カテゴリー:留学の注意点
留学の注意点 その5:クラスの出席率
F1ビザでアメリカに滞在する学生にとって、クラスの出席率をきちんとメンテナンスすることは絶対条件です。
10年ほど前は、移民局の語学学校へのチェックもあまり厳しいものではありませんでした。よって、I-20をKeepするためだけに安い学校へ入学して違法就労をしていた学生がたくさんいました。(安い授業料でI-20を発行してもらい、学校には行かず就労していた学生です)
911のテロ以降、移民局と米国政府はF1ビザの学生の取り扱いの方針を大きく変更しました。学生自体への法律の整備でなく、その学生を受け入れる学校側への法律の整備です。
米国移民局は、今I-20を発行する学校のRe-certificationプロセス(認可の更新プロセス)を行っています。学校は、指定された学生の書類・出席率など提出しなければなりません。
学生の入学願書や銀行の残高証明書、I-20を発行するために学校側できちんと書類を審査しているかどうかの過程、出席が悪い場合きちんと法律に添ったActionを学校が生徒に対して行っているか、など細かなところまでチェックされます。
PC TECHでも生徒の出席率は、毎週チェックします。学生にとって必要な出席率は、80%です。
出席率が85%を下回ると、E-mailで出席率が80%に近くなっていますよ、というWarning(警告)をメールでお知らせしています。
また、メールを読んでいない場合も考えて、翌週にはスタッフとの面接を行っています。
80%を下回ると、規定に添ってTermination notice(退学通知)が送られます。病気ややむない理由で出席ができなかった場合は通学が認められますが、 何の理由もなくたんなる「欠席」(ずる休み)の場合は、学校はその生徒のI-20を無効にしなければなりません。これを「StatusのTerminate」と言います。
I-20が無効になってしまうと、その学生は15日以内にアメリカを出国するか、新しい学校で無効にされたI-20を復活する手続き(Re-instatement process)を行う必要があります。
PC TECHでも数回の警告にもかかわらず、出席率が80%を下回り、I-20を無効にされた学生が過去に数名います。
移民局の学校へのチェックが厳しくなり、過去にI-20を無効した生徒のリストなどの開示も求められるため、どの学校も出席率や書類の管理には厳しくなっています。
PC TECHの学生の皆さん、出席率には十分にご注意ください。
ニューヨーク留学:英語 語学学校 PC TECH
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