペイトリオッツ。
昨年のスーパーボウルは、あっさりとシアトルシーホークスが勝ってしまいました。
昨年、試合の翌日にデイビッドが、「け!すこぶるつまらんスーパーボウルだった」と言っていたのをよく覚えています。
さて試合の結果は今日の夜として、このスーパーボウル、毎年視聴率は40%以上。視聴者は1億6千万人から8千万人。アメリカ人の二人に一人は絶対に見ているわけで、アメリカの最大のお祭りなわけです。ちなみに聞いてみると、感謝祭、クリスマス、スーパーボウルがアメリカの年間3大イベントのようです。
■ニワトリにとっては不運な日
スーパーボウルの前日は、ビールやおつまみ、食料を買い込み、どっさり買い込み、家族や友人と集まってワイワイガヤガヤ。テレビの前で熱狂しながらこのスーパーサンデーを楽しみます。日本で言う年末年始のようなものでしょうか。
ちなみにアメリカでは年間250億ほどのチキンウィングが消費されるそうですが、このスーパーボウルの日はそのうちの12.5億が1日で食べられてしまうとか。
感謝祭が七面鳥にとってブラックデーなら、ニワトリにとってはスーパーボウルの日がブラックデー。
感謝祭ではターキーパードンといって大統領が45000羽の中から2羽の七面鳥を恩赦して救うんですが、ニワトリは救わないんですねえ・・
■この日はCM合戦
ニューヨークでは6時から試合が始まりますが、昼の1時からスーパーボウルに関するテレビが始まり、お昼には街はゴーズトタウンになります。ニューヨークに限らず、この日は何かしらのイベントが開催されることはありません。なぜなら、この日はアメリカ人は家にいるか、スポーツバーにいるか。イベントをやっても来ないからです。
アメリカではスーパーボウルのゲームに熱狂するわけですが、もうひとつテレビのCMも熱狂の一つです。この日のCM枠は世界一高額なことでも知られており、テレビ局の広告収入は2億ドルを超えると言われます。なんと30秒枠で3-4億だそうです。
スーパーボウルの中継の合間に流れるCMはどの企業も趣向を凝らして流します。
今年はどの企業のCMが一番面白かったなどの投票もあるくらいで、今日のNY1にも今年のCM合戦についてニュースされていました。
会社ではどのCMが一番だったか、どっちのチームが勝ったかなど賭けをすることもあるそう。
さてどこのCMが今年は投票を集めるのでしょうかね?
明日、2年連続して「すこぶるつまらんスーパーボウルだった」とデイビッドが言わなければよいのですが・・
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留学の注意点 その30: ニューヨークへ留学 何月の渡米がワースト? 2015 年 2 月 1 日
留学を検討中の皆さん、ニューヨークへの渡航はいつがベストでしょう?
せっかく費用をかけて海外で生活するんですから、楽しい留学経験にしたいですよね。個人的な意見になりますが、短期留学の場合は6月から9月くらいが季節的にBESTではないでしょうか。
6か月程度の方は6月後半あたりから11,12月くらいが良いと思います。1年近くを検討中の方は、全四季を経験されますからいつでもよいということになりますが。
■ ニューヨークの心地よい季節は6月後半あたりから
ニューヨークの夏は6月あたりからはじまります。といっても6月も少し寒いです。
日本と違って湿気はそう高くないので、暑くても木陰に入るとすこしヒンヤリ。でも少し雨も多い月です。
緑に囲まれて、本当にすがすがしく楽しい季節になります。
夏は海辺のコニーアイランドやセントラルパークや各地公園でのコンサート、いろんなイベントがあふれるニューヨークはとても楽しいです。9月以降はUS Openやハロウィン、感謝祭、クリスマスとイベントは盛りだくさん。飽きることがない街です。
■ いつの季節がワースト?
