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New York English Academyブログ New York Taste <ニューヨーク テイスト>

2018 年 6 月 24 日

カテゴリー:I-20と学生ビザ

留学の注意点 その44:60 days grace period

60日のGrace periodについて、I-20をキープするF1ビザの学生は知っておいてもらいたいもの。

F1ビザを持っている生徒さんからよく聞かれる質問は

「60日のGrace periodがもらえますか?」です。

Grace periodというのは、プログラム終了後60日間の合法滞在です。この間に、生徒は他校への転校手続き、もしくはアメリカを出国しないといけません。
F1ビザの生徒が結構勘違いしているのは、60日のGrace periodは有効なI-20を持っていれば必ずもらえるとおもっていることです。違います。

誰でも60日の合法滞在がもらえるとは限りません。60日のGrace periodがもらえるのは以下の条件を満たしている場合です

Programをきちんと終了した。→ 成績もFailではなく、出席率も満たして終了しているという意味です

例えば、12週間のプログラムを申し込んだとします。その途中で例えばほかの学校へ転校をするとします。
転校は可能ですが、この場合プログラムを終了してはおらず(途中退学ですから)、60日のGrace periodはもらえません。
この場合は15日だけが合法滞在となります。この間にアメリカを出国するか、もしくは転校手続きを済ませて次の学校の一番早い開始日からプログラムを始めないといけません。
もし出席率などが足りず、学校からI-20をTerminateされた場合は15日さえももらえません。

60日のGrace periodというのはバケーションという意味ではありません。
プログラムを終了した後、この期間中に次の学校でのプログラムを開始する手続きを完了する準備期間、もしくはこの期間中にアメリカを出国する期間、ということです。

F1ビザで滞在されている学生さんは、Statusのメンテナンスはきちんと自己責任で行うことが大切です。(→主には出席率です)
また基本的にF1ビザの学生は就労はできませんのでご注意ください。

ちなみに同じ学生ビザでもMビザのGrace periodは60日ではなく2週間程度です。

また、学校提出の書類のサインです。
留学エージェントを通して留学している学生さんもたくさんいます。日本はとくに留学エージェントを通して来られる方が多いみたいですね。
学校の入学書類を留学エージェント側が代理でサインしたりしていますが、これもNG.
入学書類に必要なサインはすべて生徒本人のもの、とはっきり言われています。
当校の日本からの学生さんはほとんどが学校と直接やり取りして留学されてありますのでこの点は大丈夫だと思いますが、、、。
アメリカでのサインは本当に大事です。後で問題になることがあるかもしれませんので、サインの箇所は内容を確認した上で、必ず生徒さん本人がするようにしましょう。

違法滞在について最近すごく厳しくなってきています。
ESTAで来られる生徒さんは、滞在できる日数は90日です。それ以上に滞在すると違法滞在となり、しっかり当局のレコードに残ります。
違法滞在のレコードがあってのビザの申請は却下される可能性も非常に高いです。
十分にご注意ください。

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