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New York English Academyブログ New York Taste <ニューヨーク テイスト>

2015 年 2 月 6 日

カテゴリー:I-20と学生ビザ 留学の注意点

留学の注意点 その32:転校するときに必要な書類

アメリカでは、語学学校の転校はポピュラーです。
転校手続きは、前からブログにも投稿しているように、生徒さん自身で手続き可能です。

■ 転校手続き

1.プログラム終了前に、同じ学校でプログラムを延長するか、転校するか決定する
2.転校を決めた場合、次の転校先の学校を決める
3.転校先の学校で入学手続きを進める
4.今の学校に必要書類を提出する
5.今の学校があなたのSEVISレコードを次の学校にSEVIS上で移動する

というもので、難しいことではないのですが、さて、今回起こったトラブルです。

■ 書類の出し忘れでStatusがCompleteになってしまった!

今の学校が次の学校へあなたのSEVISレコードを移動させるのに必要な書類は
基本的には転校先のTransfer form と Acceptance letter
です。

プログラムを終了した生徒が、Transfer formを学校に提出しました。スタッフは必要事項を記入、その生徒に書類を手渡しました。
「Acceptance letterを後日提出してください」と念を押されていたにもかかわらず、Acceptance letterを提出しなかったため、プログラム終了から60日以上が過ぎてしまい、Statusがアウトになってしまうトラブルがあります。

以前からブログでもお伝えしていますように、プログラム最終日から60日(当校の場合I-20の最終日はプログラム終了日です)はGrace Period(グレースピリオド)に入り、
生徒はこの期間に転校するか、アメリカを出国しないといけません。

SEVISのStatusは61日目に自動的に Active から Complete に変更となります。 Completeになったら学校はもうどうしようもありません。
次の学校で、USCISに手数料を払ってStatusのReinstatementを行うことになります。

■ なぜAcceptance letterがないと転校手続きが終わらないの?

転校先のTransfer formにはほとんどの学校が以下のように注意書きを記載しています。

”Acceptance letter(入学許可証)を受け取るまではSEVISのレコードを転送しないでください。このTransfer formは入学の許可証ではありません。

この注意書きがあるので、今の学校はTransfer formとAcceptance letterがそろわないとレコードを転送しないのです。

入学申込書を記入し、支払いが終了して転校手続きが次の学校で終わっていても、レコードが次の学校に移っているかどうかは書類をきちんと渡しているかどうかになります。
丁寧な学校であれば、入学手続きが終了しているにもかかわらず、SEVISレコードの転送がない場合、今まで通っていた学校にコンタクトして確認してくれることもあります。
ですが、すべての学校がそこまでフォローするとは限りません。

NYEAでも他校からの入学が多々あります。
入学手続きが終了した後、Acceptance letterを発行しますが、かならずこのAcceptance letterとTransfer formを今まで通っていた学校に提出するように念を押しています。
当校では仮にレコードが当校に転送されて来ない場合、その学校へコンタクトをとっています。

転校手続きは難しいものではありませんが、もしくは次の学校・今の学校のスタッフにステップを必ず確認しましょう。

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