個人的な意見ですが、ズバリ、今の 1,2月です。
クリスマスが終わってイベントもなく、寒いばっかり。先日大寒波の予報で大雪の警告がありました。市長も、「用事がない限り出歩かないように」とテレビで警告。
その上、「この悪天候に乗じてモノの価格を釣り上げている店があれば311に電話してください」と声高々にメッセージを送っていましたが、予想外にStormはどこへやら。
学校も2日クローズしたのですが、表抜けするほどあっけない幕引きでした。でも雪はしっかり夜中ふりました。おかげで交通機関は完全にストップ。
被害が大きくなかったのは良かったのですが、その後の気温は毎日マイナス。今日はマイナス10度くらいです。日陰や風が強いと体感温度はマイナス12-15度あたりに感じます。
こんな気温ですから降った雪はそのまま解けずに残っています。
帽子・サングラス・マフラー・分厚いコート・手袋・靴下2枚、、、と日本ではとても歩けない格好ですが、この季節のニューヨークは防寒が先なのです。
ニューヨークのアパートの大家やビルのManagementは、「冷房は完備しなくてもよいが暖房は完備しないと違法」という法律(最低昼間は68度、夜は55度での環境を提供しないといけない)があります。寒くて凍死する人も毎年数名でており、寒さのあまりガスコンロやオーブンで温まろうとして火災や事故につながっているケースもあるからです。
Every year, authorities in New York City receive more than 200,000 heating-related complaints. Building managers are required by law to maintain minimum temperatures of 68 degrees during the day and 55 degrees at night, but it doesn’t always happen. Many apartment tenants are left shivering in their homes anyway.
加えてもっというなら、外の寒さとビルの中の暖かさのギャップで起こる静電気!ビル(部屋の中)は半袖1枚でよいのに外に行くときはエスキモーの恰好。外から帰ってきたときの静電気はバチバチとたまりません。
ということで、日本からのニューヨーク留学は1,2月は避けたほうが良いというのがアドバイスです。
実はもうひとつ避けたほうが良い月があります。。。それは5月!
ニューヨークは5月は花粉の時期なのです。たくさんの人がアレルギーでくしゃみをしたり目がかゆいと苦情を言ってます。私はここ数年、4月ごろ日本に滞在していることが多く、4月は日本で花粉症になやまされ、5月にニューヨークに来てまた花粉症に悩まされ、、結構最悪です。
当校で花粉症に悩める職員は私とFrank。「Good morning How’s your allergy today」が毎朝の挨拶です。
Frankは「お酒を飲んだら花粉症は軽いみたいだ」、とか、「ファーストフードが花粉症に悪いみたいだ」とか毎年言うことがめちゃくちゃなんですが・・
二人とも、5月はこのお薬にお世話になっています。
ここで日本人の皆さんに注意!!
アメリカで、マスク姿はありません。アメリカでマスクの使用は、工事中や実験や医療のみです。
花粉症などでマスクの使用はありません。(ただサーズや鳥インフルエンザ・エボラなどの流行っているときにはマスクの使用が見られます。でもちょっと違う形のウィルスを防御するような医療関係のマスクです)
逆にマスクをして歩いている人を見ると、「あれ、日本人かな」と思ってしまうわけですが・・・
1,2月、5月に渡米を考えてある皆さん、先にご相談ください。
お持ちいただいたほうが良いものなどアドバイスします!
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**お詫びと修正:1,2月はなにもイベントがないと書いてましたが2月はスーパーボウルがありました!
アメリカのカルチャー ちょっとビターな話かな? 2015 年 1 月 28 日
さて、プログラムではアメリカのカルチャーを学ぶために金曜日は課外授業になっています。
日本の文化と言えば?
料理ひとつとっても、日本料理は、「和食」としてユネスコ(国連教育科学文化機関)が2013年12月4日、アゼルバイジャンのバクーで開いた第8回政府間委員会で無無形文化遺産に登録しました。「和食」の食文化が自然を尊重する日本人の心を表現したものであり、伝統的な社会慣習として世代を越えて受け継がれていると評価されたとネットにもあります。
ではアメリカの文化は?移民のるつぼであるアメリカは、色々な国の文化が入り込み、なかなか思いつきません。
食文化をとっても、フランス料理、イタリア料理、日本食といったような、いわゆる、これこれ!といった「アメリカ料理」というのはないように思います。
さて、今日のブログ、アメリカの文化。
先日、久しぶりに映画を見ました。デンゼルワシントンのFlight。旅客機の機体のトラブルから飛行機が墜落してしまうのですが、凄腕のパイロットのデンゼルワシントンの飛行技術によって数名の死者を出しただけでほとんどの乗客が助かります。
ところが、この凄腕のパイロット、アル中でしかも麻薬にも手を出しているという映画。墜落したその飛行中もウォッカを飲んでいました。
その後、公聴会が開かれ、アルコールに手を出していたかいないか、のポイントで、デンゼルワシントンが終身刑になるか無罪放免になるか、話がながれます。最終的には、本当のことを言って彼は終身刑になるわけですが。
この公聴会のシーンは、2010年のトヨタの大規模リコールで起こった「トヨタ社長の公聴会」を思い出しました。タカタのエアバック問題もそうです。
高い檀上に10名ほどのCommissionerが座り、弁明側はその一段下に座ってまるで罪人扱い。
無罪放免になるか、大罪人になるかはこのCommissionerたちの判断次第です。
こんなシーンは、実は身近にあります。
空港のImmigrationで先日別室連れていかれたことをブログにしましたが、Officerは高い檀上に座ってデータをチェックし、入国者は呼ばれるまで何時間も待たなければなりません。
呼ばれ方もたとえば「伊藤!」「フェルナンデス!」とかMs.Mr.をつけずに呼び捨てです。
学生ビザを発給する教育機関もAccreditationをとらなくてはならなくなりましたが、当校がAccreditをとったACCETも、10名ほどのCommissionerがいて多数決のVoteによって可否が決められます。これらCommissionerをどこまでこっちの味方につけれるかで、天国と地獄が決まります。
ニューヨークでも、当校の生徒が転校していった先の学校のいくつかは、Accreditationをとれなかったようです。
アメリカのカルチャー。
明るく楽しく自由なように感じますが、大事なことに限っては、日本のようにグレーゾーンですませることはありません。
勝てば官軍、負ければ賊軍。そんな言葉がしっかりあっています。
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新サービスその2 Goodwill Point System 2015 年 1 月 27 日
新規校になってから開始するサービス第二弾。
新サービスその1は先月になりますが、ブログでご紹介しました。データベースシステムのサービスです。
その2は他校にはみないちょっとユニークなサービス。Goodwill Point Systemです。
商品を購入するとポイントがたまるサービスは、日本ではポピュラーですが、なぜかアメリカはそんなにポピュラーではありません。でもマイレージのシステムと一緒と言えばおおよその想像がつきますね。
今回のGoodwill Point Systemは生徒がそれぞれ、マイレージのようにポイントを貯めて、School Goodsやフリー受講券、テキストブッククーポンなどを引き換えにできるサービスです。(以下一部紹介)
― 月曜日から金曜日まで遅刻なく出席したら5ポイントたまる
― 学校指定のEventやActivityに出席したらポイントがもらえる
― プログラム延長をしたらボーナスポイント
ある一定ポイントを貯めれば、生徒が好きな時にそのポイントを商品やクーポン券と引き換えができます。
どうやって貯めたポイント数を確認できるの、という質問が予想できますネ。
そのポイント数は、新サービス1のデータベースサービスから何時でも確認できます。
真面目に英語を勉強すればポイントも一緒にたまっていくシステムです。
さて、誰が最初のAcademy awardを獲得するんでしょう、、、楽しみです!
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Open House中です 2015 年 1 月 20 日
さて、学校の工事も終了しました。
現在、新規校のオープンハウス中です。月曜から金曜、10時から5時でご都合がよいお時間にお越しください。
Open House Details
- - Meet Frank, the school director and admin staff
- - See the school bland-new facility.
- - Learn about our ESL programs how you will learn at NYEA
- - Learn about our unique services – NYEA Goodwill point service and Student Database system
- - Learn about our school activities
- - Get FREE classes + No registration fee campaign (if you register)
スタッフがプログラムやキャンペーン内容・新サービスなどご説明し、学校をご案内します。
ご参加をお待ちしています。
今日はMartin Luther King Day 2015 年 1 月 19 日
昨年末から、日本語サイトは2015年用に修正をしており、その間ブログもお休みになっていました。
久しぶりのブログ投稿です。年末から今月中旬まで日本に滞在、先週ニューヨークに戻ってきましたが、やはりこの季節、ニューヨークはすごく寒いです。
「日本とニューヨークとどっちが寒い?」とよく聞かれます。「日本は湿気が高いから、ニューヨークと比べるとそれなりに寒いと思う」と答えていましたが、やはりニューヨークのほうがダントツに寒いです。
さて、今日は、マーティンルーサーキングデー。
アフリカ系アメリカ人に対する人種差別を語るには欠かせない人物、「キング牧師」。
あの有名な「I Have a Dream」(私には夢がある)のスピーチを行った人です。1964年10にノーベル平和賞を受賞。
今日はキング牧師を偲ぶアメリカの祝日です。
実はアメリカの国民の祝日で人物の名前がついてるのは、たったの3人だけ。
初代アメリカ大統領のジョージ・ワシントン、アメリカ大陸を発見したコロンバス、それとキング牧師。キング牧師はその3人のうちの一人です。
キング牧師だけでなく、奴隷解放をしたリンカーン、マルコムXなど人種差別撤廃運動の歴史を長く持つアメリカですが、人種のるつぼといわれるだけあって実は人種差別は残っています。
最近のニューヨークで言えば、エリックガーナ―氏の事件による白人警官の不起訴など。
基本的に単一民族の日本ではあまり感じませんが、留学中に不快感を味わった方もいるかもしれません。ただ、日本で常識・当たり前と考えられていることも
よその国では常識外れと考えられてしまい、そのような態度をされることもあります。
アメリカで生活する上では、アメリカの常識をまず理解することも大切です。
■ 日本とアメリカの違い(例に挙げると)
1.レストラン・バーはすべて禁煙。
喫煙している人はあまりよい目で見られません。
2.車いすなどを使われている身体障碍者がいれば、公共への乗り物は第一優先。
先に押し分けてでも乗ろうとすれば罵声がとんできます。
3.むやみに子供の頭などたたくと逮捕。
たとえば子供を車内において買い物をしようとすれば、逮捕につながります。深夜子供を置いて外に出るのもNGです。
4.アメリカはいまだチップ制 タクシーは15%、デリバリーを頼んだら2-3ドルはチップを払います。
5.Lady first。(レディファースト)
エレベーターに乗るにも女性がいれば、女性が先。年配者や子供がいれば先に譲るのが普通です。
アメリカの常識を知ったうえで生活していけば、不必要な差別も受けることは少なくなるのではないかと思います。
ちなみに、メキシコ人を「Mexican」というのは少し差別のニュアンスを含みます。ヨーロッパからの人をEuropian、アメリカ人をAmericanと呼ぶのだから、メキシコ人もMexicanでよいと思いがちです。
ですがその言葉の裏にあらゆるニュアンスや経緯も理解する必要があります。
メキシコから来た方をを呼ぶ場合、「Latino」と呼んだほうが無難です。
Negro → African American
white → Caucasian
Indian → Native American
Eskimo → Inuit
知らず知らずに自分が差別を受けるような単語を使ったりしていませんか?今日の祝日にちょっと思い返してみては?
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こわいフレーズ 2014 年 12 月 23 日
当校、ディレクターのDavid君。なんでもさっさとやらないと気が済まない性格です。
温厚かとおもいきや、結構短気でもある・・
そんなDavidとの会話で、彼の言葉に身構える瞬間があります。
Good morning How are you today, Been busy? By the way I am wondering if you could….
これです!”I am wondering if you could…”
このフレーズが出てくると「うっ、、なんか来る」と身構える瞬間。悪びれなく難題を言ってくる瞬間です。
「生徒の出席率はデータベースで管理してるけど、トレーナーがコンピューターに出席をいれたら瞬時にその日の生徒の出席率が自動的にわかるようにできない?」
「生徒の誕生日の月は自動的に”誕生日おめでとう”ってデータベースに出たりしない?」
「入学手続きが終了したら、PCから生徒のスマートフォンにQRコードと一緒に自動的にテキストメッセージを飛ばすとか。メールじゃなくてテキストメッセージがいいよね」
「生徒によっては、アラートが出た時、注意をひくようにアイコンが点滅するとか」
そんなことを簡単に言われても・・・。
「自動的に」ってそんなに簡単になんでもかんでもできないんだけど・・・
「でた、やっぱり難題」
「時間ちょうだい」といってなんとか解決策とプログラムコードを探します。
なんとかかんとか、彼の無理難題をクリアー。
そうやって当校のサービスは進化しています。ありがたいことです。
今後も他校にないサービスの進化をし続けます。ご期待ください。
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新サービスその1 2014 年 12 月 22 日
学校のリニューアルオープンはトラブルもありつつ、徐々に進んでいますが今日は来年からの新サービスのご紹介です。
まずその1.データベースシステムを提供を開始します。
生徒が、学校スタッフやトレーナーにわざわざコンタクトして聞かなくても自分で自分の情報をデータベースから確認できるサービスです。
入学したら、QRコードが学校からメールされます。
そのQRコードをカードリーダーにかざすと自分のレコードが確認できます。
以下の情報をいつでも確認できます。
1.学校に登録しているPersinal Information(生徒ID・住所・Emailアドレス・Date of Birthなど)
2.受講しているプログラム情報(開始日、入学週数、終了予定日)
3.現在の出席率
4.SEVIS情報(SEVISのStatus、登録住所、Attendanceアラート)
5.成績レコード
6.NYEA Goodwill Point数(こちらは新サービスその2です)
7.学校からのインフォメーション
今まで生徒は、今の出席率の確認や、最終日の確認を生徒はトレーナーやスタッフに聞いていました。
ですが、その手間はもうありません。
自分でいつでも好きな時に学校のデータベースから確認することができます。
今受講中の生徒さんには、まもなくQRコードのお知らせがあります。
NYEA Goodwill Pointサービスの概要は、また次のブログで!
ご期待ください。
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留学の注意点 その29:ESTAで渡航後、帰国してからのビザ申請の注意点 2014 年 12 月 15 日
さて、今回の留学の注意点。ESTAやBビザで渡航、クラス受講後、帰国して学生ビザを申請するときの注意点です。
本当にこのプログラムを長期受けて問題ないか、事前に来て短期間でテスト受講される方も少なくありません。
数週間プログラムを受講し、やっぱり長期で再度来米しようと、I-20を持って帰国してビザを申請されるのです。
さて、今回はそのトラブル予防についてです。
■ ESTAやBビザで渡航した場合の受講時間は週14時間!
ESTAやBビザで渡航した際にも英語学校や色々なカルチャースクールの受講はできますが、「18時間を超えないプログラム」というのが条件です。
18時間以上のプログラムはクレジットとしてみなされるため、受講はできません。
当校では月曜から木曜の14時間コースで、テスト受講をしていただけます。
■ 実際にあったトラブル
今回、フランスからの受講者が36週申し込まれましたが、なぜかI-20なしでいきなり渡米。ESTAで来られました。
「え、ESTAで来たの」とスタッフは急きょ、14時間コースへ彼のプログラムを一旦変更。
月曜から木曜で4週受講されました。
4週受講して、やっぱり長期で受講したいということでフランスに帰ってビザを申請したのですが、「ビザが却下になった!」と慌てふためいたメールをもらいました。
よくよく聞いてみると、ビザ面接の際にESTAで渡米していた期間、「学校でフルタイムのコースを受講した」と伝えてしまったのとのこと。
時間数は言わなかったらしいですが、「フルタイムコースを受講」ということで面接官は、却下を押してしまったようです。
■ なんとかビザがおりました
学校から、受講した期間、受けたプログラムと時間数、トレーナーの出席確認の証拠などをそろえて、オフィシャルのStatementを発行しました。
どうやらなんとかビザはおりたようです。来月末に再度渡米して、長期のプログラムを受講されます。
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一度却下されるとよっぽどきちんとした理由と証明書を出さない限り、ビザが下りることは難しいようです。
この方の場合、面接官がはっきり「ESTAで渡航中にフルタイムプログラムを受けているから」と伝えてくれたのが幸いでした。
ほとんどの方の却下は「214B」の理由で、国に戻る保証がない、母国との強い関係が不透明といった理由です。
これを覆すのは容易ではありません。
大事な要素は、
- できるだけ良いFinancial Documentを用意すること
- 面接で、「プログラム終了後は帰国する」とはっきり言うこと
- 帰国するかどうか、行ってから決めるなどの不確定要素は言わないこと
などでしょうか。
日本のパスポートは、そんなに多くの却下は聞きません。ただ、ステップを間違えると当然却下になりますし、準備を整えたうえで面接に臨みましょう。
面接手順は、こちらにも掲載しています。
なお、以前Mビザで留学し、またFビザで留学しようとされる方は事前にご相談ください。
ビザ申請のご相談も随時受けています。
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Frankの留守電にブーイング 2014 年 12 月 5 日
現在、移転先の新しいビルの80Maiden Laneの5階が12月の仮オフィスになっています。10階の新規校は来週末までには工事が終り、1月開校にむけて準備予定です。
当初5階の仮オフィスに入る予定などなかったため、先週末は本当にあわてました。電話の設置も5階の仮オフィスにすぐに変更したのですが、1-2日設置が遅れ、皆様にはご迷惑をおかけいたしました。
電話の設置もおわり、一昨日からつながっています。
■ Frankの留守電にブーイング
学校の代表番号にかけると、Frankの留守電になっています。昨日はそのFrankの留守電の長さで話が盛り上がっていました。
Frank:「ボクが留守電にメッセージ残したんだ、聞いてくれる?」
と、嬉しそうに言ってきたのですが、、
Michelle:「ちょっと長いけど・・もうちょっと早くしゃべったらどう」
Frank:「海外からかけてくることもあるだろう?英語をゆっくり話したほうが親切じゃない?」
David:「留守電残したい人はあの長いメッセージを15秒も聞かないと残せないじゃないか。メッセージを残したい人は途中で1番を押せって言え」
Frank:「そんな機能はないし」
David:「だいたいLarger placeとかいう必要ないだろ。聞いてるほうは意味わからんじゃないか、録音やり直したら?」
Frank:「イヤだ、何回も練習したもん。もうできない」
David:「何回練習したんだ」
Frank:「15回・・」
だいたい誰もFrankに留守電入れてと頼んでもないのに、、、とDavidはブツブツ。
Frankのボイスメールにご不満の様子。MichelleとTamilaは横で「また始まった・・」とクスクス笑ってました。
左からMichelle, David, Frank, Tamilaと開校準備中です。新しいサービスの内容はまた次回のブログで。
10階に移った時の留守電はまたFrankでしょうか・・・ご期待ください!
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ロックフェラークリスマスツリー点灯式 2014 年 12 月 4 日
昨日はロックフェラーセンターで毎年恒例のクリスマスツリー点灯式でした。高さは26mほどあり45000ものLEDライトで9時ごろ点灯です。
Thanksgiving ホリデーも終わって、家庭でかざるクリスマスツリーのモミの木も街頭に売り出されています。
この点灯式を見ようと、観光客や学生が大勢朝から詰めかけます。列を作って夜の9時まで待つのですが、
でも点灯の瞬間を見れるのはツリーの周りで待っていた人たち。なかなか「その瞬間」を見るのは難しいようです。
この点灯式で困ることは、トイレに簡単に行けないこと。
朝から寒い空の下で待つので、トイレに行きたくてもこのニューヨーク、なかなかトイレができる場所がありません。
また人混みがすごくて点灯式が終わった後の帰宅が困難。電車に乗るのも一苦労、タクシーをつかまえることも難しくて、
帰宅が遅くなる人もたくさんです。
そんな不便なことを除けば、この点灯式もニューヨークのクリスマスシーズンのひとつのイベントです。
クリスマス一色のニューヨークですね。
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2016年からニューヨークの名物 「馬車で観光」がなくなるかも? 2014 年 12 月 3 日
今日のブログは最近のニューヨークのニュースです。
156年近く続いているニューヨーク市の馬車での観光に、デ・ブラジオ市長は猛反対。
『ニューヨークの街、大都会に馬車が走るのは合点がいかない、廃止するつ もりだ。』と馬車廃止運動の先陣を切っています。
馬車廃止問題は過去にも取り上げられたことがありましたが、観光地のニューヨークとしては財源のひとつ。なんだかんだと継続されてきました。
■ 馬車存続の反対の理由は、「動物虐待」
観光馬車の馬は街の騒音や道路を歩くように飼育されておらず、猛暑の折など馬にとっては過酷、という理由です。
そのまま言葉通りとれば、「動物愛護」なのですが、実はこれにも裏話があり。
このブラジオ市長の主張に続くのは、動物愛護団体。
市長が選挙の時に、「馬車を廃止し、電気自動車に切り替える」との公約を掲げて、動物愛護団体の指示を得たものです。
実はこの動物愛護団体は20億の寄付金を調達しているといわれており、ブラジオ市長はこの団体から選挙活動として1億3000万ほどの寄付をされたと言われています。
これに対して馬車存続賛成派は、当然、全米で1200名をこえる馬車のオーナーたち。
馬はきちんと世話をされていて馬車に対する規制も細かく厳しいと反論します。
ニューヨーク市ではこの法律が通ると400人ほどのニューヨーカーが職を失うそうです。
「馬はペットではなく、労働用の動物で古来から世界中で活躍している。馬の仕事を奪うべきでない!」
うーむ、馬の仕事を奪うという見方もあるのか、、、と思わずうなってしまいます。
■ ニューヨーク州は動物福祉ランキングが全米4位
実はニューヨークは動物に対しての法律が全米でも5位以内に入る厳しい州。
例えばニューヨーク市では、
1.馬は毎年5週間の休みをとり、連続して9時間以上働かせてはいけない
2.馬、羊、牛、豚などを運搬する鉄道会社、または経営者、業者は28時間から36時間以上の運搬の時は、動物を車両からおろし、5時間おきに休憩やえさを与える義務がある
など・・・。
え? 毎年5週間の休みに、連続して9時間以上働かせてはいけない?
なんだか、ブログを書いている自分のほうが過酷な労働条件では・・・あれ??と、ふと何か頭によぎるものがありますね・・。
馬より過酷?
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デ・ブラジオ市長が進める「ban horse carriages」(馬車廃止)。
クイニピアック大学世論調査研究所の調査によるとニューヨーカーたちは、有権者の3分の2が馬車禁止を望まない、存続賛成派のようです。
法律が通れば、ニューヨーカーが仕事を失い、観光の目玉が一つなくなる。法律が通らなければ、ブラジオ市長は動物愛護団体からの支援がなくなる。
今日のブログは最近のニューヨークのニュースからでした。
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317もお別れ 2014 年 12 月 2 日
16年間、お世話になった317ビルを11月末に立ち退きました。
小さな規模の学校でしたが、生徒とスタッフ・講師が仲が良いこじんまりした学校でした。
始めてこのビルでPC TECHを始めたのが1998年。当初はITスクールがメインでしたが、3年前から本格的にESLのクラスに絞っています。
トレーナーもネットワーク専門のトレーナーから英語を第二か国語として教えるアメリカ人へ。
色々な国の留学生が受講するようになりました。
来年取り壊されるこのビルはもうほとんどのテナントが立ち退いており、1階の毎日会っていたセキュリティの人たちも立ち退く会社がでるたびに寂しそうです。
60年間はいっていたテナントも先週立ち退いたとか。
あとは1階のTD Bankが立ち退いたら取り壊しが始まるようです。
317のビルだけでなく、この辺一帯のビルが取り壊しの対象になっており、来年から数年間はこのミッドダウンは工事の音でうるさい地域になりそうです。
さて、次の新天地、ウォール街。残念なことに予定の工事完了日が遅れ、移転日程がずれてしまいました。
ただ着々と工事も進んでいて、当初の予定通りカラフルな学校に仕上がりつつあります。
全教室窓があって、本当に明るい感じの学校です。
旅行者が多いミッドダウンと違って、世界の金融地であるダウンタウン(ウォール街)はニューヨーカーや大学生が集まる場所。
もちろん観光地でもありますので旅行者もいますが、ミッドタウンと雰囲気はガラリとかわり、新聞やコーヒーを片手にかっ歩するニューヨーカーたちの「エネルギッシュなニューヨーク」を感じることができます。
12月は新規開校準備期間として、学校受付は同ビル(80Maiden Lane)の5階を仮のオフィスとして行います。工事が終了すれば10階の学校に移転です。
80Maiden Lane新規校のツアーを5階で行っています。是非、学校の出来具合を見に来てください。
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アメリカ感謝祭 2014 年 12 月 1 日
1年の中でも大きなアメリカのHolidayが終わりました。今年は27日木曜日から30日の日曜日までの大型連休でしたが、みなさんはどのように過ごされたでしょうか。
PC TECHのほとんどの生徒は旅行に行くと、スタッフに話をしていたようです。
マンハッタンでは恒例のMacy’s Thanksgiving Day Paradeもありますね。
■ 感謝祭の由来とは
マサチューセッツ州のプリマス植民地にイギリスから移住してきたビルグリム・ファーザーズ(アメリカに渡ったイギリスのピューリタン(清教徒))が極寒のため大勢の死者がでました。その時、近隣に住んでいたネイティブアメリカンがトウモロコシの栽培知識を教えたことから生き延びることができたことを感謝して食事会を行ったことがそもそもの「感謝祭の由来」といわれるようです。
現在の感謝祭は、どちらかというと親族や友人が集まり大規模な食事会として考えられていて、クリスマスに並ぶ大切な家族行事になっています。感謝祭では「シチメンチョウ」と「ワイン」が食卓に並びますね。Turkey Dayとも呼ばれます。
■ 何故に七面鳥?
基本的な疑問でなぜ七面鳥をたべるんでしょう。。この感謝祭には45000万羽も七面鳥が餌食になります。
七面鳥(ターキー)にとってはブラックデー。
Admin スタッフのMichelleに、「なんで感謝祭は七面鳥なの」、と聞いてみると「うーん、、家族で分け合っても余るくらい大きいから?チキンじゃ足りないもんね」
Davidに聞くと「。。。考えたこともない」
Level4クラスの講師のDonnaに聞くと「感謝祭のお祝いのときに有名人がターキーを食べたから、じゃない」
みんな好き勝手いってどうも釈然としません。結局はアメリカ人もよく知らないんじゃないの。
またしてもどうでもよいことですが調べてみると、ビルグリムが多く死者を出した際、近隣のネイティブアメリカンがトウモロコシの栽培方法を教えたことでビルグリムはなんとか生き延びれたわけですが、その後の食事会にネイティブアメリカンが持ってきたのが七面鳥だったとか。そんな説もあれば、ビルグリムのイギリス人たちは収穫を祝う際にはカモを食べていたようですが、移住したマサチューセッツにはカモがおらず、それをターキーで代用したとか・・
結局はハッキリした理由はないようですね。
■ 感謝祭は七面鳥にとってブラックデー。45000万羽の中から生き延びるラッキーな2羽の七面鳥とは!
毎年ホワイトハウスで行われるTurkey Pardon。大統領が2羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦するんです。2匹だけ逃がして、これで45000万羽は食卓行き。
45000万羽のうちのたった2匹とは・・・と唸ってしまいます。
選ばれたこの2羽だけは、静かで平和な感謝祭を農場で過ごすそうです。
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ところで、今日のブログに出てきた「ネイティブアメリカン」。「アメリカ人」ではありません。
「ネイティブアメリカン」は、もとからアメリカに住んでいる「インディアン」のことですね。
「Are you a native American?」と聞いたりすると、相手も「???」と戸惑ってしまうのでご注意を。
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ニューヨークの朝はクラクションの嵐 2014 年 10 月 15 日
「アメリカは車がないと生活していけない」といいます。ニューヨーク市は地下鉄が全米の中でも最も発達している都市で、車がなくてもMetro カード(パス)でおおよそのところは行けます。
でも他州は、やはり広い。車がないと身動きがなかなかとれません。西海岸からの転校生は車がないと学校に行くのも不便だったと言っていたことを思い出します。
そこで、今回はアメリカの運転マナーランキング。ちょっと調べてみました。
1位!ルイジアナ州。違反チケットの数、交通ルールを知らない、ルールに従わないなどこの州は毎年ワーストランキングにはいるそう。。
2位:サウスカロライナ州
3位:ミシシッピー州
4位:テキサス
5位:アラバマ
だそうです。10位まで見てみましたが、ほとんどがメトロポリタンではない州でした。都市と違って信号機もそうあるわけでなく、レストランに行こうといっても車がないと行けず、そうなると自然に飲酒運転もでてしまうのでしょう。
(といっても飲酒運転は一発刑務所ですが)
ニューヨークは!というと実は22位あたりで、そんなに運転マナーは悪くない。というのがアメリカの公的機関によるサーベイの結果なのですが・・・個人的には違った意味でニューヨークのマナーもパーフェクトにOKというわけではない気がします。
ともかくクラクションを鳴らします。ちょっと渋滞して動かないと「ブーブー」と力いっぱいクラクションを鳴らす。
鳴らされて頭にきたのか、鳴らされた相手もまた「ブーブー」鳴らします。朝は結構、クラクションがあちこちでなっています。それも日常茶飯事と気にも留めなくなっていたところ、日本から来た友人が「どうしてこんなにニューヨークは煩いの」と言われて気がつきました。
少し前ですがDaily Newsで、「why do you keep honking your horn? 」(なぜそんなにクラクションを鳴らすの)という題材でニューヨーカーを取材しているニュースを見ました。
「動かないから」がダントツ1位。
「イライラするから」— いらいらしたってしょうがないのに・・・と思ってニュースを見ていたら次に出てきた黒人のタクシー運転手が言った言葉が
「Honkingをすると(クラクションを鳴らすと)元気が出るから!」
そんな理由もあるのか。。。とニュースを見ながら口がアングリ、思わず朝から疲れてしまったことがありました。
始めてニューヨークに来る留学生の皆さん、朝のクラクションでビックリされないとよいのですが・・。
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